今日は定休。
ミッションは2つ。

① パスポートの更新申請
② 和菓子教室への参加

①は午後から、すげー混んでました…160人待ちウゲー

さて、②の方はというと。
金沢区のはずれ、野島公園にある旧伊藤博文金沢別邸(横浜市指定有形文化財)の厨房で
催される和菓子教室へ。

教えてくれるのは、我が家の近所の『和菓子舗 さかくら』さんのご亭主とおかみさん。
横浜ヒストリックカーデイの引き菓子を一昨年からお願いしています。(かなり好評)
2年ほど前から知ってはいたのですが、申し込みを忘れたり間に合わなかったり…かなり人気なんです。

娘が土曜日、参観日だったので本日代休ミラクル…3人で参加です。
おかみさんはお着物に割烹着で、心憎い演出。
参加者がひしめき合う狭い厨房の中は、ご亭主お持ち込みのスピーカーからジャズが流れてきて、
あら不思議いつも通りのお店の雰囲気…

ねりきりを中心に4種類(+ボーナス)。
和菓子は手早さが命。
成形はほとんど手仕事ですから、こねくり回していると修正どころか悪影響。
賞味期限にも影響します。
ご主人は数十秒で成形します。
しかも工程の切れ目毎に濡れ手拭いで手を清めながら手を冷やして、手早く作ってました。
始めてみると、夫も手早い!
でも、仕上げの段階や細かい装飾を要する場面になるとお手上げ。
ご亭主の手は、衛生面からキズひとつないきれいな手。
かたや…

干支の亥(彼は今年々男…還暦)です。
この指先じゃぁ、ねりきりが指のヒビ割れに入っちゃいますよね…
で、お菓子には模様がついちゃう…

小田巻という特殊な道具を、ちゃっかり娘は使わせていただき…(結構力が要るそうです)
道具については、とらやのウェブサイトに記事がありました。

この時期にこの色、魚の意匠…
今頃はちょうど七十二候でいうと『魚上氷』(うおこおりからいずる)にあたります。
寒さがだいぶ緩み、氷が溶けてきて魚が顔を出す…納得です。
これは先生の作品、焼ごてでスタンプを押す要領で模様をつけて透明感がよく現れています。

私が作ると…
光の種類が違うこともありますが、雪の結晶もなんかどんくさい。
ホラこんなことしてるからどんどんお菓子があったまっちゃう。

出来上がったお菓子は全部で5種類。
最後に博文邸の客間で、お薄と一緒に作ったお菓子を頂きました。
どうやら10年くらい前に大々的に整備され、一般公開されている模様。
スゴいんですよ〜客間の畳はほんのり暖かいんです(多分床暖房が仕込んであるんでしょう)。
この時期は、明治〜大正期のものと伝わる内裏雛が展示されています。
貝桶を花器に見立てて、桜とキブシの枝がおおらかに活けられていました。

教室中も使ったのですが、木型の中には年代物も含まれており一服の時間に改めて拝見しました。
古いものは江戸時代、上生菓子ができたのは江戸時代ですからその時代のものもお持ちで、
やっぱり細工が細かいし趣が全く違うとのことでした。

変わらないいいものに触れて、心の洗濯できました。
これぞ休日の、正しい過ごし方。

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