駅伝見てて、思うこと

自分も学生の頃は、運動(剣道)に明け暮れていました。
スカウトで高校へ行き1年からレギュラー、いろいろな経験/思いをしながら学生生活を送りました。

身体能力が高い若者はたくさんいるんですよね。
ただ、アスリートは主に体が資本ですからピークが早くやってくるので、肉体的な研鑽に対して
人間的な成熟や教養などが伴っていないことも少なくありません。
肉体・技を磨くことと並んで、人としての力や精神力などを養ったほうが、総合的にみて圧倒的に
いい結果が出ると思います。

生きていくための力や思いやりの心などを育むのは、子が最初に触れる社会である「家庭」が最初です。
そこがベースになり、子が自分が触れ合った社会で様々吸収しながら成長していく。
アスリートが強くなるためには、その辺り避けては通れないと思うんです。
たすきを繋いでいく学生たちを見ながら、ぼんやりそんなことを思っていました。


モータースポーツはその面、特殊な道具を使っているので年齢や男女の差がつきづらいのが大きな
特徴の一つでもあります。
その人の肉体の能力より、その人の経験値が大きく結果に影響します。
平等で、私はとても気に入っているんです。