コドライバーバッグ

ここ数年使っていたバッグ、ターンロックがあっという間にカバンのフラップから外れてしまい、
ロックが効かなくなってしまった…ので、夫に探してもらっていました。
何年も使ってないのに!

どれにしよう…

コレ、ポケットとかいっぱいついてて一番好みなんですけど、とっても大きいんです。
とっても小さい車でラリーやってるので、ヘルメット1つ置くのに難儀してるのにデカイカバン
なんてもってのほかです。
魅力的なんですけどね…

お次はRacing Equipments のサプライヤー、Demon Tweeks のオリジナルバッグ。
小ぶりでフラップとかなくてサッパリ。
正面には大小ジッパー付きのポケット、サイドにはペンホルダーと細長ポッケ。
ただメインのお部屋には、ジッパー付きの内ポッケがあるけど…間仕切りはナシ。
背面にはドアバーにぶら下げられるように、スナップ付きのバンドが付いています。
ウチのドアバーは斜めに入ってるけど、そのバンド使えるかな。

最後は3つの中で一番小さいこちら。
両サイドにペンホルダーが付いていて正面にジッパー付きの大小ポッケ、マチ付きのペンが入れられるような深い細長ポッケ。
決して大きくないんですが、メインのお部屋は間仕切りがあります。

裏は一面ベルクロ!になっていて、ドアバーにつけられるようになってます。
…ウチの車は使えるだろうか?


ロードブックもその昔からすると小さくなってる(A5)し、Bulletin(公式通知)なんかもアプリで
通知きて閲覧…てな感じで、携行品も少なくなる傾向にあります。
2019年に出たベルギーも、今年のManx National も、公式掲示板なかったもの。

うーん。
一番小さい Sabelt のにしようかな…
何でもかんでも入れなきゃいいんだ。
気がかりは、持ち手がベルクロで留めるフラップについていること。
でもあれこれ入れるのをやめることにするんだから…大丈夫か笑

コレが四角い顔のミニですっ

昨日ここで紹介した、10月の岐阜でドライバーデビューする 1275GT です。
ラリー前の点検、ラリー車には仕上げてありますが細かいところを整えていきます。

ドアバーをつけます。
この車両、ロールバーは黒ではなくボディと共色になっているので、ドアバーも揃えます。

消火器もつけます。
明日はインカム(ドライバー/コドライバー)のコントローラーとか、細々したものを支度。
あとは、整備。
各種ステッカーも忘れずに貼らなくちゃ。
(ドライバー/コ・ドライバーの名前、グレイスのURL とか…もう切り出してあります。

久々に全日本ラリーにエントリーします

今年は5月のマン島ラリーにフォーカスして、国内ラリーはご無沙汰でしたが10月の全日本最終戦
高山で開催される ラリーハイランドマスターズ にエントリーすべく準備を進めています。
目下エントリー受付中、今年は50回目の記念大会なんだそうです。
先人の苦労、継いだ者の苦労、続いてくるにはいろんな困難の連続だったはず。
節目を迎えられて、関係者の皆々様には感慨ひとしおだと思います。
心からのお祝いを届けに、行ってこようと思います。

そして今回、クラブ員が自分の車でエントリーします。
過去にコ・ドライバーで既にデビューしていますが今回は自分の車でドライバーとして。
ミニに乗っていた岐阜在住の彼は、我々の全日本遠征を観客として見ていて、ステッカーから
グレイスを探して訪ねてきたんです。
昨年念願のミニのラリー車を手にして、今回自分の車でエントリー…そう、地元。
ミニはミニでも、お顔の四角いコ 1275 GT お色は Teal Blue っていって、深い青です。

実はハイランドマスターズは、道幅広めでスピードが出るステージが多いんです。
これまでに2回参加(完走率50%…)していますが、特に下りはスキーのスラロームにも似た感覚で、
今年マン島を攻略するのに足のセッティングなど大いに参考になったそうです。
夫のお気に入りのラリーです。

写真を見返していたら思い出しました…
2021年は、とあるステージの中盤でバーストした気が…
その場で止まってタイヤ交換するのかと思いきや、だましだまし走りきり、フィニッシュ後 TC を
くぐった後…つまりリエゾンでタイヤ交換をしたんでした。
確か次の TC まで数分しかないセクションでしたが、驚きのスピードでタイヤを履き替えギリ時間内で
次の TC に飛び込んだ覚えがあります。
しっかし、ラリーっていろんなことがあります。

10月13日(金)〜15日(日)
メカニックは1名残って営業していますが、手が少ないのでご不便をおかけするかもしれません。
ご理解とご協力をお願いします。

50th Rally Highland Masters 公式サイト

***
安全装備について。

ヘルメットやレーススーツには、使用期限があります。
車に装着しているバケットシートやハーネス(シートベルト)、消火器にも使用期限が。
今年 Manx National にエントリーした時に、それらの使用期限だけでなく使用モデルの認証番号まで
明示する必要がありました。
国内のラリーでは使用期限しか聞かれないので、意識の違いを改めて感じたことを覚えています。
どうも車のことは運ちゃん任せにするきらいがあり…改めようと今回、各装備品のタグ(タグに
認証番号だの有効期限だのが記載)を画像で残しておくことにしました。
例えばこんな感じ。
コレはシートベルトのタグ、新しいモデルなので有効期限は 2028年。
この間まで使っていたモデルは、FHR に沿う部分が FHR の形状に合わせて細くなっていましたが、
今回装着するのは肩ベルト全体が細い作り。
どんどん進化してる。

