脱いだらスゴいんだから…

THE 紺屋の白袴こと、店主のラリー車 #9741  。
ちょっとこのままじゃいろいろよくないので、このオフは徹底的に見直します。

スペシャルピストンが届きました(上)。
下のピストンは、いわゆるコンペティション用として使用する一般的なもの。

IMG_5680

IMG_5679

ピストンのハイトが全然違うのがわかりますよね。
ピストンはコンロッドに連結してもらって、クランクシャフトにパワーを伝えます。
すっごい勢いで上下運動をしますから、高さや重さは抑えられればそれに越したことはありません。

今回のスペシャルピストン、高さもスペシャルなら重さもスペシャル。

こちらは一般的なコンペティション用のピストン、381g / 1ケ。

IMG_5682

こちらは冒頭のスペシャル、267g / 1ケ。

IMG_5681

1ケあたり 120g 近くも違う!
軽さはわかってましたけど、測ってみて実感。

連結具コンロッドも…

これは一般的なもの、643g 。

IMG_5678

スペシャルなの 430g !!

IMG_5677

こちらは 210g / 1本 あたりの差。
ピストン+コンロッドセットで約330gのシェイプアップ。
これが4ケ、縦の運動でどれだけ効率が上がるか…

でもこういうものって、組んじゃえば全てブロックの中に収まってなんにも見えませんから。
出来上がって
「なにこれフツーじゃん?」
とよく言われるのはこのあたりです。
イヤイヤ、脱いだらスゴいんだから。

どこに力を注ぐか、どこに予算を注ぐか、車作りの基本であり永遠のテーマです。

競技車はこういうところに心血注ぎますが、逆に競技やらないんだったら全く必要ない。
乗りづらいもの、普通に使うには。

作って走って検証して。
グレイスは常に最前線を目指します。
テクノロジーと倫理観のバランスも、常に意識しています。
倫理観は幸い、モータースポーツにレギュレーションがありますから安全面と
種の保存(笑)の観点から、軸になるものはあります。
走って曲がって止まる、車の大原則ですが 旧い車を維持したり管理するには
それだけでは務まりません。

人が考えないと。

アクセス・営業日はこちら CONTACT US