もう1年の半分が終わるなんて!
慌ただしくて夏越の大祓も忘れてたぞ!
瀬戸神社(金沢八景)に茅の輪が設置されてたぞ!
水無月(和菓子)も食べてないし!
旅のおまけJUN2025 ② Jersey Royals!
イギリスへ行ったら1度は行かないと気が済まないスーパーマーケット TESCO。
滞在中のスナックや軽食・飲み物は日々そこら辺で買いますが、買って帰りたいものやちょっとしたお土産とかは TESCO でないと笑
ちなみにBIG 4 と呼ばれる、スーパーマーケット大手は
TESCO / Sainsbury’s / ASDA / Morrisons
—
6月のイギリスは初めてだったのですが、噂に聞いていたアレをついに見かけました。
Jersey Royals
いわゆる「ブランドいも」です。
種類としては、International Kidney という、メークインに似た煮崩れしづらいポクポク系のおいも。

売っているのを初めて見たのですが、値段はフツーのジャガイモの4倍!
でもジャガイモ大好きなイギリス人は、この時期ならではの味覚と言って買い求めるんだそうです。
物流が今ほど円滑/スピーディーでなかった頃は、Jersey Royals が手に入ると親戚に声をかけて皆で食べる、みたいな話を聞いたことがあります。
名前の通り、ジャージー島から出荷される International Kidney だけがそう呼ばれるそうで。
原産地名称保護(PDO : protected designation of origin)を受けている食品です。
これは、特定の地域で、その地域の生産者の認められたノウハウと原材料を用いて生産、加工、開発された製品を指定、保護する制度です。
耳慣れたところでは、イタリアの「パルジャミーノ レッジャーノ」とか「プロシュート・ディ・パルマ」、フランスの「シャンパン」ギリシャの「フェタ」スペインの「ハモン・セラーノ」あたりでしょうか。
ジャージ島で作るから、その味わいになるそうで…
傾斜地の段々畑で作ってる
メインランドより南に位置するので穏やかな気候
肥料に海藻を混ぜ込んでる
きっとミネラルが豊富なんでしょうね…それだけではないんでしょうけど。
でっかい機械が入れないから、人の手と目が行き届いているんでしょうね。
ジャージー島の収入源の多くを占めているそうです。
だから?って言われそうですが
初めて見たので…
おいも大好きイギリス人らしいなぁ、って思って聞いてたので…
今回のヤツらはなかなか手強かった
この度も、何機もいっぺんにエンジンをバラしております。
デロデロで分解に手こずった…
工具までデロデロに汚れちまった

旅のおまけJUN2025 ① チェスタートン風車
親として、大層感動した娘の作品の展示から一夜明け。
前日の Young Artist Competition 受賞の副賞として、現地の画材などを扱う hobby craft ってお店のバウチャーが贈られました。
使って帰るぞ。

ってことで、宿泊先からほど近い Stratford upon Avon のお店がデカそうなのでそこへいきます。
娘は画材をじっくり見て、自分の好みの補充したいものや国(マーケット)の違いによるストックの違いなどを満喫したようです。
だいぶ脱線もしましたが笑
しかしハンドメイドに欲しいものが、わんさかありました。
ヘリウムガスの充填器なんて、その辺りにフツーに売ってるものなの?!(下左)


ママの目が♡になっちゃってる間、孫はじじばばと彼女なりに楽しんでいます。
ハンディファン(右上)
手動(ハンドル)+ミストも出せる!
どうやら日本でも売ってるらしいけど、エコで安全よね。
モーターや電池が爆発したりする心配もなし。
***
この日の朝。
朝食をとる前に夫が
「近くに、ちょっと立ち寄れるようなところはある?」
キタ…
急に来るのです…
なので、
仕事で渡航している時には、訪問先との時間の兼ね合い(アポイントの時間、時間余っちゃった等)で道中や周辺に地域の名所…といっても、景色や街並みが綺麗なところとかちょっとした遺構的な場所を探しておくんです。
今回は急遽決まった上に弾丸だったので、身構えてませんでした…うかつでした笑
朝食をとりながら慌てて Google Map で調査開始!
15分くらい走ったところに風車があるみたい。
hobby craft 開店前に、行ってみることにします。
最寄りまで来て、アプローチの道かと思ったところには道はなく。
別の場所(下図丸印)に、道路のちょっとした窪みがあるくらい。


