#9741もうちょっと

国内で使用する競技車(こっちも#9741になりました)、細かいものを残すだけってトコまで
どうにかこぎつけたようです。
どれどれ…
先日検討の上、選んだコドライバーバッグもドアバーにつくかどうか試してみます。

お?
イケるんじゃないの?
床とのクリアランスも確保できて、ドアバーに預けられそう。

床とのクリアランスが必要な理由?
それは…

雨漏り

組み立てのマシンだから杞憂に終わるかもしれませんが、これまで使っていた緑の Rover Cooper
雨漏りしました(今でもするはず笑)。
ドカ雨が降るとどこからともなく浸水、気付けば床に水が溜まっています。
時にうっすら、時にちゃぷちゃぷ。
いつだったかエラい目に遭ったので、水をよく吸って気兼ねなくどこでも拭ける古タオルを車内に
しのばせるようになりました。
運ちゃんの方は特に、チャプチャプしてるとペダルワークに響きます。
古タオルに溜まった水を含ませては車の外で絞る、を繰り返す…地道な作業ですが水を取り除けます。
移動中にもできます!(窓から )

そんなわけで信用してないので(笑)バッグが床に接するのは避けたいんです。
コドライバーの方だって、ノートやドキュメント類が濡れるのも困るし、ケーブルの予備が入って
いたりしますからとにかく濡れるのは困ります。


補助灯も支度しています。
次の高山(ハイランドマスターズ)ではアイテナリー(旅程表)を見る限り補助灯の出番はなさそうです。
全日本はほぼデイラリーなので、薄暗いことはあっても暗くなる頃とかナイトのイベントは殆どありません。

夜のステージ、補助灯を点灯させてカウントダウンが進む中でドライバーがハイビームに切り替える…

オーキタキタ(ワクワク)ってなります笑
変態ですかね…

World Tourism Day

昨日は『世界観光の日』でした!(過去形 笑)
グレイス店主とその家族にとって旅は、その殆どがレジャーではなく仕事。
自動車という「文化」に携わる仕事をしていると自負しているので、それを取り囲む文化や環境を
合間で許す限り見たり体感したりということを意識しています。
より大きい理解につながるし、そこに住む人々との交流はより深い次元の理解や実感を引き寄せます。

いろんな場所に行きました。
これからもまた行くんでしょうが、我々は「小さいマス(升)」に縁があるような気がしています。
まずマン島。
ココを訪ねて下さる方は、もしかしたらウンザリするほどマン島の紹介を浴びせられてるかも…
それくらい、我々の思い入れが強い場所です。
人々は素朴で、島とその自然を愛し、手を携えて暮らしています。
地元愛って言ったらいいのかな…羨ましく話を聞くことも、よくあります。

2018年に流れ着いた(笑)サンマリノも同様。
ギヤボックス屋さんを訪問するのが最大の目的だったこの旅、なんと午前中に約束していた訪問の
後、午後空けてくれてあって自らサンマリノの国の中心を案内してくれたんです。

さてサンマリノ。
国民がみんな知り合いで、裁判になった時に公平に裁けないから陪審員はイタリアから来るんだとか。
行政の長も任期は半年、独裁化や癒着を防ぐためだと聞きました。
マン島もダグラス市長は任期1年半…だったかな。
小さいコミュニティは、うまく言えませんが独特の感性を持っていて、それに触れるのはとても
心地のいいものだと私たちは思っています。

いろんな旅の形がありますが、私たち家族はこんな、慌ただしくも妙にディープでだいぶ偏った
我々の旅を気に入っています。


そんな我々の旅において、ローカルな食事は最も大事な要素のひとつ。
その土地を知るには、そこで人々が何を好んで食べるかを知るのは近道ですよね。
マン島の名産というと、すぐ頭に浮かぶのは Manx Queenie そして Manx Kipper 。
Manx Queenie は島名産のホタテの仲間、小ぶりなホタテって感じで肝のところが朱色をしています。
バターソテーや、クリームスープ、バップ(丸くて白いザクッとしたパン)に挟んで供されたり。
Manx Kipper も名前に島の名を冠する通り、島の名産。
Kipper とはニシンの燻製のこと。
ご存知でしょうか、きかんしゃトーマスに “Flying Kipper” なる魚運搬列車が登場します。
(もちろん “Flying Scotsman” :エジンバラ – ロンドン を結ぶ急行列車 のパロディ)
Manx のそれは味よし香りよし、メインミールとしてだけでなくてバップに挟んだり刻んでサラダの
ように食べたり、楽しみ方はあれこれです。
燻製ですから、御酒を召し上がる人にはたまらないアテ…

