もうすぐ出ます

おかげさまでいい天気です。

見てくださいバッチリです笑


競技車に safety Equipments を積みます。
車検の時に装備品も併せて(有効期限など)確認を受けるので、車と一緒にしておきます。

給油して、車を積んで、支度をしたら出かけます。

やっとできた

構想、足掛けX年…
やろうやろうと思いつつ、なかなか取りかかれずに時間ばっかり経ってましたが
ついに…
(大袈裟だね随分 笑)

テントが載る『お膳』的なものができました。
お膳…固定じゃないんですね、これが。

奥に小さく写っていますが、アイボルト(頭部にワイヤーや紐を通す穴がついたボルト)ギリギリに
寸法をとってあるので、設置するだけで前後には決して動きません。
そこへテントを載せて荷掛け紐で固定すれば一体化。

少し距離を取って、数日前に作ったタイヤラックを受ける棒も1本渡しました。
完璧です(自画自賛)。

さて…
普段は使わないので、この備品をしまっておく場所を考えなきゃ。

追記

参考までに『お膳』の足になってるのは “Safety Devices” 謹製(FIA Approved 笑)ロールケージに
付け足すドアバーの端材ですから、強度はお墨付き。

#9741もうちょっと

国内で使用する競技車(こっちも#9741になりました)、細かいものを残すだけってトコまで
どうにかこぎつけたようです。
どれどれ…
先日検討の上、選んだコドライバーバッグもドアバーにつくかどうか試してみます。

お?
イケるんじゃないの?
床とのクリアランスも確保できて、ドアバーに預けられそう。

床とのクリアランスが必要な理由?
それは…

雨漏り

組み立てのマシンだから杞憂に終わるかもしれませんが、これまで使っていた緑の Rover Cooper
雨漏りしました(今でもするはず笑)。
ドカ雨が降るとどこからともなく浸水、気付けば床に水が溜まっています。
時にうっすら、時にちゃぷちゃぷ。
いつだったかエラい目に遭ったので、水をよく吸って気兼ねなくどこでも拭ける古タオルを車内に
しのばせるようになりました。
運ちゃんの方は特に、チャプチャプしてるとペダルワークに響きます。
古タオルに溜まった水を含ませては車の外で絞る、を繰り返す…地道な作業ですが水を取り除けます。
移動中にもできます!(窓から )

そんなわけで信用してないので(笑)バッグが床に接するのは避けたいんです。
コドライバーの方だって、ノートやドキュメント類が濡れるのも困るし、ケーブルの予備が入って
いたりしますからとにかく濡れるのは困ります。


補助灯も支度しています。
次の高山(ハイランドマスターズ)ではアイテナリー(旅程表)を見る限り補助灯の出番はなさそうです。
全日本はほぼデイラリーなので、薄暗いことはあっても暗くなる頃とかナイトのイベントは殆どありません。

夜のステージ、補助灯を点灯させてカウントダウンが進む中でドライバーがハイビームに切り替える…

オーキタキタ(ワクワク)ってなります笑
変態ですかね…

ラリーのサービス

10月中旬に控えている全日本ラリー ハイランドマスターズ。
今回はグレイス店主こと氣谷と、クラブのメンバーの 1275GT オーナーがドライバーデビューと
以前ここに書きました。

ラリーは、走る人だけでは成り立ちません。
主役と取られそうですが…確かに車が時間に支配されて走ってラリーは進行していくので主格では
あるかもしれません。
でも!
走る人だけじゃ成り立たないんです。
運営サイドには沢山の人が関わっています…本陣で動かす人、競技を回すマーシャルの皆さん、
コースを走るに足るか最終チェックするセーフティカーや、皆が走った後のチェックをする追い上げ…
そして競技者を待ち受ける「サービス」は、欠くことはできません。

規則によって定められた時間に、定められた場所で車を整えます。
時間が限られているので仮に要整備箇所が生じたとして、どの整備を優先するか即座に決定しなければ
なりません。
時間内に終わらせる技術力も培われます。
こう書くと整備にばかり目がいきますが、サービスはメカニックの独壇場ではないんです。
ジャッキで上げる/下げるを毎回担う人、タイヤ脱着 / 空気圧まで責任持って行う人、窓だけ拭く人、
時間を徹底的に管理する人、雪をホイールハウスから取り除いて作業スペースからかき出す人…

