我が家はもう長いこと味噌を買っていません。
伯母が作ったものを毎年もらってます。
喜んでくれるならというので、甘えてもらい続けてどのくらい?
母の姉、もう後期高齢者の仲間入りをしましたから…
いずれバトンタッチしようと、去年から手伝っています。
手伝っている… 立ち会っている… ともかく同席しています。
今年は娘も参加したい(立ち合いたい?)といいます。
我が家の分は、玄米味噌。
玄米麹で作っています。
人によってはクセがあるというけれど、我が家では気に入っています。
麹と塩をなじませる『塩きり』の作業。
今年は娘がやりました。
手つき…悪くない。
銅工屋(建築板金)だった私のじーちゃん作。
ミンチ機の具材受けの皿のエクステと。ミンチが出てくる滑り台(笑)
まだまだ熱い!
オバサンの手のひらにはなんともなくても、少女以上乙女以下の掌には熱い熱い。
空気を抜くために、玉にして容器に打ち付けるように投げ込んでならします。
熱が完全に冷めたら、密閉します。
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伯母は毎年 家で食べる分、友達と、姪(つまり私)と、何度か味噌作りをするそうです。
この時期が来るたびに、来年もできるかな…と思うんだそうです。
季節で恒例になっているもの、例えば衣替えとか、おせち作りとか…その時期が来ると、
しながらそう思うんだそうです。
今の私の年齢くらいだと、1年があっという間だぁ とか またお味噌を作る季節だわぁ
そのくらいにしか思いませんが、もっともっと年齢が進むと、
この服来年も着られるかな…
なんて思うんですって。
迫ってくる。老い。
我が家にも超高齢者がいるので、何とも身につまされる話です。