しつけ糸も取っていない、袖を通していない着物2枚を譲り受けました。
夫のお姉さんから…今年85歳なんですけど。
どうやら彼女が私くらいの歳の頃(40代)に、買い求めたものだそうで。

1枚は白い紬、もう1枚は雪輪模様の大島。
まずは白い紬を、たとうから出して風に当てました。
毘沙門亀甲に見えなくもないけど…ちょっと違うな。
着てみる前にイメトレ…何を合わせよう。

昨夏に亡くなった、夫の母の名古屋帯 通称「からし」。
帯締めは同じく亡くなった母のもの…でも使った形跡なし。

まだ私、若いんで(笑)明るい色目だっていいじゃない〜
これは、父方の亡くなった叔母の羽織だった紅型を名古屋帯にリメイクしたもの。
帯締めは私が初めて自分で買ったもの、学生時代に浅草仲見世の和装小物店で 5,000円也。
小田巻の赤が差し色になってます。

最後は、私の帯 通称「ねこ」と合わせて。
黒の塩瀬に江戸刺繍で、黒猫他が描かれています。
帯締めひとつでガラリと雰囲気が変わります。

ピンク、赤、グレー…なんかイマイチです。
縹色(はなだいろ:濃いスカイブルー系)なんか合わせるとスッキリ洒落るんでしょうか。
これは白地に朱と細く金で亀甲紋、軽やかな印象です。

冠組(ゆるぎぐみ)の存在感のある朱の帯締めは、黒が一層映えてキリっと迫力が出ちゃうな。

着物を着る人、興味がある人のところには、どこからともなく着物が集まってきたりします。
今、私のところにある着物たちは、自分にと親が揃えてくれたものもありますが、
縁のある人から下がってきたものもあります。

存命の(100歳)実家の父方の祖母
亡くなった父方の叔母
その叔母の友人2人
亡くなった義母
実家の母
義姉(今回リストに追加 笑)

「その叔母の友人2人」の母上

縁があると書きましたが、この辺りになると実際にお会いしたことは当然、ありません。
でも着物でつながるこの不思議な「縁」。
こうやってつないでいけるのが、着物の不思議でスゴいところ。
今のスタイルで生活するには残念ながら戦闘力の落ちる装いですが、
日本人として外したくないところです。
着物のルールとかタブーとか、そういうの難しいです…いつかもココで書きました
でも日本の民族衣装として、絶やしてはいけないですよね。

普段からは想像できないけど、着りゃぁビシっとするネ…いいもんだ。
いろんな人のご縁をまといながら、このくらいにはなりたいもんです。

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