あったあった…
柵の切れ目に木戸、そして小さく “Public Footpath” いわゆる遊歩道です。
木戸は閉まっていますが、緩めに輪っかにしたゴムが引っ掛けてあるだけ、つまり出入りできます。
私の経験則として…
– 草原の柵に木戸のあるところには、Public Footpath あり
– 何もない1本道でも、ゴミ箱のあるところには人の営み(人家)あり
—
さて。
木戸を開けて進んでいくと、ちゃんと草も刈られていてアプローチまでは整備されています。
風車ですから、この丘は辺りで一番高いんでしょう…ぐるっと見渡せます。
我々の日常では、空はこんな風に見られない!
遠くに風車が見えています…ちょっと変わった形をしてるんじゃない?

チェスタートン風車 17世紀に建てられたそうです。
Wiki によれば…稼働部分が残っている、イングランドで最も古い塔式風車なんですって!
10年近く前までは一般公開日もあったようで。
周りにライトアップの設備とかも残っていました…今はどうなのかな。
周りには麦畑。

12年前の動画を見つけました。
塔の中には、木製の何か構造物が見て取れます。
現役当時の姿なんでしょうか。
作業場(アーチの上、窓があるところ)の様子はもちろん分かりませんが、Wiki によれば木製の階段でアプローチしたそうで、フタがされていました。
小麦を挽いていた石臼が残されていました。

風車を背に、遠くまで見渡せる小高い丘から風景を楽しみ、強めの風にココに風車があることに納得。
遊歩道では1組の赤ちゃん+ワンちゃん連れに会いました。
散歩にはもってこい。
車へ戻ると、道路の窪みには4、5台は来てました。
1組はバスケットを持ったお母さんと子ども2人。
日曜日なので、お外でブランチですねきっと。
こういう時間の過ごし方、多くの日本人は考えられないだろうなぁ。
え何もないじゃん
ココで何すんの
目に浮かぶようです…
もちろんいろんな人がいます。
Service(Motorway:高速道路 のサービスエリア)に子供を連れてきて、子どもにスマホでYouTube 見せて朝マック的なことしてたりとか、そういうのも見かけますから。
時代と共に、人も車も社会も変化していきますよね。
でも変わらない何かもあると、社会が意識しているかどうか…その辺りって大事な気がします。
オイ…涼しいぞ
娘の用件で弾丸渡英、帰国して自宅に荷物を置いて、そのまま出勤。
フツーに仕事して帰宅もフツー通り。
イギリスもその昔からしたらあり得ないくらい、なかなか暑かったのですがやっぱり日本の湿度は強烈です。
今の工場は看板屋が建てたものでしたから、19年前に買った時は天井が体育館みたいに高くて。
照明が遠くて遠くて…2階を増築しました。
そしたら2階は天井が近くて近くて…太陽光発電業者が営業に来たので屋根を一面貸しました。
直接日光が屋根に当たらなくなり、空気層が一層できました。
それでもやっぱり暑いので、業務用のでっかいエアコンを2階に入れました。
レストア作業などは、2階で(キレイめなところで)仕事しています。
今年、少しでも仕事場の環境を改善したくて、Manx Rally に行ってる間に木戸をつけました。
雨の日など、既に活躍しているのですが今日は木戸を閉めて2階のエアコンと工作室のエアコンを入れて、工作室の出入口に扇風機を置いて空気を回してみたところ…
涼しいぞ!
2階の床と建屋の壁の間には隙間があり、そこから冷気が下へ漏れ下りてくるんです。
イェーイ!
真夏でも、効果あるかな…
この夏、乗り切れるかな…
価値ある車、Mini って知ってる?
娘がコンペに出した絵が、博物館に展示される日がやってきました。

British Motor Museum のInstagram でも、紹介されました。
1人1人、フォトセッションの時間があって、作品のたもとで写真を撮りました。

作品には、絵描きによる説明文が添えられています。
これはエントリーの時に提出したものです。
= = = = = = = = = = = = = = = = = = =
Do you know the valuable car ,Mini?
My father is a mechanic and Mini specialist. I grew up watching his work.
In a world where disposal cars are the norm, I wanted to convey through my drawing the appeal that can be repaired and used for a long time.
= = = = = = = = = = = = = = = = = = =
いかにもウチらしい切り口だと思ったのは私だけ?
雑誌の表紙に着想を得て、こういうカット割りになったそうです。

