Montre 2022 ふりかえり ④ 携わり方

スウィーパー①(追い上げ)さんが手配してくれたので、お迎えが速攻きてくれました。
駆動がなくなってしばらく下りだったので、競技車走行の邪魔にならず(後ろ何台もいないけど)且つ
助けてもらい易い場所を探して惰性で下って、狭いけど草むらにソフトランディングしてありました。

自走できるようなら、スウィーパー②さんに引き出してもらうんですが(参考:新城2022)
今回は手も足も出ないので、ローダーをお願いしました。
ケツっぺたでお世話になることもややあり、すっかり顔見知りに…(苦笑)
ステージの入り口には必ずレスキューの車が控えているので、自前のサービスが来られない /
来ても意味がない(できることがない)ケースには、実費で対応してくれます。

今回は他に待ちかねている車両がいなかったので、すぐお願いできました。
ステージで立ち往生している車がいっぱいいる場合には、当然順番ですから時間かかります。

控えてるローダーにお世話になるのは、2019年のハイランドマスターズ以来2度目。
ユニック(クレーンついてるヤツ)車登場しましたが、引き上げてもらう必要はありません。

我々が車を脇に止めた途端に土砂降りとなり、スウィーパーさんとリタイヤ届けのやり取りをする間
激しく降っていました。
(次のステージ SS6 はゲリラ豪雨と日没時間の絡みでキャンセルになりました…)
小降りになるのを待って、ウィンチで引き上げてもらっているのが上の動画です。
サービスまで運んでもらい、手前共のトラックに乗せるところまですっかりお世話になりました。
(平らなら転がるので…)

車を載せてもらってサービスまで戻る小一時間、いろんな話をしました。
聞けばかつては競技者の立場でラリーに参加していたそうで、自分で触れなきゃ続けられない、
ひと通り整備も覚えたと仰ってました。
そうするうち、走るよりサポートする側で参加するようになったんだそうです。
走ってる人のタイムは気にならなくて、止まっちゃった人がなんで止まっちゃったか、とかに興味が
わく(引き上げるのに必要な情報ですからね)ようになった、と。

「自分はこの立場でラリーやってるんです。」

なんかカッコよくないですか?
好きなんですきっとラリーが。
MOSCO(モントレーの主催者です)が関わってるラリーには請われて行くそうで、ここのところ
毎週のようにラリーに来てるんですって。
昨秋の Central Rally でも控えていたそうで、きっと今年の Rally Japan も…
こういう人に支えられて、我々はのうのうと走ってられるんです。
ありがたいことです。

またどこかでお会いしたいような、お世話にならない方がいいのでお会いしたくないような笑
そんな挨拶をして別れました。

【重要】
こういう時はその場で現金払いですので、ある程度の金額は手元に持っておきましょう。
数百円では到底足りません笑

Montre 2022 ふりかえり ⑤ へつづく