ところが!
今日になってビックリなニュースが!
島随一のキッパー屋さんが

GAME OVER

って…
なんなのそれ!
もう食べられないの?!
5月にも食べに行ったけど?
(これは別の年、今年行ったのは雨の日曜日でした)

コレ今年、ほぐし身と野菜にクルトンがパラパラ…シーザーサラダっぽく頂きました。
美味しかったよ…
もう食べられないの…?

今年マン島へ行った時に、Manx Fudge の廃業も知ったばかり。
我々が定宿にしてる Ballasalla の街はずれにある工業団地の中に小さな販売所を兼ねた工場があって、
味見だけで鼻血が出ちゃうんじゃないか、ってくらいたくさんのフレーバーを試食させてくれた記憶が
鮮明で、また行こうとパンデミック明けに行こうと思って営業時間を調べたら

廃業

伝統的な「食」は、どこの世界も静かにないがしろにされる傾向なの?
…World Tourism Day から随分話が飛躍しましたが、飛び込んできたニュースと相まっていろんな
ことを思ってしまいました。

ラリーのサービス

10月中旬に控えている全日本ラリー ハイランドマスターズ。
今回はグレイス店主こと氣谷と、クラブのメンバーの 1275GT オーナーがドライバーデビューと
以前ここに書きました。

ラリーは、走る人だけでは成り立ちません。
主役と取られそうですが…確かに車が時間に支配されて走ってラリーは進行していくので主格では
あるかもしれません。
でも!
走る人だけじゃ成り立たないんです。
運営サイドには沢山の人が関わっています…本陣で動かす人、競技を回すマーシャルの皆さん、
コースを走るに足るか最終チェックするセーフティカーや、皆が走った後のチェックをする追い上げ…
そして競技者を待ち受ける「サービス」は、欠くことはできません。

規則によって定められた時間に、定められた場所で車を整えます。
時間が限られているので仮に要整備箇所が生じたとして、どの整備を優先するか即座に決定しなければ
なりません。
時間内に終わらせる技術力も培われます。
こう書くと整備にばかり目がいきますが、サービスはメカニックの独壇場ではないんです。
ジャッキで上げる/下げるを毎回担う人、タイヤ脱着 / 空気圧まで責任持って行う人、窓だけ拭く人、
時間を徹底的に管理する人、雪をホイールハウスから取り除いて作業スペースからかき出す人…

上に挙げた細々として作業は、メカニックでなくても担えます。
自分ができることを責任持って行う、その集合体がサービスなんです。

ちなみに、特別なスキルが無くても担えますが、何度も続ければその作業 / 仕事のエクスパートに!
「人は経験の生き物」ですから。

娘は小学生の頃からラリーのサービスに居て、私が「時間」の管理者に任命。
以来、時間を管理しながら、他のクルーと連携してホワイトボードの管理などもこなします。


企業がチームにスポンサー、よくある話です。
金銭的なもの・商品の提供などの他に、これは外国で見かけるのですがユニークな「出資」をしている
ケースがあります。
サービスに人を派遣するんです。
例えば人事課の人とか人材育成の立場の人、とか。
サービスは有事には「猫の手も借りたい」ので、頭数があるのは何よりありがたい、大歓迎。
それこそ食料調達だって人出が要ります。
何もなければ平和そのものですが、ひとたび何か起きてしまうとギリッギリのカツッカツ。
しかも予定できない。
(何が壊れる、壊れない…なんて予定組めません笑 できれば何もないのが一番いいんだから)
そんな中で、キリっと判断して優先事項を淡々とこなしたり、限られた条件で最上の作業をする、
そんな体験ができるのが、サービス。
予行演習とかないので、集中力や精神力も培われます。
(でも、「想定」して臨みます…どれだけ想定してるかも実は能力のうち)
企業として、畑違いの場所でも集中して自分ができることを探して自分の力を出す、そういう場に
人材を送り込む…
人材育成や、人を「見たり」するのに格好の機会だったりするんです。
あるクラブ員が、初めてチームのサービスに参加した時にこんな風に言いました。

