さぁ始まります。
思えば…
– いつも車を受け取ってもらったり様々手を貸してくれる、現地のパートナー Paul が今回不在。
– エントリーが始まるや否や、フルグリッド140台をはるかに上回る200台の上を行く申込数。
– 競技車が予定通りに現地に到着しなかった(結局大幅に遅れて到着)。
心配の連続でしたが、やっとこの日を迎えました。
体調もいい、お天気もすこぶるいい。
いつも通り、楽しもう。
…とドライバーは言いますが、私は正直そうはいきません。
いつも通り、楽しめるように気配り手配り、いつも通り。
あ…結局どちらも、いつも通りです。
0カーは今回、競技車の海運で多大に力を貸してくれた Manx Man .
ゼッケンを張ってるガムテープ(粘着布テープ : tank tape )は Team Japan のもの。
お役に立てて光栄です ❤︎
肩慣らしに出かけます。
Shakedown です。
観戦組(後発組+娘、孫)がどこかで見てくれているようです。
規制線はだいぶ向こう。
場所にもよりますが、その昔よりだーいぶ厳しくなりました。
Shakedown 前のドライバーズブリーフィングでは、セーフティのことと競技中の紳士的な姿勢…
っていうのかな、地域への配慮を強く言ってました。
全日本でも、リエゾンでの競技車のスピード超過やマナーの悪さが問題になることがあります。
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昼前に1号車は出て行きましたが、我々は2時間以上後のスタートです。
スタートまでの間、サービスには何人もの人が訪ねてきてくれました。
今回は1回休みの、日本びいきのコ・ドライバーとか
デビこと Dave Thomas とか(後ろにはデビの娘、Louise もいます…彼女は今回出場を断念)
Leg 1 はピンクの線で示された4本。
夕暮れを待って Leg2です。
SS1 /2 はYouTube で中継されていました。
2:43:00あたりから。
ココは磯伝いの細いアップダウンのある道。
普段は20マイル規制の道ですが、ラリーでは全開笑
いい調子で走っていたのですが、SS4 “Injebreck” の前半一番の見せ場 右ヘアピンコーナーで
まさかのバースト!
ドライバー曰く、このヘアピン(我々は右A 金子コーナーと呼んでいます、なんでこの通り名かは
後ほど詳しく)の前から slow puncture は始まっていたとか。
で、とどめがココだった…スペクテイターも多い、名物コーナーで。
後発組の1人がその瞬間をバッチリ捉えていました…
このままでは走れません。
水色のマークの先、しばらくは広い道が続くのですが、後半は狭くてガタガタの道を一気に駆け下りる
ので、その前にさっさと交換します。
場所を探して…
ところが、熱が入っちゃってるからホイールナットがなかなか回らない…
私もスペアタイヤとバーストしたタイヤを入れ替えましたが 熱っ!
こんな私でも、手元に軍手ぐらい支度しておかなきゃダメだな…
交換を終え、都合5分くらいロスしちゃったかな…道へ戻って問題なく走りきって Leg1 は終了。
4時間くらい間が空いて、夕暮れ時から競技再開、Leg 2 が始まります。
それまでは、メンテナンスする時間に充てられます。
幸いバーストだけで、その他のダメージはありませんでした。
しっかし…都合3箇所。
Team Japan のサービスには、座敷箒が用意してあります。
オイル漏れが地面に響かないように、養生することが義務付けられていて、養生シートの上を掃くには
座敷箒が何とも塩梅いいのです。
びしょびしょだったりヌタヌタだったら、柄の長いスキージが活躍します。
何とも楽しげな車が、サービスに入ってきました。
アイスクリームバン!
Davison’s ローカルで30年以上愛されるアイスクリーム屋さんです。
音楽を鳴らして到着を知らせると、真っ先にオフィシャルが列をなし笑…
いい大人がイギリスの青空の下で、ニコニコアイスクリームを食べてました。
我々ももちろんお相伴しました。
バブルガムフレーバーがおススメです笑
Manx Rally 2024 ふりかえり⑤ につづく