Manx National Rally 2023 “Leg 1” その2

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SS3 フィニッシュ直後に、時間はあるかとドライバーが尋ねます。

次の SS4 のスタートは近い(ATC まで与えられている時間は6分)んです…
そして、SS4 でレグ切れ。
ということは、各セクション毎に与えられるペナルティーフリーの15分が本当にあるんだとしたら、
何か策が講じられるかも。


時間はある!と私は答え、ドライバーは十字路を右に行くところを直進してすぐの広い場所で、
早速フードを開けてエンジンベイを覗き込みます。
コンタクトポイント(残念なことに新品)の不具合で、例の失火は起きていました。
私も1度は車を降りたものの、人の手や力は不要っぽかったので走り出しに備えてさっさと助手席へ
戻りました。
案の定、わずか数分で応急処置は完了、時間も大丈夫でした。

そして迎えた SS4 。
すっかり復調!
ステージ3本分のフラストレーションを一気に発散…
このステージは名物コーナー(我々は金子コーナーと呼んでいる)を通って、これまた名物の地点を
通って行く短めのステージ。
“Cattle Grid” をいくつも通過するのが特徴です。
Cattle Grid とは、蹄の動物(羊や牛など)が嫌がって敷地から出ない仕掛けで、路面は隙間の空いた
パイプです(=路面が変わる+滑る+ゲートが狭いので進入の姿勢をフラットにする必要あり)。

Special Stage の LIVE でもかっ飛んでいく我々のミニ car131 が紹介されました。
(2:10:02あたりから)

仲間が観戦していた、金子コーナーを行く我々。
ここまでは狭くデコボコした道を激しく上ってきて、ココで鋭角に右折、この先は広い道を走り
上に貼った LIVE のカメラが構えていたポイントへ進んでいきます。

やっとこのステージで3番時計(クラス3位タイム)、乗ってる側はそこまで怖さは感じません…
特に広い道では、自作のペースノートの効果も充分に発揮できていると感じました。
ドライバーは本当に走りやすかったようです。
これまでの3本の不調が、誠に悔やまれるところですがこれもラリー。
Leg 2 が始まるまでの間、しばし休憩です。
腹ごしらえをしつつ(食べっぱなしなのでナゲットとチップスです)

アイルランドのミニクラブの親子と交流したり…
坊やからステッカーもらったので右クォーターガラスに貼りました、丸いのです。
お礼に、持参した和三盆糖の干菓子をあげました。

完全復調、Leg2 はどうなるでしょう…
日没が遅いとはいえ、かつてのラリーからするとLeg2 5本と少なめとはいえ…
サービスナシのぶっ通し。
車を壊さず、無事1日を終えられるように。

Manx National Rally 2023 “Leg 2” その1につづく