予報通り、前日夜遅くから雨になりました。
夜が明けるころにはかなりの降りっぷり。
遠足と違って、ラリーは晴れていなくても原則進行します。
台風が近づいている時にも、ラリーをしていたことがありますが、
度を過ぎた悪天候は、競技/運営の双方に支障をきたします。
そういう時は、主催者の判断で中止や半日キャンセル、ステージキャンセル等の
措置がとられます。

風こそありませんでしたが、まぁよく雨が降っていました。
これは2日目1本目、雁峰北のスタート前の様子です。
脇を流れる小川が、のっぴきならないことになっています。

雁峰北(西もあります)は、10km 以上ジムカーナが続くような…いわばそんなステージ。
直線も少なく、スピード域がそんなに高くありません。
先日の鎌田選手のメッセージ動画にもあった通り、ドライビングで難しさを攻略する、その範囲の
ステージコンディションであったと思います。

これは 問題の鬼久保へ向かう車中。
雨も半端なく、霧も出ていました。

サービスとの連絡手段に携帯電話を使うので、手の届くところにそれはあり、娘から
「鬼久保で、先頭車両が横転したって…」
というライブ中継での速報が、メッセージの形でもたらされました。
鬼久保のスタートは、公園の中。
観客がいる大会なら間近で走りを見られる、いわゆる「ギャラリーステージ」ですから、スタート
前には十分なスペースがあり広々としています。

この数百メートル先でオフィシャルが待ち構えます。
この画像は 10:33 に撮影。
あとでわかったことですが、ラリー中止の公式通知は 10:30 に公示されていました。
が、オフィシャルからはラリー中止の知らせはもたらされず。
競技者の車列はどんどん進みます。
スタート直前のオフィシャルからはステージがキャンセルになった旨が伝えられ、キャンセルだが
ステージは徐行で通過してサービスに戻るよう、指示がありました。

「時間は気にしなくていいですから、気をつけて戻ってくださいねー」
(これを聞いて私は、あぁラリーもう終了だろうなと悟ったけど)

ステージをスルーさせる、ってことはそんな大ごとじゃないのかな…横転って小耳に挟んだけど?
と夫と話しながら、指示の通りステージを通過し始めました。
通過するスピードでさえ、車が水たまりで浮いてしまう状況でした。
それでなくても雨漏りしている我々の車は、一気に床上浸水 → キツいコーナーの度に溜まった水が
運転席と助手席を行ったり来たりして、助手席の私は予感して車に積んでいた2枚の雑巾で
大雨の中、窓を全開にして雑巾を絞っては浸して…を繰り返していました。

そして…どんな状況だったか、何が起きたかは鎌田選手の動画に詳しいので割愛します。

競技者の立場で、携わる者の立場で、ラリーを認識し直すチャンスにしたいです。
危ないから、やめー ではなくて、人間がするのですから工夫と知恵と物理的な現象とを
総合的に判断し、安全を益々磐石にしてラリーの素晴らしさを伝えられる我々でありたいと思います。

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