見えゃあしない部分、なんですがね

オーバルメーターのリム、スイッチパネルのリムも黒で仕上がりました。

今のうちに、バルクヘッド(bulkhead:エンジンベイと車室を隔てる壁)を覆います。
着地させてからだと、微妙に高さが低いのでやりづらいのです。

アルミ板を切り出して、配線の場所を避ける切り欠きをまず拵えます。
ざっくり切ったら、槌やプライヤーで形を整えていきます。

切り口の始末をします。
棒ヤスリから始めて、番手を細かくして滑らかに仕上げます。
言うまでもないことですが、切りっぱなしでは配線の束を傷めますし何より何かあったら触るのは
自分…怪我をするのも自分です。

よし、切り欠きはこれでよし。

ネジ止めするための穴を開けておきましょう。
バリ取りも忘れずに。

次はスピードメーターケーブルを通す穴を開けます。
まずは位置出し。
ケーブルをメーターに挿し込んで、脇と下に貼ったマスキングテープに穴の位置の印をつけます。

で、アルミ板をあてがい穴の位置を決めます。

穴開けて

バリ取って

これでよし。

あとはグロメットはめて、色塗って…
区切りがいいのでココでお昼にします。

反射しないように

競技車は、運転に係る部分にクロームパーツを使いません。
例えばワイパーとか。
ブレードもアームも黒を選びます。

この車両はラリー車として組んでいるので、センターメーターカバーやゲージのリムも黒く塗って
ひと手間かけます。

昔のものはやっぱりいいなぁ

きったない、デロデロのミッションを2つ、必要に迫られてバラしました。
デロデロですが、距離は乗っていない車のものでしたから開ければ中味は上々。

凄まじく汚かったので、使った工具ももれなくデロデロになりました。
ささっと清めてから仕舞います。

いいミッションが組めます。

さぁ、載っけます

マン島にも何度かご一緒した Mk3 Cooper’S’
エンジン組み終わったので、積んでいきます。

来年は一緒に行けるかな。

***
加工室では、若い衆がシリンダーヘッドをまとめて加工中。
まとめて組みまっせ…

850 おしまいっ
『開けてびっくり玉手箱』のMG TD ですが、幌骨来たので早く作業して納めたい。

Mk3 の競技車のエンジン、こちらも取り掛かりたい。

来月の今頃には、何もかも終わってるんですね…
Manx National Rally も終わって、帰国して1週間ほど。
店主と女房殿は5月7日(日)に出国、17日に帰国します。
6日は英チャールズ3世の戴冠式なんですけど…ヒースロー、混乱してないといいな。