始動、の準備

娘は高校1年の夏休みです。
予備検の取れた Fiat 1100D 、お輿入れを前に娘が写真を撮っています。

娘の絵を、真面目に店の広報等で活かそうかという計画です。
娘自身にも計画があるそうで…いよいよ始動、の準備を始める(先が長そう笑)この夏です。
高校へ進学して1学期過ごしてみて、自分の裁量で学校とそれ以外とを切り盛りする見通しが立った
模様、夏休みの課題を気にしつつ絵を描いたりずっと始めたかったことを始めます。
思うことは一生懸命やってほしい。

小さくまとまるな!

これは、娘が生まれた時からずっと、彼女の行く末を思った時に口をついて出る言葉です。

『無事』のありがたみ

7月の上旬に、つまらない怪我をしました。
包丁で指を切った…ただそれだけなのですが、いろんな思いをしました。

① 意外と冷静だった
夫の細かい怪我は散々見ています。
事が起きたのが土曜日の 6pm 。
整形外科に電話したら、電話には出てくれたもののいわゆる時間外。
横浜市救急医療センター 救急電話相談 への電話を勧められました。
やみくもに駆け込んで無駄足にならないように、近隣の病院で担当科の当直医がいる病院を
電話で案内してくれます。

傷口をジャージャー流して洗ってるのをよく見ていたので、洗面所で傷口を流しながら携帯電話で
そこへ電話、傷の状況を話し止血方法を電話で聞きながら(洗面所なら洗濯済の清潔なタオルがある)
向かう病院を決めました。
聞いた通りに止血をし、娘にヘアゴムを借りて動かないようにして、自分で運転して行きました。

② 家族の協力が沁みた
病院に娘がつきそってくれ、それから抜糸するまでの1週間はほぼ毎日お風呂に一緒に入って髪を
洗ってくれました。
夫も、怪我をした日早く帰宅してくれていて。
自身も別件で調子が悪かったにもかかわらず、です。
食器洗いも夫か娘かがさっさとやってくれるし、いわゆる水回りのことはどちらかがしてくれました。

③ 無事じゃないって、こんなに不自由
風邪をひいたりして動けないだけで参っちゃうのに、これっぱっちの怪我でこんなに不自由とは。
場所が場所なだけに(親指のつけ根そば)まぁお水屋をするにも物を持つにも、抑えることすら…
ピアノが弾けなくなったらどうしよう、って本気で思いました。
抜糸が済んでまぁ見ていられるようになり、リハビリ?がてらピアノを弾いた時にはやや感動…
こんなに当たり前がありがたいなんて。

④ 実は毎日奇跡の連続なのかも
介護をしている時にも思っていました。
毎日が奇跡。
へんもない怪我をしてみて改めて、1日が無事で終わることは実は奇跡なんじゃぁないか、と。
いってきまぁす → ただいまぁ って何もトラブルなく、無事でいい1日を過ごして帰ってきた、
これって尊いこと。
毎日が、奇跡の積み重ねなんだと気付いてしまった7月中旬でした。
『感謝』どこかへ置いてくるところだった。

⑤ もうすぐ節目、その前に
私、来年50歳になるんです。
夫とは14歳離れているので、割と老いについての事案が耳年増的なところがありますが、いよいよ
当事者になっていく、そんな歳にさしかかります。
いよいよ年齢からくる不注意とか、万一怪我しちゃったら治りが悪くなる、とか。
そういうことを意識してないと、小難が大難になってしまうかも…
50歳を前に、意識するきっかけをもらった気がします。

さぁキミもよみがえれ

今日も暑い…
まだ8月にもなってないぞ夏は始まったばかり乗り切れるだろうか…
フル稼動してたら多分、初老は持ちませんでもシエスタとか許されない。

さぁ
キミもよみがえっちゃおう。
まずはバラして洗って。
キレイになったら、湿気との戦いもあるのです…

こうも暑いとおかしくなる

あっついなぁ…
珍しい色の珍しいミニが2台。

作業を終え、登録へ向け書類の段階へ進む 1275GT と、Mini Van 。
どちらも Mk3 の時代の色、Teal Blue です。
背後に写り込むのは、今日予備検の Fiat 1100D 。
陸事も暑いんだろうなぁ…
初老には堪えるだろうなぁ…

***
午後イチ、行ってきます。

HRCR Japan members で

久しぶりに店主主宰クラブでロードラリーを開催します!