上に挙げた細々として作業は、メカニックでなくても担えます。
自分ができることを責任持って行う、その集合体がサービスなんです。

ちなみに、特別なスキルが無くても担えますが、何度も続ければその作業 / 仕事のエクスパートに!
「人は経験の生き物」ですから。

娘は小学生の頃からラリーのサービスに居て、私が「時間」の管理者に任命。
以来、時間を管理しながら、他のクルーと連携してホワイトボードの管理などもこなします。


企業がチームにスポンサー、よくある話です。
金銭的なもの・商品の提供などの他に、これは外国で見かけるのですがユニークな「出資」をしている
ケースがあります。
サービスに人を派遣するんです。
例えば人事課の人とか人材育成の立場の人、とか。
サービスは有事には「猫の手も借りたい」ので、頭数があるのは何よりありがたい、大歓迎。
それこそ食料調達だって人出が要ります。
何もなければ平和そのものですが、ひとたび何か起きてしまうとギリッギリのカツッカツ。
しかも予定できない。
(何が壊れる、壊れない…なんて予定組めません笑 できれば何もないのが一番いいんだから)
そんな中で、キリっと判断して優先事項を淡々とこなしたり、限られた条件で最上の作業をする、
そんな体験ができるのが、サービス。
予行演習とかないので、集中力や精神力も培われます。
(でも、「想定」して臨みます…どれだけ想定してるかも実は能力のうち)
企業として、畑違いの場所でも集中して自分ができることを探して自分の力を出す、そういう場に
人材を送り込む…
人材育成や、人を「見たり」するのに格好の機会だったりするんです。
あるクラブ員が、初めてチームのサービスに参加した時にこんな風に言いました。

「新人研修はココでやればいい、すごく勉強になるのに」


さて。
10月に開催される全日本ラリー ハイランドマスターズ(高山)へはクラブから2台、選手権外
クラス(オープン)に参戦します。
グレイスのお客様も入れるとミニ3台。

先着1名、サービス員を募集します!
もちろん経験は問いません笑
(経験者を探す方がむしろ大変)
ラリーに興味がある人、ミニに興味がある人、歓迎です。
ご質問等はメールでもお電話でも、ご連絡ください!

店主クルーは木曜午後に現地へ向けて発ちます。
金曜日は早朝から Recce(ステージの試走)があるので、前日のうちに現地に入ります。
金曜早朝にはサービスクルーが横浜発、パラパラと現地に入ってそれぞれがそれぞれの準備をします。
本戦は土・日の2日間です。

千光寺…

今日はトンボ返りで加賀行き。
先日旅立った長姉に、菩提寺でお経をあげて頂きに行ってきました。
彼女が望んだ通りにできて我々も満足、奇しくも昨年逝った長兄の祥月命日が9月28日なので
1回忌の法要も併せてお願いできました。

いつもは 新東名ー東海環状ー東海北陸道ー北陸道 のルートをとるのですが今回は、中央道松本下車
安房峠経由で高山へ抜けてそこから東海北陸道で日本海側へ出ました。
松本ー高山間は一般道を 100km ほど行くので、どうかなーと思いましたが、距離がだいぶ短いので
さしたるストレスもなく往復できました。

いつか見た風景です…

前回(2021年)ハイランドマスターズ(全日本ラリー:ホストシティは高山市)のアイテナリー
(日程表)です。
ここから入っていった先に SS(スペシャルステージ)がありました。
今年は使わないようです…
ハイランドマスターズは、10/13 – 15 えーっと、3週間後にはまたこの辺に来るんだわぁ。
次はトラックとライトバンだから、もう少しえっちらおっちらの道中になるだろうけど。

ペタペタ…

ステッカー、デカール、あれこれ貼っていきます。
Mini Spares
Demon Tweeks 様 Running Man は健在ですねっ
Valvoline
Mintex 様 … あれ、ないぞ送ってもらわなきゃ!