「新人研修はココでやればいい、すごく勉強になるのに」


さて。
10月に開催される全日本ラリー ハイランドマスターズ(高山)へはクラブから2台、選手権外
クラス(オープン)に参戦します。
グレイスのお客様も入れるとミニ3台。

先着1名、サービス員を募集します!
もちろん経験は問いません笑
(経験者を探す方がむしろ大変)
ラリーに興味がある人、ミニに興味がある人、歓迎です。
ご質問等はメールでもお電話でも、ご連絡ください!

店主クルーは木曜午後に現地へ向けて発ちます。
金曜日は早朝から Recce(ステージの試走)があるので、前日のうちに現地に入ります。
金曜早朝にはサービスクルーが横浜発、パラパラと現地に入ってそれぞれがそれぞれの準備をします。
本戦は土・日の2日間です。

千光寺…

今日はトンボ返りで加賀行き。
先日旅立った長姉に、菩提寺でお経をあげて頂きに行ってきました。
彼女が望んだ通りにできて我々も満足、奇しくも昨年逝った長兄の祥月命日が9月28日なので
1回忌の法要も併せてお願いできました。

いつもは 新東名ー東海環状ー東海北陸道ー北陸道 のルートをとるのですが今回は、中央道松本下車
安房峠経由で高山へ抜けてそこから東海北陸道で日本海側へ出ました。
松本ー高山間は一般道を 100km ほど行くので、どうかなーと思いましたが、距離がだいぶ短いので
さしたるストレスもなく往復できました。

いつか見た風景です…

前回(2021年)ハイランドマスターズ(全日本ラリー:ホストシティは高山市)のアイテナリー
(日程表)です。
ここから入っていった先に SS(スペシャルステージ)がありました。
今年は使わないようです…
ハイランドマスターズは、10/13 – 15 えーっと、3週間後にはまたこの辺に来るんだわぁ。
次はトラックとライトバンだから、もう少しえっちらおっちらの道中になるだろうけど。

お は ぎ

美しい五色のおはぎを頂きました。

左から こしあん、粒あん、ずんだ、ゴマ、きなこ
昨日作ったばっかですが(餡から作ったので私にしては手間をかけました笑)、ホイッと目の前に
出てきてあれこれ頂けるこの幸せよ!
おーいしー ❤︎

お客様の奥様のご実家の和菓子屋さんのもの。
奥様はお店の手伝い(販売)に出ているのですが、なんと!
跡目のなかった店には現在、長男さんが入ったんですって!
和菓子屋さんは無くしちゃいけない。
外国人はこの文化をとても興味深く、感嘆をもって受けとめます。
主菓子なんか

「オイこれ食べちゃうのか」

手のひらに乗るアートですよね。
私は、和菓子には日本の文化の『省略の美学』が凝縮されてると思ってます。

継がれていく…すごくいい話を聞きました。

***
Mk3 Cooper’S’ エンジンが組み上がって。
ロッカーカバーは Rover Mini の時代のものが使われていたので、せっかくですから手持ちのものを
使うことにします。
耐水ペーパーで研ぎ出して…

この後、エンジンと共色の黒を噴きます。
(グレイスは刷毛では塗りません)
噴けば、1ミクロン こういう単位の塗膜がその個体を守ります。
厚く塗ればいいかといえば、そんな訳もなく。
例えばボディなら、面積を考えると薄く塗るのと厚く塗るの、どっちがいいか歴然です。

お彼岸なので

久々に

お は ぎ

作ります。
昨日、深夜…

カラスカァで夜が明けて…
ラップを使うのは性に合わないので、昔ながらの布巾で包んでいきます。

きなこの方はあんこ玉の上にご飯をかぶせて、きなこでお化粧したんですが。
あんこ玉はもっと小さくてよかったんだな…随分でっかいのができあがってしまった。
このお皿は仏壇にあげよっと。

実りの秋 食欲の秋

いくらか過ごしやすくなったように思いますがそれでも、この時期こんなに湿度があったろうか…
夕方のガレージは、お風呂場にいるようなそんな気分になります。
かといって、夏が尾を引いているという雰囲気でもありません。
夕方はあっという間に暮れるし、空は高いし、秋のそこここに実感できます。
味覚もそう。

見てこのツヤツヤしたこと!

