洗車

私がすると雨が降る

と言われている、洗車(決してそんなことないんですよ笑)。
頻繁にはしませんけど、でもそこいらの主婦よりは絶対、車洗ってるだろうな…
車の維持とか管理の一環として車を洗うことはこの私ですら常識ですが、どうも今ドキはそうでは
ないようです。

汚れたら手を洗うよね?
毎日お風呂、入るでしょ?
上がったら、クリーム塗らない?

こういう、ごく当たり前のことなんだけどなぁ。
すんごいビックリされることがあります。
「えっっっ…みなさんやってるんですか?」
人のことはどうでもいいじゃない、そうじゃないんだよ。

***
少なくとも一般的に古い車のボディは鋼板でできていて、表面に塗装=膜を張ってあげることで
最大の敵である水(錆るからね)からボディを守っています。
その膜の維持がカギになります。
具体的には清潔を保ち(洗う)、水と相性の悪い「油脂」をくれてやる…つまりワックス等の
コーティングをするということです。

塗膜にワックスを塗り込めば、脂が水を弾いてくれます。
それ以前の問題として、汚れたまま使っていると安全からは遠ざかります。
ウインドが汚れていれば(内側とかもね)視界は悪くなります。
汚れたままで気にならなくなると、キズや凹み・歪みに無頓着になります。
キズや凹み、歪みをそのままにするとキズからサビが生じたり歪みからボデイの中へ水が入ったり。
そうなると、パっと見ではわからない骨格にまで影響が及びかねません。

自分で洗うことで、気付きがあります。
手入れをすることで愛着もわきます。
いつもとは違う、ちょっとした異変にも気付くようになるでしょう。
故障や消耗の『早期発見』につながり、大修理や思わぬ出費を抑えることができるかもしれません。

ね、手入れは大事でしょ?
キレイは安全の第一歩なんです。
確かに面倒くさい時もあるかもしれないけど、

車のルーツは馬

と考えると、ストンと納得できると思います。
馬は人の暮らしにスピードをもたらす道具であり、暮らしの相棒です。
生き物ですから、栄養補給もするし毛並みを整えたり蹄のメンテナンスをしたり。
そしてガレージで休息を取って、英気を養います。
人と馬とが気持ちを通わせて、関係が構築されていく。

***
年末年始を利用して、洗車の動画でも撮るか…笑