これが Running Man です。
年代で微妙にデザインが違います。
コレ今

こっちは少し前

僭越ながら、garage Grace のも貼りました。
URL も貼っちゃいました。
高山で見かけて、うわカッコエェ…と思ったら、検索してね笑

コドライバーバッグ

ここ数年使っていたバッグ、ターンロックがあっという間にカバンのフラップから外れてしまい、
ロックが効かなくなってしまった…ので、夫に探してもらっていました。
何年も使ってないのに!

どれにしよう…

コレ、ポケットとかいっぱいついてて一番好みなんですけど、とっても大きいんです。
とっても小さい車でラリーやってるので、ヘルメット1つ置くのに難儀してるのにデカイカバン
なんてもってのほかです。
魅力的なんですけどね…

お次はRacing Equipments のサプライヤー、Demon Tweeks のオリジナルバッグ。
小ぶりでフラップとかなくてサッパリ。
正面には大小ジッパー付きのポケット、サイドにはペンホルダーと細長ポッケ。
ただメインのお部屋には、ジッパー付きの内ポッケがあるけど…間仕切りはナシ。
背面にはドアバーにぶら下げられるように、スナップ付きのバンドが付いています。
ウチのドアバーは斜めに入ってるけど、そのバンド使えるかな。

最後は3つの中で一番小さいこちら。
両サイドにペンホルダーが付いていて正面にジッパー付きの大小ポッケ、マチ付きのペンが入れられるような深い細長ポッケ。
決して大きくないんですが、メインのお部屋は間仕切りがあります。

裏は一面ベルクロ!になっていて、ドアバーにつけられるようになってます。
…ウチの車は使えるだろうか?


ロードブックもその昔からすると小さくなってる(A5)し、Bulletin(公式通知)なんかもアプリで
通知きて閲覧…てな感じで、携行品も少なくなる傾向にあります。
2019年に出たベルギーも、今年のManx National も、公式掲示板なかったもの。

うーん。
一番小さい Sabelt のにしようかな…
何でもかんでも入れなきゃいいんだ。
気がかりは、持ち手がベルクロで留めるフラップについていること。
でもあれこれ入れるのをやめることにするんだから…大丈夫か笑

コレが四角い顔のミニですっ

昨日ここで紹介した、10月の岐阜でドライバーデビューする 1275GT です。
ラリー前の点検、ラリー車には仕上げてありますが細かいところを整えていきます。

ドアバーをつけます。
この車両、ロールバーは黒ではなくボディと共色になっているので、ドアバーも揃えます。

消火器もつけます。
明日はインカム(ドライバー/コドライバー)のコントローラーとか、細々したものを支度。
あとは、整備。
各種ステッカーも忘れずに貼らなくちゃ。
(ドライバー/コ・ドライバーの名前、グレイスのURL とか…もう切り出してあります。

久々に全日本ラリーにエントリーします

今年は5月のマン島ラリーにフォーカスして、国内ラリーはご無沙汰でしたが10月の全日本最終戦
高山で開催される ラリーハイランドマスターズ にエントリーすべく準備を進めています。
目下エントリー受付中、今年は50回目の記念大会なんだそうです。
先人の苦労、継いだ者の苦労、続いてくるにはいろんな困難の連続だったはず。
節目を迎えられて、関係者の皆々様には感慨ひとしおだと思います。
心からのお祝いを届けに、行ってこようと思います。

そして今回、クラブ員が自分の車でエントリーします。
過去にコ・ドライバーで既にデビューしていますが今回は自分の車でドライバーとして。
ミニに乗っていた岐阜在住の彼は、我々の全日本遠征を観客として見ていて、ステッカーから
グレイスを探して訪ねてきたんです。
昨年念願のミニのラリー車を手にして、今回自分の車でエントリー…そう、地元。
ミニはミニでも、お顔の四角いコ 1275 GT お色は Teal Blue っていって、深い青です。