今年もお客様に栗をいただきました。
嬉しい!
さぁ、やるわよ…
(昨日のうちに、栗ご飯にする分の下拵えとペーストにする分の下準備はそれぞれ済み!)

まずは栗ごはん。

大粒を炊いて、うっすらおこげも一緒にざくざく混ぜました。
竹皮にのせて黒ごまを散らして、粗熱が取れたら庭から摘んで南天を飾って…
夫の兄が近所に住んでるので、季節の味わいを明日にでも届けることにします。

ペーストにする分は、しっかり茹でて暖かい(まだアツアツ)栗を半分に割り、匙で中身を取り出し
冷蔵してあります。
お砂糖で煮て茶巾絞りにするか、そこから洋風に振ってペースト ⇨ モンブランみたいにデコれる
ようにするか…
明日にはやらないと。
土曜はおはぎが食べたいと夫からリクエストが出ているので、ストックのお砂糖じゃ足らないかも…

あぁ秋は楽しい。
とりあえず湿度をどうにかしてもらいたい…

ペタペタ…

ステッカー、デカール、あれこれ貼っていきます。
Mini Spares
Demon Tweeks 様 Running Man は健在ですねっ
Valvoline
Mintex 様 … あれ、ないぞ送ってもらわなきゃ!

これが Running Man です。
年代で微妙にデザインが違います。
コレ今

こっちは少し前

僭越ながら、garage Grace のも貼りました。
URL も貼っちゃいました。
高山で見かけて、うわカッコエェ…と思ったら、検索してね笑

変身中

GG の本番車になるべく、目下変身中。

ドアにポケットがない年式なんです。
運転席側はネット(網)を貼り付けて車検証が入るようになっていますが、ちょっとした手荷物すら
入れるところがない…

少々不格好ですが、Rover Mini のドアポケットを少し加工してつけました。
メーターも、オリジナルは使いづらいので Rover のに変更しました。
OK / SOS ボードも、上でパウチして作ってたみたいだし。
国内の規定だと、A3 が2枚必要とされています。
海外のイベントは、今ドキロードブックの最終ページに折り畳んで付属してます。
ロードブックは A5 が一般的なので、広げて A4 サイズ。
A3 必要かなぁ…

コドライバーバッグ

ここ数年使っていたバッグ、ターンロックがあっという間にカバンのフラップから外れてしまい、
ロックが効かなくなってしまった…ので、夫に探してもらっていました。
何年も使ってないのに!

どれにしよう…

コレ、ポケットとかいっぱいついてて一番好みなんですけど、とっても大きいんです。
とっても小さい車でラリーやってるので、ヘルメット1つ置くのに難儀してるのにデカイカバン
なんてもってのほかです。
魅力的なんですけどね…

お次はRacing Equipments のサプライヤー、Demon Tweeks のオリジナルバッグ。
小ぶりでフラップとかなくてサッパリ。
正面には大小ジッパー付きのポケット、サイドにはペンホルダーと細長ポッケ。
ただメインのお部屋には、ジッパー付きの内ポッケがあるけど…間仕切りはナシ。
背面にはドアバーにぶら下げられるように、スナップ付きのバンドが付いています。
ウチのドアバーは斜めに入ってるけど、そのバンド使えるかな。

最後は3つの中で一番小さいこちら。
両サイドにペンホルダーが付いていて正面にジッパー付きの大小ポッケ、マチ付きのペンが入れられるような深い細長ポッケ。
決して大きくないんですが、メインのお部屋は間仕切りがあります。

裏は一面ベルクロ!になっていて、ドアバーにつけられるようになってます。
…ウチの車は使えるだろうか?


ロードブックもその昔からすると小さくなってる(A5)し、Bulletin(公式通知)なんかもアプリで
通知きて閲覧…てな感じで、携行品も少なくなる傾向にあります。
2019年に出たベルギーも、今年のManx National も、公式掲示板なかったもの。

うーん。
一番小さい Sabelt のにしようかな…
何でもかんでも入れなきゃいいんだ。
気がかりは、持ち手がベルクロで留めるフラップについていること。
でもあれこれ入れるのをやめることにするんだから…大丈夫か笑