ヘルメットもレーススーツも、ピンキリとはいえかなり根の春張る物なのでとかく後回しになりがち。
グレイスでは、何をおいても安全装備にまずお金をかけるよう、話をします。
モータースポーツ、特殊な道具を使って危ないことをします。
当然お金もかかるわけで、家族や周りの同意や協力なくしてはできないスポーツです。
安全装備をきちんと支度すること、それは自分を守るため、ひいては理解してくれている周りの人
への礼儀でもあると思うんです。
車のチューニングや速くすることなんて、二の次二の次。
皆が安全に気を遣ってモータースポーツに臨めば、危険やリスクは少しでも減らせるはず。
だからグレイスでは「何は無くとも安全装備」と話すんです。

ガラス、ガラス、ガラス

四方ウィンドを入れます…車検の受け入れやオイル交換とかのご来店もあるしスライドウインドまでは
多分届かないな。
フロントは熱線入りです。

(フロント、左クォーターが入りました)

右クォーターも装着。
最後にリヤウィンド。
ボディワークのスタッフ(次男)が作業できていたので、ちょいと手を借りました。

さ、今日はここまで。
定休日明けて火曜は、保税倉庫へ車を迎えに行きますので、その支度をして帰ります。

嗚呼…今日で8月もおしまい

炎天下で洗車してますが、どことなく秋。

国内で使う競技車をスイッチするので、助手席をキメます。
シートポジション(前後位置、高さ、角度)とフットレスト、アクセサリー?っていうの?の類。
hans とヘルメットを着けたところをイメージして、1段階起こしてもらいました。
目線が遠くへ飛ぶので着座位置は割と低くてもいいんですが、あんまり低いと私上背があまりないので
道の確認がしづらくなっちゃう。
うん、これでいい気がする。

フットレストも重要。
ステージを走る間は、シートと体が一体化して(=シートは車体にガッチリ固定されてるのでつまりは
車体と一体化)衝撃から身を守ります。
フットレストで踏ん張ることで、よりボディと一体化しますから。

アクセサリー類?の位置も、使いやすい位置でつけてもらいます。
距離を正確に測るトリップメーター、カウンターのリセットボタンを取り付けてもらう位置。
マップランプが生える(どこが根っこ=スイッチ か)位置も注文を出しました。
これまで使っていたのは Aピラーに沿って留まっていたので、私にはちょっと遠かったのです。
全日本は殆どナイトステージがないので、出番がどれだけあるか疑問ですが、でも使いやすいに
こしたことはありません。

ピラーに沿って入っているロールケージのおかげで、ドアオープナーが正規の位置では非常に使い
づらいんです。
90° ずらすと、調子いい。

これで、『私仕様』のコックピットになりました。

『安全』が進歩する

10日ほど前に紹介した「ハーネスバー」。
補強に加えてハーネス(いわゆるシートベルト)とFHR の効果が、より高まるように考えられて
います。
早速国内の競技車に装着してみます。

しっくりつきました。
細長い形をしたガイドの部分に肩ベルトがそれぞれくぐって、乗員の肩を目指して伸びるんです。
1960年代、ミニがラリーで強かった頃にはこんな装備、想像もできなかったでしょう。
機械加工の精度や考え方が進歩して、各機構ももちろん進化しているんでしょうが、乗員を守る
装置もまた進化し、各機構の進化に沿う形になっています。
かつてより間違いなく速度域は高いでしょうから、当然のことです。

お役立ちアイテムゲット

今年渡英した時に、現地パートナー Paul が使ってたタイバンド。
積載車の上で車両を留める道具なんですが、タイヤに噛ませて留めるタイプ。
ボディから引っ掛けるより、負担が少ないし転がる元を抑えるから効率もいい!
コレです!

拡大!


日本じゃ売ってません。
ってことで、向こうから買いました。

トラックの荷台、要加工ですが車両の負荷が減らせます…楽しみ。

***

トーゲージ。
トー角を測る道具で、ラリーやレースで遠征の時には持って出かけます。
デジタルのものを見つけました。
どうやらここ数年で開発された商品みたいです…従来品とは比べ物にならないコンパクトさ!こんな箱に収まっちゃう。

ナニナニ…自宅で自分で正確に測れるので、専門家に出す手間や要する時間、コストが節約できる、
ウムウム…
これは取扱説明書をきちんと和訳して、それこそ手軽に苦なく使えるようにしておく必要がありそう。
やるか…

厚化粧を落とす

先日バラしたエンジン、刷毛でボテボテに塗ってあった塗料を剥がして高圧洗浄機で洗いました。
アチ〜笑

それにしても、何というか厚化粧だったね…

***
より高い安全を得るために、ロールバーも日々進化しています。

例えばハーネスバー。
安全装備の一であるシートベルト(肩ベルト)を生やすための、バー。
(画像は Safety Devices ページより)

ハーネス(肩ベルト)には、力学に照らしてより効果が高い装着方法があります。
下の図は英語とフランス語とで書かれていましたが、啓蒙の一環として日本語も書き添えました。

ミニはスペースが極端に限られているので、それを満たすために開発されました。
せっかく用意しても、効果が薄いんじゃ意味がありませんもの。

赤いのとか、赤いのとか。

今日はフロントロールケージを2台分用意して装着します。
用意して ← ロールバーパッドを巻くんです。

バーの外寸に合うものを用意しているので巻きつけて、瞬間接着剤で留めて(のりしろなし)
接着面が隠れるように、テープで保護します。

マスキング、性格出る

組みあがったエンジンに色を入れる。
塗りたくない場所に養生(マスキング)をするんですがこの作業、性格出ます笑
これは競技車のエンジン、若手がラリーに使うミニにこれから載せます。