前編はもうご覧になりましたか?

Shakedown が開催されるのは、HQ Roeselare(ルーセラーレ)から 15km ほど
南にある小さな村 Slypskapelle(スリプスカペッレ)。
kapelle はチャペルの意、なるほど村の中心には立派な教会がそびえ立っています。
案の定フェリーは降りるのにそれなりに時間がかかり、Slypskapelle に着いたのは
オーガナイザーが定めるレッキの終了数分前。
到着するや否や、競技車を回送していた夫はレンタカーに飛び乗り、即座にレッキを
始めました。

ラリーは時間に支配されるスポーツです。
スポーツですから公平性を期すために、いろいろ縛られます…当たり前のことです。
定められた時間の外は基本、罰則の対象。
でも、オーガナイザーの目がある気配が全く…ない。

あれ?

思いっきり肩透かし。
だれーも居ないし。
先に着いてた織姫(笑)こともう1台のコ・ドライバーが電話で問い合わせたところによると、
勝手にやって 的な返答。
ひとまず粛々と試走をし、さぁ昼食の相談。
我々が車をワワーっと置いたのは、さきの教会のたもと。
(この左手に、とんがり屋根の塔がそびえます)

そこは 1pm からだったかな?駐車できないとのサイン。
カフェは開いてないし、ここは一旦引き上げてホテルにチェックインして腹ごしらえ。
それからでも後の予定は十分こなせるぞ、ということで移動。

アーリーだったけど何とかチェックインさせてもらって、電車で単身到着の仲間もタイミング良く合流。
レセプションでオススメのお店を聞くと…イタリアン。

洗面器にいっぱいのパスタを食べて(笑)いざShakedown !

再び村へ出向くと、そこはたかだか3時間くらい前とはうって変わってすっかり『ラリー村』の様相。

テントがあちこちに立ち並び、いろんなチームが準備をしています。
地面に養生+ 6kg の消火器を備えれば、教会そば定められたエリアにサービスの設置が許されています。
あぁ…”Service Area” の項にあった

Please respect the entrances to the houses.(家の入り口にはくれぐれも敬意を払うこと)

それってこういうことなんだ。
サービスエリアはどこに設置しても人んちの前。

お隣のチームなんか、思いっきり玄関脇。

ゼッケンを貼り(あんなに降った雨もあっさり上がって  ←  この雨に今後悩まされる)

いつの間にかカフェも営業(酒場+出張 HQ になっており、ロードブックなどはここで受取)

三々五々車検を受け、Shakedown が始まります…
と、すんなりとはいかず。
車検場で Safety Equipments(安全装備)のチェックの折に、ノーメックス(難燃性繊維)の
アンダーウエアでケチがつきました。
噂には聞いていましたが…半袖NG(今年から “FIA NOT APPROVED”)アンダーパンツも必須。
(ちなみに Manx でも国内でも、着たことない…)
車の検査はろくすっぽせずに(素晴らしいと連発)今日はいいけど明日はそれがなければ出走できない、
とバッサリ。
救いだったのは(のか?)、車検委員が売ってる店を教えてくれて翌日サービスが手配、本番には
間に合いましたが。

Manx で一緒に走っていた仲間たちに、「ベルギー変わってるぞ、気をつけな」と忠告されていた
のはこれかしらん…と思いながら、こりゃクセありだぞと警戒レベルを引き上げた次第です。
ま、上げたところでどうにもならなかったんですがね…

かくして、Shakedown が始まりました…
ぺらーんとした平原(時々とうもろこし畑)が、このラリーの舞台です。
会場では、Mini Cup にエントリーしている UK からの面々に会いました。
彼らはもう何度も来ているので、勝手知ったるフランデレン。
ビール片手に、高みの見物?です。

Shakedown が始まる頃には、カフェの中も外も呑み助で溢れかえっており、まーベルギー人
ビール大好き ❤︎
観戦ももれなくビール片手。

Manx では Shakedown の走行は2度と決められていました。
ココではスタートのタイミングの管理こそしていますが、回数のチェックは一切していません。
Shakedown で10回近く走ってハッスルしちゃうエントラントも少なくないんだとか。
挙句の果てに、前片足おんもげてクッチャクチャになってる競技車も見ました。

こうして想定外の Shakedown の日は暮れていったのでした。
ロードブックゲット、明日はがっつりレッキ(試走)です。
どうなることやら…

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