途中には Regularity Test と呼ばれるテスト区間が用意されていて、走りの正確さを競います。
(22.63km で 5km 走りなさい、的なオーダーが)
走るために練られ、行った先の土地を楽しめるように組まれたコースを2人1組で走ります。
ロードラリーはモータースポーツの基本といわれます。
少しの予備知識があれば、難しいことはありません。
(奥は深いんですが…)あとはスマートフォンのアプリがあれば始められます。

ご縁のあった方に、切り口を変えて車の楽しみ方の提案です。
ご興味あれば、返信で結構ですのでまずはご一報ください。

「予備知識」のレクチャーは随時、承ります。

なお、お申し込みの受付は、大会1か月前の8月25日です。
車の楽しみ、いろんな方に知っていただきたくて、ご案内です。

ご興味ある方、参加ご希望の方はこちらからご連絡ください

Rally of Middle Boso ( PDF )

娘の記憶

ずいぶん長いこと私の夏のローテーションの中にいる、ヨレヨレの Tシャツ。
下北沢にお稽古(お茶)に通ってる頃に、お稽古場の !F (先生のお宅の持ちビルだった)の
服屋さんで買ったもの。
ってことは、今年16歳になる娘より、付き合い長い。
こんなの。

背面はこんな感じで首筋あたりにワンポイントが入ってる。

今日、コレを着ていたのですが娘が朝、開口一番
「わぁこの Tシャツ懐かしい…おんぶしてもらった時に目の前にこのプリントがいつもあった」
なんでも、首から肩へのとおりに頭を預けると、髪の毛がくすぐったいからやめてくれと言っていた
そうで(本人覚えてないんですが…)おんぶの時は姿勢良く?いつも正面を向いていたんだとか。
それじゃくたびれておぶさったって寝られないじゃないか…鬼のような母親です笑

不意にそんな娘の昔の記憶を耳にして、ほんわかした気持ちになりました。
こんな話、聞いたことなかったので。
娘の靴好き(絵に描くのも大好き)は、この Tシャツの影響もあるのかな…なんてね。
5年前、10歳の頃書いたお気に入りだったスニーカーです。

これでもう絶対落ちない

どれどれ拝見〜

えっこれは補強しなくっちゃじゃないの…
急きょ、思った以上の作業になったけど、もうこれで絶対落ちない…よかったよかった。
陽がだいぶ傾きヒグラシが鳴く中を、ゴキゲンで帰って行きました。

この車ももう8年?10年?早いなぁ…
車は10年足らずですがオーナーは…何を隠そう40年を超えるお付き合い。

ナンバーステイをつけます

長いトンネルの出口が見えてきました。
ナンバープレートステイの位置を決めます。

帰宅前には、ドアにステッカーも貼りました…一発っ笑
“1275 GT”

メーター周りが独特です。
競技車の証、カットスイッチも鎮座。

***
さてさてこの子は…ここから離れたくないの?

長期在庫のガラスがピーっと割れて
新品を注文したら年代違いが届いて1cmちょっと大きくて
今度はちゃんと届いたけど

60年以上前のオリジナルのウィンドスクリーンフレームと今のゴムとの相性悪く…
あと一歩のところで再びピーっと割れました。
もうこれ以上失敗したくないので、残念だけどオリジナルのフレームは諦めます。
フレーム+ガラス、すでに組まれたものを買い直します。
これでまた足止め。

ねぇ、ホントにここから離れたくないんじゃないの?

家族の想いと、現実と

施設でお世話になっている夫の兄の、通院に定期的に付き添っています。

***
飛んじゃったブログに時折書いていましたが、飛んじゃったので…ざっとふりかえり。
まぁいろんなことがありましたが、不思議なもので辛かったりキツかったりしたことを人は忘れて
いきます。
うまくできてますよね笑


もう4年?5年?になりますが、夫の母を在宅で7年ほど看て、送りました。
もちろん通所サービスは Max でお世話になって、「素人が環境の整わない場所で介護する」たぶん
限界に近いところまでやったと思います(自画自賛)。
許容を超えた事象が立て続けに数件発生、直訴( 区分変更=介護度見直しを期間の満了を待たず
申し出て検討を求める )して介護度まさかの飛び級、特養入所、のちわずか3か月で旅立ちました。

「老い」は、100人居れば100通りなので、私たちが経験して垣間見たことはごくごく一部です。
ただ、主に通所でしたが実にいろんな人に助けてもらってきた経緯があるので、現場のこと
とか、
少しはわかるつもりです。

家族(素人)の想い/思い入れ
現場(プロ)の感覚・知識・体制(都合と言っていいのかな)

老いに向き合うことは、育てることとは真逆。
私はそう思って携わってきました。
我が家の事情で、介護者と子育て 両方同時進行でした。
私は、

介護者としては若手
子育て(あんまりこの表現好きじゃないんだけど)世代としてはやや年をくっていました。

対照的だと気付いたのも、同時進行だったから。
早い話が子育ての逆をしました…『先まわり』です。
子が何かをできるようになるには、ぐっとこらえて見守ってガマン というシーンが多い。
でも介護は逆、常に日々の行動パターンをベースに頭を使って先まわり!そうすることで

