毎年5日だけはお休みをいただいているので、連休の最中ですが
休ませていただきました。
さぁ、娘とどこかへ出かけよう。
人混みは性に合わないので…ふと、期間を限って建物を公開中の
東京都庭園美術館を思い出しました。
念のため、娘はスケッチの道具を持って出かけます。
ここは白金台、東京都庭園美術館。
私の記憶が確かなら、1ヶ月くらい前にもこの辺り来たような…
さてココは宮邸として建設され、一時は迎賓館として使われていたこともあります。
主であった朝香宮鳩彦王がパリに滞在中に感銘を受けたアールデコの様式を
ふんだんに取り入れた作りになっています。
装飾品の多くは、ルネ・ラリックの作品です。
娘がまだ小さい頃に、箱根のラリック美術館に行ったことがあったっけ。
建物の公開期間中は、写真撮影OK ということで…
私は初めてではありませんが、夫と娘は初めて。
夫の興味の対象は…
当時のサッシは、ダイキャストとかなのかなぁ…
ちゃんと修復すればいいのに…
順路に従って、邸内を進みます。
階段の踊り場にある窓。
おっ!当時のが残ってるよ!
「そのまんま ではなくて、オリジナルはとっておいて忠実に復元すればいいのに。」
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洋館ですから、お風呂も洋風。
まるであちらのお風呂トイレさながらですが土地柄、絨毯敷きやフローリングという
訳には到底いきません。
タイル貼りなのが興味深いですよね。
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小物にも、粋が随所に。
妃殿下寝室の通気口のフタ。
これはウィンターガーデン(3F にある温室代わりの部屋)の排水口のフタ。
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さて外のお庭を散策して、お茶室も拝見して、娘のスケッチタイム。
建物の外見自体は、さほど心を奪われるようなものではないのですが。
車を木陰に勝手に移して、しばし夫は昼寝…
私は、併催のフランス絵本の催しにちなんで、ミュージアムショップで購入した絵本を
広げてひと休み。
色つけは後ほど、ということにして ひとまずスケッチはできました。
尺が若干違うところを尋ねてみたら、色つけの時に陰影で表現するんだそうです。
ありゃりゃ参ったな…