旅のおまけ 金沢 食三昧

墓参りや法事で何度も金沢を訪れるようになってから、当然土地に少しずつ詳しくなっていきました。
新幹線を使うわけでもないのに駅近に泊まってみたり、いろんなことをしましたが…

金沢では市場(近江町)のそばに泊まれば困らない
朝っぱらから海鮮丼食べられますし(これは鰤丼)

『武蔵』交差点を挟んで向かいは、エムザ(百貨店です)ですからお土産やらの調達に困りません。
(そうはいっても我々、エムザにはほぼ行きませんが…)
飲食店を含むお店もよりどりみどりです。
能登牛の店もホテルから歩いて3分でした。
東京に置き換えると、銀座と築地の両方の性質を併せ持つ…そんな感じでしょうか。
そして観光名所あれこれが徒歩圏内、散策にはもってこい。

***
納骨を終え、ひととおり済んでひと息。
安堵と寂しさと、入り混じりながら晩御飯はさぁどこにしようか。
前の週にカニ漁が解禁になっていて、市場にもカニが溢れていました。
石川県で取れるカニは「加能ガニ」(雄)と「香箱ガニ」(雌)とブランド化されています。
当然今日は、カニにありつきたいところです。
ところが目星をつけていた店は、電話も出ない…
どの店もこの店も、みーんな予約で回していて、飛び込みは門前払い。
おそらく観光客だけでなく地元の人たちも、解禁になったカニを専門店で味わうんでしょう。
さぁ困った。
そんな時は、困った時の市場メシ。
ラストオーダー間際でしたが、その名も『近江町食堂』へ飛び込みました。
大抵、お店は外しません笑

白エビ(富山の名産)のかき揚げ…すごいボリューム!

そしてカニのチラシ

コレ度肝を抜かれました…鰤カマ

これに刺身の盛り合わせをつけて…もうお腹いっぱいです。
店を出て振り返ったら、もう閉店。
歩いて3分でホテルですから、あぁ灯台下暗し笑

暴飲暴食対策に、せめて朝食のヨーグルト(まだ食べる笑)をとコンビニで買い物したって10分。
帰宅の日には毎度、市場で買い物をして金沢の食を持ち帰ります。
カニを買って帰る?家で無駄なくさばけるの…?

翌朝の市場買い出しへ つづく

そうだ、お墓行こう2022『納骨』Day3

帰ります。
朝から近江町市場へ行って、お気遣い頂いた方に手土産などお使いを済ませたら、
前日の法事に駆けつけてくれた次男と、朝っぱらから海鮮丼。
次男はその後観光して、金沢を満喫してから帰宅したようです。

我々も、ただ帰っても芸がないので帰宅途中に寄り道をば。
信州でリンゴ狩りをして帰ることにしました。
青い空に、真っ赤なリンゴ ❤︎
秋映(あきばえ)っている長野オリジナルの品種も味見しました。
(コレは多分紅玉の木)

「食べ比べってくださいねー」

農園のおばちゃんが、6種類くらいの木に案内してくれてそれぞれもいで。
どっかり座って片っ端から味見…3人で。
園内食べ放題とはいえ、風の強い晩秋の高原でリンゴをガンガン食べていたら、夫は帰りの車で
お腹が痛いとやや参っていました笑
暴飲暴食のシメに、繊維質たっぷりみずみずしいもぎたてリンゴ…
さもありなんという感じです。
リンゴ狩りの後の休憩で運転を交代し、帰宅まで私が運転しましたが…ひどい渋滞。
甘楽PA から自宅まで、こんなにかかるの?!っていうくらい

工事で車線規制
夕方の自然渋滞
お決まりの事故渋滞

もうウンザリです。
リンゴ狩りを計画したことを心底後悔するくらい、帰りは時間がかかりました。
家に帰るまでがお出かけ。
法要の小旅行は、無事に行って来られました。

さて、食いしん坊たちの旅程後半の暴飲暴食は…『旅のおまけ』で紹介します。

そうだ、お墓行こう2022秋『納骨』Day2

義兄は施設でコロナウィルスに感染し
年齢
持ち合わせの体の状況
体力
幾つもの要因が絡み合って、逝きました。
だから、葬儀はできず火葬のみ。
それも場所と時間が限定されて、且ついろいろ制限を受けての「送り」でした。
ですから菩提寺と相談して、納骨の時には葬儀に代わるお勤めを懇ろにお願いしました。
だから和装…

