競技車にはシリコンブレーキフルードを使います。
– 吸湿性がないという性質を持つので、水分の混入による劣化が少ないこと
– 一般的なグリコール系のフルードより沸点が高いので耐熱性に優れる
– 低粘質であるため応答性が良い
→ 劣化・耐熱・耐腐食性に優れている
誤って、一般的なグリコール系と混ぜてしまうと分離して、制動に深刻な支障をきたします。なので、そういったミスを防ぐためにシリコンフルードには、注意喚起を促すカードが付属してくる
ことが多いのですが、だんだんとそのカードがショボくなり、ついに紙製になったそうで。
紙製ではそれ自体の耐久性が望めないので、同様のカードを作ってラミネートするよう注文が。
オリジナルには穴が空いていて、マスターシリンダーなどにタイバンドで結いつけるんでしょうが、
今回作ったものには穴は開けず、マスターそばのバルクヘッドに直接貼付するそうです。
ですので、穴を開けずに納品笑