娘の同級生のママが、着付けのお稽古に見えました。
稽古といっても、別に私は着付師でも何でもなく…笑
一緒に着ましょう、くらいの感覚です。
数年前には、『お子の中学の卒業式に和装で列席』を目標に、月イチで稽古した頃もありました。
今度は高校の卒業式。
ちょっと億劫になっていて、どうしようか悩む…
なんて言っていたので、1度稽古をしたらと勧めました。
ふくよかな彼女は帯の長さなど、いつもすんなりとはいかず難儀するのでその辺りを一緒に悩んで
欲しい、そういうことなのです。
散々稽古はしたので、時間はまだまだかかかるものの自分で着られるようになりました。
よかったよかった。
私は着物でお出迎え、彼女に合わせ都度解いては傍に居て、同時進行で見せながら稽古します。
松阪木綿の着物に夫の長姉(一昨年他界)の形見の名古屋帯、金茶の絞りの帯揚げ(こちらは夫の母の
和箪笥にあったもの)に市松の帯締め。
古いものとモダンなものとで、結構好みの取り合わせとなりました。

昼を挟んでみっちり。
昼は簡単に…
– 塩した鰤とネギで炊き込みご飯
– 豚汁
– 大根餅
– 白身魚(鱈・鮭)2種のグラタン(前日の夕飯の残り)
– スティックに切ったきゅうりを、出したばかりの手前味噌で
彼女が今回卒業式で締めようと思っている帯は、これも夫の長姉の残したもの。
四君子(蘭・竹・菊・梅)+牡丹が配された、二重太鼓で締める錦織の格調の高い帯。
私は既に手持ちがあったので、尋ねたところ譲り受けてくれることに。
いよいよ出番、利休白茶(かなー薄いベージュ)の鮫小紋と合わせます。
いやぁ、着物はいいなぁ。
ちょっと4月くらいまではせわしいので、それを過ぎたら着物を着て出かけたいなぁ。