甲子園の季節ですね。
真夏の炎天下での勝負、加えてその昔より確実に暑いですから球児たちの負担は
いかばかりか…
試合開始を少し早めてるみたいですが、早朝とナイターで対応した方がいいんじゃないかなぁ。

さて。
私めも、スポーツ特待で進学しました。
スカウトがたくさん家へやってきて、父が亡くなって母子家庭だったので寄宿舎代が
かかるところは断ったり、ライバルが早々に決めてる学校は断って
立て直しを図りたいから是非来て欲しい、と熱心だった 逗子開成へ。

特待生ですから1年生からレギュラー。
(その代わり結果を出さなければなりません)
つまり新3年生の誰かが、1年生レギュラーのおかげでレギュラー落ち。
レギュラーは、防具も自分で持ってはいけないのです。
先輩が持ってくれたり(持たざるを得ない)まぁいろいろありました。
それで最初のうちは風当たりも強かったんですが、稽古量と結果を出すことで
誰にも何をも言わせない、そんな毎日を送っていました。

スポーツで進学した我々に求められるのは、1にも2にも3にも結果。
授業はうるさいようなら寝てていい、と言われてました。
朝練して、午前中には昼の弁当を食べ、授業中は寝ていたりコカコーラのビンに
逗子海岸の砂を詰めて、机の下で左手の薬指・小指で握って小刻みに振っていました。
竹刀を支えるのは左手ですから、左手 殊薬指と小指のグリップは重要なんです。

スポーツには違いないのですが、武道ですから少し部活で流れる空気も違います。
精神修養、です。
剣道で培った『気』や『間合い』は、仕事にもモータースポーツにも大いに
役に立っています。

インターハイ、神奈川県代表選出の試合。
判定で大揉めに揉めました。
当時写真判定などありません。
私の相手は、主審・副審の出身校。
各々が審判長に呼び出され、意見を聞かれました。
私は、思うところはありましたが『勝負ですから、審判の判断に委ねます』
とだけ答え、結果私は負けました。
しかし審判長から、正々堂々と戦い公正な判断に委ねる姿勢をエラく褒められました。
スポーツマンシップ、武士道に大きく叶うものである、と。
当時の神奈川新聞にも、試合結果と共に掲載されていました。

実は…我が逗子開成剣道部には、当時としてはまだまだ珍しいですが
ビデオカメラがありました。
国士舘を卒業したばかりの顧問が、安月給をはたいて試合や稽古の検証のために
ビデオカメラを導入してくれたんです。
問題の一戦も、もちろんビデオを回していました。
結果は…明らかに私の一本。

審判長は、おそらくビデオを回していることも知っていて、でもぶつくさ言ってこない
私の姿勢を、評価してくれたんでしょう。

夏 高校生 スポーツ

こんなことを、思い出しました。

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