物事がスムーズにはかどり
事故が防げるケースが多く
本人も不穏になりにくく
結果、介護者(私や夫)の負担が減りました。

よく、お世話になってる事業所の方たちからは『同業者』と間違えられました笑
本人の様子を表現するときに玄人が使っている医療 / 福祉系用語を、その場でなるべく覚えて
こちらが伝えたい時に使えるように心がけました。
そうすれば、端的に状況が伝えられるから。
とにかく状況把握と共有が肝。
割と必死でしたが、細かいことは忘れちゃった。


義母の時とは違い、割と厄介な疾病を抱えて(落ち着いてますが)施設でお世話になっている義兄。
車椅子の生活をしていますが、最近リハビリ全然熱心じゃないみたい。
気持ちがいいからマッサージしてくれよ〜、って流れになることが多いようです。
入所した頃は病気発覚、歩けなくなって、自宅で暮らせなくなった…と矢継ぎ早に生活に激変が。
当時の目標が本人曰く『脱走』だったので、リハビリにも勤しみトイレなど自分で行けるように
なったのですが、ここのところまったり。
加齢もある
老化もある
意欲の低下もある(新聞とかもう全く読んでない)
今のすみかがしっくりきてる
おトイレも勝手に行かずに呼んでくれるので、施設としては安心安全 ❤︎(前は勝手に行ってた)

施設としてはお通じとか把握しやすいし諸々助かってるけど…
いわゆる体幹が落ちてきてるようで、医師が背中に聴診器をあてるのに気持ち背中を背もたれから
浮かせるだけでめっちゃプルプルしてるような現状…
車椅子に座っているのもキツくなるんじゃぁ…

そうなると、出かけることもままならなくなる。
コロナが落ち着いてきたから(と思ったらまた爆発してるけど),かつてプラプラしてた銀座へ連れて
行こうかなぁ涼しくなったら、なんて思ってるけど。
先を思うと、家族としてはどうにか保って欲しいと思うけど、でも…
施設で静かに過ごしているのがしっくりきてるなら、無用なリスクをわざわざ冒すこともないのかな
と思ったり。
ムチくれて無理やり頑張らせて、本人本意ではなくて気分悪くするようなことも困るし。
穏やかに毎日遅れてるなら、ゆるやかに衰えが進むのも自然なことかなと思ったり。
少なくともこれまで本人の希望に沿って、リハビリが計画/実践されてきたのは感謝しかありません。
本人の『脱走』希望、歩けるようにとの希望が強ければリハビリは盛んに行われて筋力が伴った。
現在は『意欲の低下』や『今の環境への満足感』から、本人に脱走の意思も計画もなし。
従ってリハビリは積極的に行っておらず、結果体幹が弱ってきた。
現場で本人の意思が尊重され、それがコンディションに反映していることがわかります。
サービス料を払っているので、然るべきサービスを受けられるのは当然とはいえ、手厚いケアに
ホントに足を向けて寝られません。

昨日の外来付き添いを受けて、今日改めて事務方の生活を管轄して下さってる相談員さんに、
今まで通り、理学療法士さんには本人の意思に沿う形で願わくば保てるような環境をとお願いしました。
想いと、現実と。
静かに横たわる現実を、見逃さないようにしないと。

熱波…

ヨーロッパを熱波が襲っているらしい。

子供の頃住んだのでよくわかりますが、レンガ造りの家は涼しいんです。
レンガ積みの家は暖気を逃さないので、冬は暖かく夏はなかなかに涼しいんです。
ただ私が住んだレンガの家と、あちらのレンガの家は少し様子が違います。
あちらのレンガの建物、屋根が脆弱だと思うんです。
カーっと照らされることは想定してない、雪も少ないから屋根に工夫はない…
大丈夫かな…
(画像は BBC weather より)

あちらの人たちにとって太陽はご馳走。
でもこの暑さは異常…どうか体が悲鳴を上げないように工夫して欲しいです。
汗のかきすぎで塩分やミネラルが出て行っちゃう、とかあんまり経験したことないだろうから、
どうか上手に立ち回って欲しいです。
学校は授業を早めに切り上げる計画だそうです素晴らしい。

電気が足らないからって『発電』じゃなくて『節電』を強要する日本政府とは大違いですよね 笑

***
先週は車検も少なくて、長くお預かりしてる車両にじっくり取り掛かってました。
おかげさまでだいぶ進みました。
ラリー車に仕上げている 1275GT は、週末しれっとエンジンをかけるまで進めました。
ドアトリムとかも入って、フロントのお顔周りも概ね済んで、今日はウィンド周りの作業。