(広告に掲載されている商品車の情報は、2005年当時のものです)

 

サスペンションのおはなし  その2

良く走り、良く曲がり、良く止まる。ミニ が一番得意とするところです。この性格をあますことなく引き出すためには、MINI を「車」として良く知っておくことです。オリジナルを良く知っていることです。

良く曲がり止まるには何が大切でしょう。「車と地面を結ぶのはタイヤ4本、もっといえばハガキ4枚分。」タイヤの CM によく謳われています。車の乗り味を左右するものとして様々な要素がありますが、自動車が地面を走る限り最終的にはタイヤに全てが託されることになっているのです。そこで見えてくるのは、挙動の全てをタイヤに正しく伝える、ということです。そしてその挙動には無理がないこと…簡単に言えば車が嫌がるような挙動であってはなりません。無理のない挙動。漠然としているようですが、う読み解くカギはサスペンションストローク(伸び縮みの幅)です。車は前後・上下・左右・ねじれ…あらゆる動きをします。サウペンションの役割は、こうした車の動きとタイヤが拾う路面の状況とを調整することです。

例)車高を下げる = ストロークが減り、ロールが抑制される。

MINI のボディ剛性等から鑑みても、ストロークを縮めることは得策ではありません。十分なロールこそ MINI には必要であり、それをもってあの路面を選ばないしなやかでスムーズな動きが可能になるのです。不安なく曲がりスムーズに止まる MINI の動きは、サスペンションストロークに起因しているのです。

さて、路面とのアクセスを一手に引き受ける部位「タイヤ」ですが、今日ではラジアルタイヤが主流です。このラジアルタイヤ、良くも悪くも使い方次第です。タイヤを上手くねじったり潰したりすれば、スタンダードなタイヤでもとても良くグリップし、安心してブレーキングできます。タイヤの特製を引き出す為にもストローク・ロールはとても重要です。テストすればわかることですが、実は MINI のボディ合成は思った以上に高くボディ自体にねじれはあまり生じません。だからこそ、ボディーから生える「足」の柔軟性が求められるのです。そこを理解できれば、本来の MINI の動きを損なうことはありません。私たちはそれを理解する為に、おびただしい数のテストを繰り返してきました。またそれは現在も進行中です。タイヤのニューモデルやサスペンションパーツなど、各部品も常に材質や形状など微妙に変化し続けるからです。組み合わせや相性、耐久性…おそらく他のショップではここまでのテストはしていないでしょう。ミニ 本来のキャラクターで維持する為の努力です。

歴史を壊さず次の世代へ伝える為の積み重ねです。

ぜひ、私たちの手がける MINI を体感してください。本来の姿の MINI がここにはいます。