昨日走った後のサービスでは、タイヤを交換しました。
2日目は初っ端から「10km のジムカーナ」みたいなステージがありますので…。
さて、明けて2日目。
前日の頂き物(+1分)を少しでもどうにかすべく、でも楽しんで走りきれるようスタートしました。
新しいタイヤ。
10km のジムカーナ “SS8 豊川宮路山(みやじさん)” はタイヤの皮剥きには十分すぎ…
オープンクラスのあるドライバー曰く
「雁峰を超えたな…」
(開催地が蒲郡に移る前の、新城ラリーで毎年のように使っていた林道)
でもミニらしく、ミニができることを存分に発揮してムダなく無理なく走ったと…思います。
ノートもうまく読めました。
その結果。
頂いた1分は、ほぼ返上できました。

SS のフィニッシュは走り抜けてそのタイムが計測され、その先には全競技者が完全停止しなければならないポイントがあります。
そこで、タイムカードと呼ばれる各競技車の動きを記録する紙にステージタイムが記録され、次の行程へと進みます。
SS のスタートは一般的に1分毎で、前後が同じようなタイムで走っていれば完全停止のポイント(ストップコントロール)で前後の車と会うことはないのですが、著しく速かったり遅かったりすると…
そこで会う。
(追いつく / 追いつかれる)
Leg 2 1本目の SSフィニッシュ後のストップコントロールで、我々は前車に追いつきました。
前車はまだタイムカードのやり取りをしていて…ということは、ほぼ1分速かった ということ。
そんなこんなで、頂いた1分は返上できました。
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娘の描く「もち人間」は、どこへ行っても人気です。
タイムカードのやり取りをするオフィシャル何人の目に留まって、声をかけられたか…

日本のラリーは、どこの国でも当たり前のヒストリックのルールを正しく敷いていないので、十把一絡げ(じっぱひとからげ)で小排気量のミニからターボ四駆までみーんな同じクラスです。
でも、クラス2位…ミニってスゴい車です。
セレモニアルフィニッシュでは、クラス1位のクルーがシャンパンファイト。

いいんです。
ミニのスゴさを存分にアピールできれば。
1日目が終わって、車両保管のエリアに車を収めた時に見回したら、トヨタの展示場かと勘違いするくらい、新しいトヨタの車しかいない印象でした。
そんな中で50年から経つ車がこうやって本気で走って魅せる、うっかりすると下の方の選手権を戦ってるクラスの方々を脅かす…ような存在であることを広く知ってもらうのが、ラリーを続けている理由の一つです。
今回も多分…少なからずアピールできたんじゃないかな。
ヒストリック / オープンクラスがもっと熱くなればいいのに。
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ラリー三河湾、この大会の主催者は愛知県のクラブです。
大将は、現役WRCドライバー勝田貴元選手のおじいさま。
なんとなんと!
勝田選手がセレモニアルフィニッシュを潜る前に、我々の元へ歩いてきたじゃありませんか!
スライドウィンド越しに握手(クラス2位ですから笑)。
すかさずミーハー根性で「写真を撮らせてもらっても構いませんか?」

ホントはドライバーと握手してるトコも欲しかったけど…
次の瞬間叫んでました
「家宝にします!」
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大会規則書には、ヒストリッククラスの表彰は 1〜4位 副賞 とありました。
正式結果が出てから、いそいそともらいに行くと何だか…でっかい紙袋を渡されました。
カップの箱が2つ…

それと副賞 蒲郡みかんで作ったワイン?2本と、ご当地クラフトビール2本。
うちのクルーは家庭内で結成してますので、うっかり入賞したりするとこういうものが2つ頂けるのです…
ドライバーは飲めませんし、私も普段は全く飲みません。
なので、副賞はもれなくサービスで来てくれた仲間にもらってもらいました。
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4月には Manx を控えています。
十分な肩慣らし、それとコドライバーが冬眠から覚めるに多いに役に立ちました。
ココを訪れて下さる皆様には、リザルトの速報や車両の追跡システムなどを見てリアルタイム且つリモートで、見て下さってた方も多く、改めて応援の御礼を申し上げます。
ありがとうございました!