実はハイランドマスターズは、道幅広めでスピードが出るステージが多いんです。
これまでに2回参加(完走率50%…)していますが、特に下りはスキーのスラロームにも似た感覚で、
今年マン島を攻略するのに足のセッティングなど大いに参考になったそうです。
夫のお気に入りのラリーです。

写真を見返していたら思い出しました…
2021年は、とあるステージの中盤でバーストした気が…
その場で止まってタイヤ交換するのかと思いきや、だましだまし走りきり、フィニッシュ後 TC を
くぐった後…つまりリエゾンでタイヤ交換をしたんでした。
確か次の TC まで数分しかないセクションでしたが、驚きのスピードでタイヤを履き替えギリ時間内で
次の TC に飛び込んだ覚えがあります。
しっかし、ラリーっていろんなことがあります。

10月13日(金)〜15日(日)
メカニックは1名残って営業していますが、手が少ないのでご不便をおかけするかもしれません。
ご理解とご協力をお願いします。

50th Rally Highland Masters 公式サイト

***
安全装備について。

ヘルメットやレーススーツには、使用期限があります。
車に装着しているバケットシートやハーネス(シートベルト)、消火器にも使用期限が。
今年 Manx National にエントリーした時に、それらの使用期限だけでなく使用モデルの認証番号まで
明示する必要がありました。
国内のラリーでは使用期限しか聞かれないので、意識の違いを改めて感じたことを覚えています。
どうも車のことは運ちゃん任せにするきらいがあり…改めようと今回、各装備品のタグ(タグに
認証番号だの有効期限だのが記載)を画像で残しておくことにしました。
例えばこんな感じ。
コレはシートベルトのタグ、新しいモデルなので有効期限は 2028年。
この間まで使っていたモデルは、FHR に沿う部分が FHR の形状に合わせて細くなっていましたが、
今回装着するのは肩ベルト全体が細い作り。
どんどん進化してる。

ヘルメットもレーススーツも、ピンキリとはいえかなり根の春張る物なのでとかく後回しになりがち。
グレイスでは、何をおいても安全装備にまずお金をかけるよう、話をします。
モータースポーツ、特殊な道具を使って危ないことをします。
当然お金もかかるわけで、家族や周りの同意や協力なくしてはできないスポーツです。
安全装備をきちんと支度すること、それは自分を守るため、ひいては理解してくれている周りの人
への礼儀でもあると思うんです。
車のチューニングや速くすることなんて、二の次二の次。
皆が安全に気を遣ってモータースポーツに臨めば、危険やリスクは少しでも減らせるはず。
だからグレイスでは「何は無くとも安全装備」と話すんです。

嗚呼…今日で8月もおしまい

炎天下で洗車してますが、どことなく秋。

国内で使う競技車をスイッチするので、助手席をキメます。
シートポジション(前後位置、高さ、角度)とフットレスト、アクセサリー?っていうの?の類。
hans とヘルメットを着けたところをイメージして、1段階起こしてもらいました。
目線が遠くへ飛ぶので着座位置は割と低くてもいいんですが、あんまり低いと私上背があまりないので
道の確認がしづらくなっちゃう。
うん、これでいい気がする。

フットレストも重要。
ステージを走る間は、シートと体が一体化して(=シートは車体にガッチリ固定されてるのでつまりは
車体と一体化)衝撃から身を守ります。
フットレストで踏ん張ることで、よりボディと一体化しますから。

アクセサリー類?の位置も、使いやすい位置でつけてもらいます。
距離を正確に測るトリップメーター、カウンターのリセットボタンを取り付けてもらう位置。
マップランプが生える(どこが根っこ=スイッチ か)位置も注文を出しました。
これまで使っていたのは Aピラーに沿って留まっていたので、私にはちょっと遠かったのです。
全日本は殆どナイトステージがないので、出番がどれだけあるか疑問ですが、でも使いやすいに
こしたことはありません。

ピラーに沿って入っているロールケージのおかげで、ドアオープナーが正規の位置では非常に使い
づらいんです。
90° ずらすと、調子いい。

これで、『私仕様』のコックピットになりました。