なんて憎たらしい

総合病院で、奥さんの付き添いであろう年配の旦那さんが
「外科はどこかな?」
と、別の診療科の窓口で尋ねています。

…あぁ…あそこね、ありがとう。

旦 (後ろから来る杖をつく奥さんらしき人に)ホラ聞けばすぐ教えてくれるだろー
奥 あはーそれが仕事だ

私の前を通って行ったのですが、思わず 「なんて憎たらしい」 と声に出しました。
聞こえたかどうかは知りませんが、年配者としておよそお手本とは程遠い。
身なりも小ぎれいだし、認知の歪みが生じていて、コントロールがきかなくなっているようには
思えませんでした。

なんだかなぁ…

感謝がない

付き添ってくれてる旦那さんにまず、感謝がない。
医療従事者は確かにそれが仕事だけど、いろんな人の力が合わさって世の中回っている。
それがわかってないから、医療従事者に対して感謝どころかあの言い草。

きちんと社会の一員として、社会に参加してこなかったんでしょうか。
人の世は、人と人とのつながりや支え合いなど、時にシンプル時に複雑に関わり合って成り立ってる。
己れひとりで生きてるように言う人もいるけど、絶対違う。

あんな年の取り方はしたくない…気をつけよっ て思いました。
家の中に感謝がないなんて。