近々、86歳で胃がんの手術をした夫の姉を、養生のために拙宅へしばらく招きます。
胃の 2/3 を摘出。
病巣を取り払ってサッパリはしたものの機能がぐっと低下した胃袋との新しい食生活は、
若くたって難儀すると聞きます。
ましてや86歳(今月下旬に87歳!)ですから、いくつもの心配事が複雑に絡まりあって
本人はもちろん、迎える側もやや不安…どんな風にすればいいのか。

連休前に突然栄養指導に呼ばれ、さらに緊張。
今どんな状況か、そして何が起きうるか…
起きないようにどう食を管理する?
起きてしまったら、どう対処する?
これは責任重大ですぞ…

しばらく招く、と上に書きました。
実は彼女は独居で、この先もできれば変わらず慣れ親しんだ土地で暮らしたい。
本人の願いをアンパンに、周りは全力でサポートする…そういう図式です。

体に良さそうな食生活、だけではあかんらしいのです。

ごはん、パン、麺類(主食=1本目の柱)
肉、魚、卵、豆(主菜 / たんぱく質=2本目の柱)
野菜はその両者のバランスを取るんだそうで、あくまで添え物(副菜)…と仰ってました。
繊維質は要注意(普通の体調なら、整腸効果や高血圧、動脈硬化などの予防に効果あり)
時間をかけて食べる、たくさん噛む
回数を分けて(5−6回)食べる …

胃袋には、胃袋自体が揉むように動いて胃に入ってきた食材を消化しやすい状態にする、
そんな機能が備わっているとかで、ある程度の大きさで胃袋に到達しても胃自体がそれを
こなして消化していくんだそうです。
当然、胃にメスを入れればその機能は著しく落ちる。
そして消化酵素の量もぐんと減る。
つまり…胃に食べ物が溜まりやすい状態が『とっても』起きやすい。

大変です。
実際、術後食事を始めて2〜3日で、胃がパンパンになっちゃったそうです。
義姉は言われたことはよく守るタイプの人…よく、よく、よく噛んで飲み込んでるだろうに
それでもダメだったんだから…よっぽど噛まないとダメなんだこれは。
先生曰く、唾液に含まれる消化酵素に助けてもらうイメージでよく噛んで、と。

お迎えしますけど…できるのか私?
おまけに、いつ退院してくるかわからない。
コロナの影響で面会に行かれないので様子がわからない、病院からはいちいち進捗の連絡なんか、
あるわけない。
栄養指導だって、明後日これますか?でしたからね…
私がヒマ人だから、時間がどうにでもなるから、それでどうにかなりますけど。
ちょっとあんまりよね…

ひとまず、栄養指導の折に聞いてきた、補助食品(高たんぱく、高エネルギー)を薬局へ探しに。
あった…味の好みもあろうから、どばっとは買わずにちょっとだけ…
「明後日、退院ですよ〜」なーんて突然言われてもいいように。

たんぱく質、ね…
見つけたのは、なんとお豆 100% の『麺』。

たんぱく質が多く摂れ、糖質が少なくて…繊維質は大丈夫かな?
パスタっぽくも、焼きそばっぽくも、和える系の麺としても使える…これは気になる。
小手調べに、塩焼きそばっぽいものを作ってみました。
どうかな…

多分義姉には、例えばかきたまうどんっぽい感じで麺を短くして供すればいいのかな。
おうどんばっかりじゃ飽きちゃうだろうから、たまの変化球にはいいかも。

これ以外にも、豆腐ハンバーグを焼かないでつくねみたいにだし汁で湯がいて、あんで仕上げてみたり
ちょこちょこ試しては、食卓にあげています。
何せ油を使うものは胃に負担だというので、焼く/炒める あたりは避けたほうがよさそう。
そうなると煮る/湯がく/蒸す/直火で焼く的なものに限られます。

つみれとかよさそうね。
青魚は栄養価も高いし、しっかりすり鉢であたればなめらかな口当たりになるでしょう。
しばらくは退院の連絡が突然来ないことを祈りながら、その日に備えます。

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