何にでも限りはある

移動中、車のラジオがついていて聞こえてきたひとこと。

時間

お金  もそうですね。

何に使うかは、その人次第。
限りある時間。
限りある命。
どう使うか。


何となくつけていたテレビ。
シンガポールのペナン島を日本のタレント(以下 日)が訪れて、地元の人と交流を試みています。
暑くてアイスクリーム店に入ったら、パキスタン人のお兄さん(以下 パ)が経営するお店でした。
女性のタレントさんとちょうど同い年(32歳)で、興味を持ってグイグイ質問…

日 家帰ったら、何してるんですか★
パ お母さんの世話をします。
日 ゲームとかしないんですか?
パ 店を10時間開けてますから、そんな時間ないです。
日 よく働くね…

ホントはアニメとか見ないの、とか聞きたかったらしいんですが…
だんだん恥ずかしくなってきてそれ以上聞けなかった、と彼女。

彼は大学進学でシンガポールに来たそうですが、卒業後友人と事業を始めて今のお店は2年前から
開けている、自分のお店なんだそうです。

いろんな生き方があると思うけど、一生懸命で率直で素敵だなぁと思いながら見ていました。
旅って、こういう人の思いとか考えをビシビシ感じられるから楽しいです。
(上っ面を撫でる観光旅行じゃ、こういうものは一切アンテナが拾えない)
素敵だなぁ…と思う一方で、何にでも限りはあるんだけど

「思う気持ち」だけは無限なんじゃないかなー

なんてね。
それに突き動かされて、限りある時間や命をどう使うかを切り盛りする…なんてね。