朝食を食べに市場へ行った時分には、薄日が差していました。
が、身支度をして出ることには音もなくしっかり降っていました…やれやれ。
雨コートに足元は…カーキのゴム長です笑
荷物の多さといい、戦闘モード丸出しのお茶会のお水屋要員みたいですが…
いいんです喪主の秘書みたいなもんだし笑

前日、晴天の中訪れたお寺さんも、もちろん大雨。
夏にお御堂の照明を LED に改めたんだそうで、薄暗いイメージしかなかったそこは明るく、欄間や
柱・天井の細工ものがとても鮮明に浮き立って、迫力満点で見えました。
「これまでもったいないことをしていた」とお住職…確かに。
古(いにしえ)の人の技がいろんな人の目に触れて、いいものやその価値観が後世に伝わったらいい…
こんなことを思いながら、眺めていました。

***
前日に清めて花を供えておいたお墓へ、義兄のお骨を納めます。
お寺さんを出るときに、石屋さんに一報入れることになっていたので連絡すると…

昨日夕方行ったらぁ、(お墓の設えが)「ここまでしとこ」ってとこまで全部やってあってぇ
わしゃぁ、やらかしたか!(日を間違えた)とびっくりしたんだけんど、線香が供えてないから
お支度なさったのかなと思って、申し訳ないことでしたね…

あ…
前日のお寺さんに続いて、石屋さんもびっくりさせちまった笑

兄を納めて、お経を上げて頂いて。
お住職を見送り、参列者を見送り、石屋さんと打ち合わせ少々。
ぜーんぶ終わって、車が走り出してものの3分と経たないうちに

ドカ雨


***

全部終わりました。
事情あって不自由はありましたが、きちんと送れた…かな。

喪服は私の父方の祖母(一昨年に101歳で大往生)の輿入れの時のもの。
ですから100年近く前のもの、ちりめんなんですが軽やかで、今のものとは違うのかな。
祖母の実家の紋が入っています。
小さい人だったので、私の丈に直してもらいました。
胴ではいであるので、おはしょりを上手いことしないとはいだ布が出ます。
でも、縁ある人の着物に袖を通すのは、嬉しいものです。

今回、一番左の喪服扇を自分で買いました。
本来は、再びないようにという願望を込めて(ンな訳ないんだけど)喪服扇は使い回さないもの、
なんだそうですが…そんなことも言ってられないのでもちろん捨てません。

紫色の紐で組まれたものは『輪袈裟』といいます。
お坊さんがよく首から掛けてる折五条、あれと一緒。
菩提寺の先代お住職の奥様が、7−8 年前に下さったものです。
今回は我が家の『長』が逝っちゃったし、今後のこともあるので支度したんです。
洋装にしても、もちろん構わないんだそうです。


天候以外の不具合はなく、つつがなく無事に法事と納骨を執り行えました。
この10年、海外のラリーや出張に一緒に行くことが多くて、思い出がたくさんあります。
娘もとっても寂しがっていました。
しばらくは折に触れて思い出しては、家族や彼を知る人と話そうと思います。
晩年はあんまり家族とも会えずにつまんない思いをしていたはず。
暮れにはまたお寺さんへご挨拶へ行くので、ゆっくり話そうかな。

そうだ、お墓行こう2022秋『納骨』Day1

お店はお休みを頂いて、石川県のお墓へ行きます。
今回は墓参ではなく納骨。
9月に亡くなった義兄を納めに来ました。
530am に自宅を出て、昼頃には現地に入りました。
さすがに紅葉が進んでいます。

早く出てきたのは、渋滞を避けるためと前日のうちにお墓を清めておきたかったから。
お供えする花をスーパーでバラバラ買って現場で支度することにして、買い物してからお昼ごはん。


朝食は車の中で、前夜拵えたサンドイッチやらおにぎりやらで済ませました。
いつも立ち寄る亀屋さん、なんと昨日から新そばを出してるって!
早速お相伴にあずかりました。

草引いて、墓石清めて、買ってきた花あれこれの長さ揃えて活けて、周りの雑草も取り除きました。
お寺さんへのご挨拶も済ませてひと安心。
翌日のお約束の時間を少し過ぎた頃に伺ったので、奥様が日付を勘違いしたかと焦ってた…
申し訳ないことをしました…

