文楽鑑賞2017 ②

薫風の定休日。
2月に続き、娘の代休を理由して文楽を観に行きました。

加賀見山旧錦絵
親父のふるさとである加賀のお家騒動がモデル。
これは、格子の着物をきた主への忠誠心篤い武家の娘お初と、
町人の家のででありながら聡明な中老、尾上。
上からのいびりに耐え、何も言わない主人を気遣って肩をほぐしてるところ。

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表情は変わらないのに(仕掛けで劇的に変わるかしらもありますが)、顔の角度や
腕・指の動き、不思議なまでに表情豊か。
そもそもは女房殿の趣味でしたがこの繊細な芸能に興味が湧いて、今では
末娘も巻き込んでの観劇は、ささやかな楽しみの1つです。

娘がこんなことを我々に言いました。

なんでやたらに死ぬの?
曽根崎心中(前回観た)も2人で死んじゃうし
今回なんか子供を殺しちゃうし自分も、おかみさんまでみんな死んじゃった

確かに。
女房殿がざっくり説明します。

この頃は、身分が違う人同士で結婚するのは非常に難しかった
この世でダメならあの世(死後の世界)で一緒になりましょう、それが心中
昔は自分が正しい、悪くない!それを証明する…死んじゃう(こともある)
変わらぬ強い気持ち(尽くす気持ちとか)を表すために…死んじゃう

最初は、文字どおり意味がわかんなかったそうです。

今年、もう1回くらい行けるといいんだけど。

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