トキワ模型店は健在だった!

この夏は、身内との別れが多い夏になりました。
店を愚息に任せて、葬儀。
長兄を送る道すがら、いろんな意味で私の『原点』と言っても過言ではない場所へ
立ち寄ってきました。

トキワ模型店

驚くなかれ、予想通りまだ店を開けていました。
そうあって欲しいと思ってましたし、夜にシャッターが閉まっていてもいわゆるしもたや的な
雰囲気は感じられなかったので、きっとまだ商ってるんだろうと思ってはいました。

店へ入ったら…
あの「お兄さん」だ、ってすぐにわかりました。
うわぁどれだけ振りだろう…横浜へ引っ越してからは会ってない。
つまり「お兄さん」は、もう70代のおじいさん笑
でもおじいさんには見えずおじさんくらい、とっても若々しい…そしてちっとも変わってない。

当時のお店はお兄さんの親父さんがやっていて、お兄さんは夕方になると店に居た覚えが。
きっとまだ学生さんだったんでしょう。

一気に時間が巻き戻ったような感覚。
大昔の超常連であることを伝え、あの時はこうだったあぁだったこんなこと教わった…
もう矢継ぎ早に話して、楽しいひととき。

思えば私のお店のスタイルは、ココの店の影響が大きいのかもしれません。
店頭で手を動かしていることも多かったので、作業を目の前で見ることができました。
模型の作り方とか、わからないことがあるとよく聞きに来たものです。
そうすると、あぁするといいこうしちゃダメだよ、現物で教わることもありました。

模型屋さん業界の今(お兄さんは斜陽産業と言ってた)、界隈の衰退ぶり。
近所にある小学校はいずれも、4〜6年生は1クラス、それも20名程度だそうです。
鉄道模型をやる年齢層は、主に60代前後。
でも明るい話題も…『全国高等学校鉄道模型コンテスト』なるものが粛々と開催されてること。

娘が鉄道模型好きであることを伝えると、さらに話は盛り上がって。
懐かしい懐かしい、キットを見せてくれました。
マッチ棒の頭を落として、木材に見立てて…いろんな工夫をしたもんですあぁ懐かしい。

娘は自分の Nゲージで走らせられる小さな小さな機関車が気に入り購入。
私は小学生の頃に作ったプラモデル、あんまり懐かしいから買いました。
(価格を記したシールの数字ですら懐かしい笑)

懐かしい昔の話ができるとまだがんばるか〜って思うけど、厳しいねぇ
手を動かす人が本当に減ってねぇ
カッターひとつ、子どもに持たせないもの
扱いをいい加減にしてちょっとしたケガでもすれば、覚えるんだよね
そういうの知ってたら、振り回して人を傷つけたりは絶対しないよ

なんか、しょっちゅう自分が言ってるようなことを、人の口から聞きました。
あ、ココは私の「原点」なんだった。

「オレも大人になれなかったなぁ〜」
ずっと1本、筋を通して1つのことを続けてきた人のこの一言、カッコよく思えました。

価格競争に走る日本の経済の仕組みに、辟易としていました。

安いから では育たない
求めたいから でないと
アメリカやヨーロッパでは需要があり確立してるから、値段で首を締めることにはならない
続けたいけど…

娘の戦利品。
箱から恭しく出して、改めてビックリ。
うへ〜!ち、小さい…

どのくらいかというと、後ろに写り込んでいる椅子は子ども用の椅子。
去年の秋に娘がリペイントした IKEA の子ども椅子。

もちろんこれだけでも走りますが、オプションパーツがついていたのでじっくり時間の
ある時に、一緒にやってやろうと思います。

0.4mm のドリル使用

しくじったら大変。

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