いいお天気。
明日は雨だそうです…

宿に入って、明日の引菓子を受け取ってひと息。
晩ごはんは、能登牛(のとうしって読むのね知らなかった)を出す小さなお店へ行きました。
自分でハンバーグ作るのがイヤになるような(自分で用意してる素材のせいだから当たり前だけど)
ハンバーグをいただきました。

あぁ美味しかった。
さて、明日は納骨。
我が家の家長が逝っちゃったので、ビシっと送ろうと思ってるんですが…雨って…
(和装)

去りゆく夏に、盛夏のことを少々 ⑤

少々、という割には随分長い…もうすぐ終わりますので(笑)もうしばらくおつきあい下さい。

***
動きたくないくらい満腹ですが、仲居さんに

「夜のお散歩、是非いらしてくださいね〜川向こうの竹林、夜はまた趣があります。」

と、体良く部屋から追い出され…
それもそのはず、上げ膳据え膳を熱望しお部屋へお食事を運んでもらいましたから。
そして食堂が寝間になるんだもの。
しかもお支度までしてもらっちゃうんですから。

邪魔。

さぁて、退場を命ぜられ腹ごなしに夜の散歩。
温泉地にはポツポツ足湯ポイントがあります。

お部屋から見えた朱塗りの橋。
これを渡って、例の竹林の小径へ向かいます。
仲居さん曰く、京都嵐山の竹林をイメージしてもらうとちょっと見劣りしますが…と。

いい雰囲気だよ?
川の音がなかなかに勇ましい…さわさわというよりはドードーに近いのかな。

この後、露天風呂に入って満足満足。
いつもより随分早く床に就きました。

お布団を敷き終わって仲居さんは、朝ごはんの時間を確認して下がっていきました。
朝ごはん…こんなに食べたけど夜が明けたらまたご飯…大丈夫かな笑

去りゆく夏に、盛夏の小旅行のことを少々 ⑥ へつづく

去りゆく夏に、盛夏の小旅行のことを少々 ④

さぁお食事の時間です。
お膳にはお献立書がありました。
この旅館では、お料理に温泉水を使っているそうです。
修善寺温泉のお湯の特徴を見ると、『アルカリ性単純温泉』とあります。
単純温泉とは、成分が単純なのではなく含有成分量が一定に達していないものを指すそうです。
つまり、優しくマイルドな成分、ってこと。

◇箸付(先付)
胡麻豆腐
伊豆アマゴ昆布〆、巻玉子、蓮芋、茗荷子、山葵、美味出汁
玉蜀黍(とうもろこし)摺り流し
穂花、加賀太瓜
◇前菜
鱧寿司、鬼灯玉子、桃白酢掛け、白瓜昆布押し、川海老

自家製漬物の盛り合わせが中央に置かれ、取り分けて頂きました。

◇御椀(がっついて食べちゃって画像なし笑)
ずわい蟹進丈
鱸くず打ち、焼無花果、実柚子、おかひじき、パプリカ、じゅんさい

◇御造り

◇焼八寸(こちらも画像なし)
鮎塩焼き x 蓼酢、磯バイ貝、赤魚塩麹焼、里芋田楽、青唐、べに新大根、はじかみ

◇冷し鉢
茄子オランダ煮、冬瓜スープ煮、鰻千段旨煮、白ダツ胡麻煮、蝶人参、牛蒡、木の芽

炊き合わせのところに時節柄、冷し鉢と銘打って煮含めたお野菜などが色よく涼やかに整います。

◇酢肴
枝豆豆腐、烏賊、板矢貝、クコの実、長芋土佐漬け、地鯵南蛮漬、寄黄菊、エリンギ茸、トマト、
スナップエンドウ、土佐酢

◇食事
鮎つみれ煮、素麺、朝月、レモン

鮎をつみれに!レモンを切ったものを浮かべてなんともさっぱり❤︎
もうとっくにお腹いっぱいですが、不思議とさっぱり入っていってしまう…

◇甘味
黒米羊羹、生クリーム、マスカット、プラム

あぁおなかがいっぱい。
バチ当たりなことですが、こうもどっさり供されると美味しいラインを超えてしまいます。
たくさん食べなさい〜おもてなしの一面ではありますが、もうちょっと…何とかならないものかな。

