左の本、新刊です。

1990年代の Rover と Honda の提携についての表話 / 裏話を綴ったもの。
表紙をめくると

Rover(エンブレムは歴々バイキングの船を正面から見た姿) x 日本といえば Samurai
言い得て妙、なタイトルです。
著者の方、実は知り合いのお父様。
知り合いとは、British Motor Museum 内 British Motor Industrial Heritage trust(BMIHT : 英国
自動車産業遺産財団 そんな感じかな)のアーカイブルームのボス、 Richard Bacchus さん。
車両の生産についての詳細がまとめられている、”Heritage Certificate” いわゆる生産証明書は彼が
発行しています。
これを読んで下さってる方の中には、彼の発行した書面がお手元にある方も多いかも。
博物館を見学に行くと、決まって私はアーカイブルームの彼を訪ねます。
すごいなぁ…お父上メーカーの人で、ご子息も英国の自動車に関係する、しかも生産証明の調査や
取りまとめに携わっているなんて。
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余談なんですが、本の前つけに記載があるのですが…
この本の収益は、英国の認知症の財団に寄付されるんだそうです。
今年の Manx Rally のステージでの写真をフォトグラファーから譲ってもらう段で、あるフォト
グラファーが自分の写真を買ってくれる気持ちがあったら、その分をがんの財団に寄付して欲しい、
そんなことがありました。
なんというか、考えや心掛けが違うなぁ…って。
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ちょっとここのところハード過ぎて、帰宅後に活字を読む余裕なんて 1mm もないけど、正月休みに
でもじっくり読んでみたいです。