日曜日のクラブ主催のツーリングで立ち寄った城ヶ島。
その昔の賑わいとはだいぶ様子が違ったようですが(私はこの辺の出じゃないので)、
土産物屋さんでえぼ鯛の干物を求めてきました。
今日は訳あり、家で仕事をしていたので台所に立ちながら、書き物しながら。
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冬は根菜が美味しい季節。
今日も日中は少し動けば汗ばむような、20度へ届いたんだろうか…横浜はそんな陽気。
とはいえ、季節は一応冬へまっしぐら…カレンダーも1枚とあと少し。
長年の遺伝子の設計図からして、日本人の体にはやはり昔ながらの食生活が合ってる。
そんな話を最近聞きました。
今日は台所に立てる時間が取れるので、えぼ鯛を主役に根菜と海藻類を使って和食にすることにします。
お米をといでとぎ汁を2つの鍋に用意、大根と豚バラを茹でます。
大根の皮はさっと乾かして後日きんぴらに、面取りした部分は千切りにした大根と合わせて
後でサラダにします。
大根は、保温調理ができるお鍋で放置しておけばじんわり茹ります。
その間に里芋の下ごしらえと、乾物3種(しいたけ・わかめ・姫ひじき)をもどします。
そこまでできたら、書き物…
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大根が茹ったら、全部合わせて味付けをしてまた保温鍋へ。
またまた放置でじんわり煮込んでもらいます。
味付けの間に、汁物を用意します。
冬野菜たっぷりの、けんちん汁です。
大根・人参・ごぼう・さつまいも・長ネギ・白菜・えのき・油揚げ
ごま油で炒めたら(ここでおろし生姜も入れています)、最後に焼き豆腐を加え出汁を投入。
出汁は煮物と汁物とに使うので多めに引いてありましたが、こちらには煮干しも加えます。
見た目は美しくありませんが、この際関係ありません笑
手前味噌の玄米麹味噌と醤油で味付けしました。
ここまでやっておけば、もうできたも同然。
あとは時間になったら魚を焼いて、和風サラダを和えれば出来上がり。
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もどった乾物と面取りで出た大根の切れ端、ここに割りゴマ、たたき梅とじゃこ(賞味期限が近づいて
きたので慌てて炒ったしらす干し)を合わせ、更に千切り大根とおかかを加えてポン酢で和えます。
仕上げに、頂き物のすだちを軽く搾りました。
干物は3枚(1枚300円)でよかったのですが、お店のおばちゃんが
「ちょいと小ぶりだから、4枚1,000でどう?」
口車に乗って?4枚買ってしまいました。
まぁ、いいか…今日全部焼いて1枚分はほぐいて冷凍、娘のお弁当に使うことにします。
えぼ鯛を焼きながら煮物を照りつけていきましたが、最後鍋をガンガン振って煮汁を回していたら
柔らかく煮えた里芋が少々に崩れてしまいました…ま、いいことにします。
あ、魚がそっぽ向いてる…
珍しく一汁三菜の晩ご飯となりました。
普段はこんなに台所に時間をかけられないので、大皿料理だったり割と手を抜いてしまうのですが…
時間はかかるけど煮物はやっぱり美味しい。