小市民はこんなことを思うのでした。

去りゆく夏に、盛夏の小旅行を少々 ⑤ へつづく

去りゆく夏に、盛夏の小旅行のことを少々 ③

宿からは 5pm までに到着して欲しい、難しければ連絡を…と、リクエストがありました。
数分早かったのですがチェックイン(正面はこんな感じ)そして…「浴衣を選ぶ」ところから。
フロント脇の棚には5〜6色の浴衣(4サイズ)そして帯がやはり5〜6色(リバーシブル)並んで
いて、そこから好みの組み合わせを選んでから部屋へ通されます。

創業は明治5年。
池を囲むように数多くの棟を廊下が結び、その池には立派な錦鯉が悠々と泳いでいます。
(多くは文化財として登録されているそうです)
お部屋にはエアコンがありますが、廊下はこのように窓が開いて蚊遣りが焚かれています。
ガラスはおそらく当時のものが多く残っているようで、肉眼でよく見るとややウネウネしています。

皆が同じ部屋でと予約したので、前室もそこそこ広さのある和室に通されました。
広間の先にはくれ(榑)縁があり、テラス?には各々部屋にあるのかな?足湯の設備がありました。
窓の外には桂川、なっかなかの水量でいい音してまして、蝉の声となかなかの音量でした。
川向こうにはどうやら竹林を行く小径がある模様…
赤い橋、風情があります。

仲居さんに伴われ部屋へと通されると、お疲れでしょうまず一服どうぞ…とお茶を淹れてくれました。
私含め娘らも、初めての経験です…
お茶を頂く間に、いくつかある浴場(もち温泉です…)の入浴時間や宿の感染症予防対策などの
説明がありました。
早めに来てね(5pm までにというリクエスト)には、こういう説明やらおもてなしがあるから
なんですね。
ガサガサガサっ、ドサっ、ふ〜 が定番の我々には、目新しいこと。

この後の夕食/翌朝の朝食の時間を決めると、仲居さんは配膳の時間を告げて下がっていきました。
川の音を聞きながら足湯を使う者あり、早速お風呂へ行く者あり。
メインイベントの『上げ膳据え膳』まで思い思いに過ごします笑

さぁ、陽が傾いてきました…

去りゆく夏に、盛夏の小旅行のことを少々 ④ へつづく

去りゆく夏に、盛夏の小旅行のことを少々 ②

さて、かくかくしかじかで実家の面々と1泊旅行に行くことになった私と娘。

我々は正直、旅慣れている方だと思います。
ですが、どこへ行くにも「旅」が目的のことはほぼありません。
出張だったり、競技出場のための遠征だったりが殆どです。
従って、宿も機能重視。
旅のアレンジは専ら、私の仕事でして。
目的地に照らして利便性はどうか、必要にして十分か、費用はどうか、駐車場は潤沢かetc…
楽しく仕事をしてはいますが、限られた時間・限られた情報でさっさと決断する、地味に
プレッシャーです笑
例えば家族とかならまだしも、用件がラリーだとそれなりの人数が動くことも少なくなく…
行き先が海外となれば、なおのこと。
みなさんの意見というかレビューも最初は気になりましたが、概ね満足との感想。
鼻が利くというかセンスいいというか(自画自賛 笑)、ミスらしいミスはなくて。

で、今回。
面子もいつもとは全然違うし、何といっても『上げ膳据え膳の温泉宿』がお題。
旅のメインディッシュが『宿の滞在』…宿の選択が旅の成功を大きく左右するわけです。
+金額のバランス…修善寺ともなればピンキリ、見極めないと。

***
ただ宿へ行っても芸がないので、御殿場の『とらや工房』へ立ち寄ります。
ご存知の方も多いと思いますが、とらや工房のとらやは、あの『とらや』。
和菓子を素朴に、自然の中で楽しむ…これがとらや工房のコンセプト。
朝生菓子(どらやきや大福)や干羊羹は通年、季節には葛まんじゅうなど。
喫茶も併設されていて、軽食と甘味が四季の移ろいと共に味わえます。

御殿場市東山 政治家や資産家の屋敷や別荘が数多くありました。
とらや工房は東山旧岸邸(岸信介元総理の自邸)ほど近くにあります。
昭和初期に作られた山門が、私たちを誘います。

