2024年 最後の日

大晦日の朝、ホテルの窓から駐車場を眺めて1枚。
ウチの車はどれでしょう〜

正解は2番。
27番のいわゆるハッチバックタイプのコンパクトカーと変わりない、っていう…笑

それにしても、自動車にとって雪国の環境はつくづく厳しいと実感。
まー凍結防止剤のすごいこと!今回は積もっておらずべっちゃべちゃだったので余計に…

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8時には市場で朝食を食べていました。
いつも行く寿司屋はゴミゴミしているので、小さい子は迷惑かなぁと考え違う店へ。
そこは炙り丼も出す寿司屋で、まだ2歳にならない孫も一緒に食べられました。
娘はお約束のぶり丼にオプションでサーモンのトッピング、最強です。


大満足で さぁ、買い出し。
酢だこのこの迫力!笑

行くと必ず鰤をさくで買ってきます。
市場でも当然価格は上がっていて、天然物は流石に…でも年に1度?これからは数年に1度のこと
なので、奮発しました。


需要に合わせてか、市場の売場の構成?が少しずつ変わっていっているのを感じました。
鮮魚を売っている面積が減っていて、その代わりにその場で食べられるいわゆる fast food 系の
面積が2年前よりだいぶ増えていました。

海の幸だけでなく、お肉…能登牛を焼いて串とかで食べさせる店も散見され、いろんな「いい匂い」が
そこここでして、買い物がてら焼きたての串を頬張る人があちこちに居ました。
我々は今回はパス、海のものを買ったらお次は野菜とその他のものを。
京と並んで、加賀には伝統野菜があります。
金時草と加賀春菊、加賀レンコンは必ず買って帰ります。
春菊は、菊の葉にしては葉がまぁるっこいのですが、「春菊っ」という味がします。
お鍋やすき焼きに使います。
お野菜ネタは過去の加賀行きにも出てきますので、こちらをご覧ください。
2022冬
2022秋

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2箇所の事故渋滞、なるべく喰らわないよう休憩などでややかわしながら、帰り道を急ぎます。
幼な子の機嫌も見ながら、岡崎に続いて駿河湾沼津で時間調整。
旅の間 食べ通しなので、晩ご飯は家へ帰って年越しそばに何か足す程度にしようと、SA でその
「何か」を物色。
外のお店に『海鮮はんぺん専門店』と書かれた水引のれん。
海鮮ちぎり揚げとたこはんぺんを注文して、その場で揚げてくれるのを待つ間。
ご店主と二言三言、言葉を交わしました。
すぐ食べるか / 持ち帰るかと尋ねられ、家へ帰ってからゆっくり食べると伝え

住まいはどこ?あーまだ少し距離あるねぇ
渋滞してるから、それと孫の機嫌が悪くならないように時間調整
それは得策

大晦日、陽も暮れて暗くなった外で、ひときわ明るく照らされた店とご店主の朗らかな明るい感じ。
些細な会話ですがとても気持ちが良いものでした。

帰宅後を楽しみに商品を受け取り、建物の中へ入りしばらく時間を潰してからさぁ帰りますか…
再びはんぺん屋さんの前を通りかかって、孫にバイバイを促がそうとしたら

「また来年ね!」

ご店主が我々に気付き、声をかけられました。
こんなこと言われたら、また寄っちゃうじゃないの。
次の年末かどうかはわからないけど、きっとまた寄っちゃうんだろうな。

***
帰宅は8pm。
速攻でだしを引きそばつゆを作って、かけそばにしました。
市場で買ったアオリイカのげそを醤油にくぐらせて炙り、揚げはんぺんも温めていただきました。

元日の地震以来ずっと引っかかっていたので、加賀へ行って菩提寺を訪ねてスッキリしました。
お墓はあちらにありませんが縁が切れるのは勿体無いので、毎年とはいかずともこの家のルーツの
土地と縁が切れないようにしようねぇ、と年越しそばをすすりながら皆で話しました。