Montre 2022 ふりかえり③ あっという間に

さぁ始まります。
レッキした感触ではドライバーはいたくお気に入りな感じなので、楽しんで走れる予感がします。

SS1/4 Nostalgic Dojo【 7.54 km 】
ステージのある南牧(なんもく)村は、いわゆる限界集落を多く抱えていると言われています。
相当に高齢化が進んでいることで有名らしく、ステージを走りきってから街道に出るまでの
道すがら、急勾配の両袖 石垣の上に建つ民家は日本人なら誰でも懐かしい風景です。
このステージは『林道 道場線』を使用しています。

SS2/5 South Pasture【 12.90 km 】
南+牧草地=南牧 このステージは御荷鉾(みかぼ)スーパー林道のこちら側(西)を使っています。
あちら(東)側は翌日用意されている Grandma Kimura で使います。
御荷鉾スーパー林道は 67.1km、屈指の長さを誇ります。
このステージは道程の半分くらいグラベル、運ちゃんのお気に入りのステージです。
これだけ車が汚れます。

SS3/6 Ghost Tunnel【 19.65 km 】
ロングステージ ① トンネルが2つ。1つ目のトンネルの先で御荷鉾スーパー林道に入ります。
終盤近くになるとサイドブレーキ必須の下りAコーナーがあります。

Day 1 は以上6本。
ステージの名前に振ってある番号でおわかりの通り、
SS1 – 2- 3 =Service= SS4 – 5- 6
午前中のルーティーンを午後も繰り返すパターンです。
リエゾン(ステージやサービスとをつなぐラリーのルート)も全く一緒。
お天気もってくれるといいんですけど…


予想通り、SS1 はノリノリで走っていました。
ステージ手前で待ち受けるオフィシャルには「今日も頑張ってね!」と声をかけられ。
タイヤ( 頑なまでに10インチ笑)を二度見されて。
あとで見れば、まずまずのタイム。
上のクラスの「その他大勢」辺りには食い込めそうな。

SS2 途中で何やら変な動きがあり。
実はそこでデフが壊れました。
それでも走って…でもリエゾン(移動区間)では、県道に出るまでの狭い集落の道で曲がりきれず切り返したり、スッポ抜けたりという事態に。
ゆっくり走るから余計です…
どこまでいけるのか。

SS3 はるか前方を行く車両のクラッシュにより、キャンセル → ステージスルーになりました。
読まずとも良いかなぁと思いましたが、おさらいと曲がらない車のコンディション対策に、コーナーの
番数だけ伝えながらスルーしました。

サービスにいつも通り電話。
私 「ブレーキだけチェックしまーす」
サ 「了解でーす ♪」
私 「あー、それと」
サ 「?」
私 「デフ壊れたので。でもできることないのでいつも通りです」
サ 「 .....」

戻ったらすっかり意気消沈。
でも仕方ないできることはありません。
ミニはエンジンとギヤボックスが一体ですから、エンジン下ろさないと作業できません。
仮に部品があったとして、夫のスピードでやって夕方から始めて 3am くらいかな(本人談)。

どれだけもつか分かりませんが、午後のルーティーンへ出て行きます。
幸い SS3 がキャンセルになったので、温存した格好です(気持ちの問題笑)
SS4 朝イチで走ったところですが、やっぱりタイムは落ちています(当たり前ですよね)。
音が明らかに大きくなったのが、私でもわかります。
SS4 終了後の短いやり取り。

私 「もつのかねぇ?」
運 「わっかんなーい」

マン島でも経験したことあります。
ドロップギヤが割れました。
あの時も「わっかんなーい」って言ってた気が。
音がどんどん大きくなって、厳しいんだろうなぁと思いながらスタートしたら、程なくして駆動が
なくなりました。


そして SS5 スタートから数キロ、上の写真の次に私が撮った写真は…

いつの間にか降り出した雨が本降りになる中、スウィーパーさんが手配してくれた積載車があっと
いう間に到着し、ウィンチで我々を引っ張ってくれてるところ…

Montre 2022 ふりかえり④ へつづく