娘が短い春休み中。
珍しく「どっか行きたい」と言いました。
出かけることは多いと思いますが、いつでも XXX 絡み。
お墓参り、だったり ラリー、だったり。
今回はコンセプトを決めて、車で出かけます。
目的地は…木曽地方、その他。

移動に時間がかかるのが、一番馬鹿らしい。
というわけで早く出かけます。
…といっても、ラリーのクソ早さを思えば大したことありません。
540am には家を出て、いざ富士山の裏側(こちら側から見て)へ。
こんな時間に出たから、いくら日曜日とはいえ順調…っていうか 8am 過ぎには、
諏訪湖の近くまで達していました。
さすがに早すぎ…
急遽、初っ端から旅程に枝葉をつけることに笑

普段は花見などしない氣谷家ですが、こんな遠くまで来てお花見と洒落込むことに。
目指すは高遠、どうやら満開みたいです。
朝っぱらだっていうのに、それなりの人出です…こりゃ日中はきっと大変なことになるんじゃぁ。

東京や横浜で散々見かける染井吉野とは種類が違います。
ピンクの色が濃いので、これは私が好きな江戸彼岸かしら…
調べたら、『小彼岸』でした。
小彼岸と江戸彼岸の違いは「木がでっかくなるかならないか」みたいです。
高遠城址公園、まさに満開。
小ぶりで控えめなようですが、濃いめの桜色は上品で存在感があります。

きっかけは時間調整でしたが、思いがけず壮大な春を楽しみました。
狙ったってなかなかどんぴしゃりとはいかないのに…運が良かった、しかもこの後は雨の予報。
駐車場への道すがら、藩の学問所の桜も趣がありました。

ドライブの供に高遠まん頭をパラパラっと買って、予定した旅程へ戻ります。
着いたのは妻籠(つまご)宿、中山道42番目の宿場です。
長野県も広うござんして、南の外れに位置しちょっと行けばもう岐阜県境。
予報通り、雨が降り出しました…まだ小糠雨。

道々感じていたことですが、春の花何もかもが一気に咲いている印象。
明日登場する、宿のおばあちゃんもそう言っていました。
道端には水仙、ムスカリ、チューリップ、冬に彩りを添えていたであろうパンジービオラもまだまだ。
目線を起こすと、あれはレンギョウかなぁ低い木に黄色い花、ミツバツツジまで?!

見上げれば、コブシ、木蓮、花桃に桜。
ホントは陽気がおかしいのかもしれないけど、百花繚乱の妻籠宿。

開いている店はまばら、花冷えというべきか気温も下がってきて人もまばら。
もう少し人がいるのかと若干心配していましたが、そんな心配は無用でした。

この宿場は、今でこそ自治体が力を入れる『保存事業』に早くから着手した、草分け的存在
ずっと行ってみたかったんです。
行くまでわかりませんでしたが水がとても豊かで、道の傍らには小川が流れていてどこでも水の音がします。
本陣、脇本陣も残っています。
旅籠は今も民宿として旅の客を迎え、外国人観光客に人気もあるんだとか。
蕎麦、五平餅が美味しくて、五平餅はくるみを混ぜ込んだお味噌が特徴。

かなりゆっくり散策しましたが、雨で娘がスケッチするのも断念…時間がまたしても余った。
少し足を伸ばして…といっても車で15分くらいですが、県境を超えて馬籠宿へ行ってみることに。
妻籠同様、中山道の宿場町で、ここは山の斜面にあるので端から端まで坂。
島崎藤村の出身地としても知られます。

妻籠峠が県境、どんどん雨脚が強くなり…車から降りられないほどの降りに!
少し様子をみたのですが降りは激しくなる一方で、車から降りるのを断念。
早めですが宿へ入って、娘は撮ってきた写真を元にスケッチをすることになりました。

お世話になるのは つたむらや さん。
もー雨がすごすぎて、外観を撮ることもかなわず。

***

お宿は、農家さんがやってる民宿で、基本全部自家製。
お野菜、お米、お味噌、お漬物、そしてなんとお刺身も…自家製。
イワナと信州サーモン、などを養殖してるんですなるほど〜ホントだ自家製。

奥に写っているのは、食前酒に出されたどぶろく。
何とこれまで自家製…賞を取るほどの味わい。

お櫃にツヤツヤホカホカのご飯。
何だろうあっつあつっていうよりこの立ち上る湯気と甘い香り。
夫曰く、水がいいんだろう、それとしっかり浸けてから炊くんじゃない?
お水が冷たいのもミソかも、と。

檜のお風呂がサイコー、土砂降りで冷えた体が芯まであったまりました。
天気が良ければ満天の星…らしいのですが、予報によれば丑三つ時まで降ってるって…
まったく、週末っていうと大雨でさ。

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