ゆるくアーチを描く建物は、お店とその奥の工房、喫茶スペースのテラス席とが一体になっています。

お店でお土産にするどらやきや干羊羹(ひようかん)と一緒に、喫茶でひと息つきたいので夏の
甘味を注文しました。
私は水羊羹(手前)、娘は抹茶蜜のかき氷(向こう)をオーダー。

曲げわっぱの盆に木の器、木の匙。
自然の素材は見ても使ってもしっくりくきて、そんな器で自然が手に届くところでいただく涼菓は
暑さをしばし忘れさせます。
優しい甘さが沁み渡ります。
美味しい。

遊歩道に沿って流れる小川には、立派なオニヤンマが何度も行き交っていました。
束の間の涼を楽しみ、竹林に送られながら山門を出ます。

御殿場から小1時間かけて、修善寺の宿へと向かいます。
去りゆく夏に、盛夏の小旅行のことを少々③ につづく

そうだお墓行こう2022夏②

今日はメインイベント(?)お墓参りと菩提寺訪問。
泊まっているホテルは近江町市場へ歩いて3分くらいなので、市場で仏花を買って暑くなる前に
先に墓参を済ませる作戦です。


ホテルの朝食は、なかなかに洒落ていて…
メインディッシュを4種類の中から選んで、サラダやパンなどはビュッフェ形式。
私はサーモンのマリネをオーダー。
皆はスクランブルエッグ or 目玉焼きとイングリッシュブレックファーストに似たプレートを注文。
(ビーンズはさすがになかった笑)
サラダやスープには、土地の加賀野菜をふんだんに使ったものが用意されていました。

十分暑かったけど早くに墓参を済ませ、義姉も疲れ気味だけどまぁミッションを果たせてひと安心。
お寺さんへも挨拶し(お盆を前に忙しくしておいででした)、こちらも気が済んで無事ミッションは
コンプリート。

菩提寺のある津幡町には、干拓地があります。
そこに『ひまわり村』なる場所が…
見頃は7月末頃だったようで、やや過ぎてるんですが行ってみました。

ひまわりの間を縫うように通路(迷路的な)があり、行先には展望台(少し高くなった場所)が
あって、一面を見渡せるようになっているんですが…
暑いので探検はやめ。
入り口で映えそうな写真だけ撮って(笑)さっさと退散しました。

道すがら、ちょっと外国みたいなぺらーんとした風景が。

田植えの早かった田んぼは、もう稲穂を垂らし始めていました。
色と高さと、ちょっとしたコントラストが綺麗でした。

そうだ、お墓行こう2022夏①

昨晩秋、グレイスのウェブサイトが飛んで以来、初投稿かな?
『そうだ、お墓』シリーズ。
今回は夫の義姉(87歳)を伴っての墓参り、行先は…石川県。
義姉は巣鴨の駅近くに独居、そこへ立ち寄ってから 関越 — 上信越 — 北陸道 と進みます。
いつもなら氣谷家は鉄砲玉のように給油と食事以外は止まりませんが、今回はこまめに休憩。
これは、妙高高原あたりを通過中の車窓より。
深い山々の緑と田んぼの瑞々しい緑、湧き上がる雲と覗く夏空。

通過してきた富山では今日、最高気温は 37℃ …

***
早めに着いて、チェックアウトまでラウンジで休憩。
部屋へ通されてからしばし休憩、実は夫はワンボックスで車酔い(笑)…

さぁ、気持ち気温も下がったようだし(湿度がすごくて酸素が薄い感じ…)夕食に出かけます。
今回の宿は、金沢の台所『近江町市場』へ歩いて2分くらい。
向かいは名鉄エムザ、地下街もあるのでメシ処は事欠きません。
よく行く、海鮮居酒屋…かな?へ。

蛤の焼き物
炭火でじっくり、仕上げにタレをかけてハフハフ頂きます。

11月に来れば蟹の解禁時期なので、市場もメシ屋もかに料理で溢れかえります。
残念ながら解禁前なので、かにを使ったメニューなくはないんですけど…
というわけで、かに味噌甲羅焼きを頂きます。

数分後…
フツフツしてきました。

さすがに美味しいよ…

夫と娘は能登牛のグリルをオーダー。
ミディアムレアに焼きあがったブランド牛 ❤︎
わさびが添えられ岩塩とタレでいただくようです美味しそう…

能登の味わいを堪能、明日は(暑そうだなぁ…)菩提寺とお墓へ。
スーパーが開いたら、お花を買って出かけよう。