他の2カテゴリーの受賞者も、メッセージ性の強い作品でした。
絵の上手い下手だけでなく、テーマに沿ったものであるかその辺りも評価に大きく響いたに違いありません。
娘の用件で渡英するなんて、大変光栄な話です。
彼女を誇りに思います。
この先、彼女の行く末に何があるかな。
イギリス暑い(湿度は低め)
突然ですがイギリスに来ています。


今回はラリーでも、店主の仕事の用件でもありません。
娘の用件、なんです。
—
4月のラリー絡みの渡英の折に、British Motor Museum で公募していた “Young Artist Competition” に応募してきました。
テーマは『環境と自動車』。
古い車のお世話をするガレージで育った娘にとって、このテーマはアイディアを紡ぎ出すのは比較的やりやすかったようです。
当然、Mini を使って表現しました。
4月末に締め切られ、娘はどんな作品が受賞するのか、気になっていました。
5月の私の誕生日の頃、「そういえば随分時間が経ったけど、どうなったかね?」そんなことを話していました。
そして6月1日、娘の元に1通のEメールが。
congratulate you on winning … ??
6月21日(土)11時にあなたとご家族を博物館に招待しますって…
事情はわかってるからチャット等で対応もできるので、って…
作品は、会期中の “The Gallery 2025” (自動車の絵画や造形の)に展示されるらしい…
さぁ大変だ。
当初は店主の業務の都合で同行は微妙でしたが、どうにかやりくりがついたので(渡航費大変だけど…)4人でいくことにしました。
こんなことは滅多にないこと、しかも自動車の博物館で開催している展覧会に作品を展示する栄誉を受けるとは。
いかにもうちの娘らしいではありませんか笑
博物館の近くの、Motorway の Service にあるいわゆるビジネスホテルのようなところに宿を取り、これを書いています。
日没は 21:36 、やっと空が暗くなって夜っぽくなってきました。
明日はどんな1日になるんでしょうか。

Montre 2025 ふりかえり⑤ Leg 2
少し間が空いてしまいましたが、本戦のふりかえりをします。
少し太いホイールを履いて臨んだ今回、Leg1 の午前中はそれはそれは苦戦しましたが、昼のサービスでセッティングを大幅変更、それがドンピシャリでグイグイ調子を取り戻して1日目を終えました。
前日より幾分かマシな陽気…でも内陸はやっぱり暑くて。
1本目は競技会直前の大雨でステージ中の路肩が一部崩落、ステージ距離が半分になりました。
残念ですが仕方ない、ココを予定通り走ってたら…結構タフなステージだったろうなぁ。
前車のスタートを見ながら、集中します。
コマ図の通りに走っていくと、とんでもない山奥でも人(オフィシャル)が待っていてくれます。
皆さんが居るから、我々はのうのうと走っていられます。
…なんか、毎回同じようなことを書いていますが、毎回そう思っています。

午前中2本目のステージで、ついにバイオレットを捕らえてクラス1位に。
“Nostalgic Dojo” ヘンテコな名前がついたステージ、ココは群馬県甘楽郡南牧村の林道道場線・渡戸線を使っていて、同名の道場地区…この集落には養蚕・こんにゃく栽培・林業で栄えた昭和の頃の面影を残す美しい日本の原風景があり。
で、Nostalgic ってことなんでしょうか(予想)。
南牧村はどうも高齢化日本一として知られる一方で、郷愁を誘う静かな時間の流れと原風景が密かに人気があり、県外から古民家に移住する人もいたりするらしいのです。
ステージのフィニッシュ後、集落の一番奥から通りまでいわゆる「限界集落」を通って出るわけですが、辻々にオフィシャルや地域の世話役的な人が立って、
サムアップしながら「(ゆっくり走ってね〜ありがと〜)」
そんな感じで見送ってくれました。
実はオフィシャルの中に、グレイスのお客様が約1名…地方戦を中心に出ているベテランで、時々大きいラリーの 0 カーや 00 カーに乗ってる方 居ました。
たくさんの人の力が集まって、ラリーは円滑に無事に運営されているんです…ありがたいことです。
さ、1時間と少しかけてサービスへ戻ります。
昼のサービスでは前日同様 後ろ足を中心にチェック、ホイール幅を変え走り方をガラリと変えたことにより、タイヤの摩耗も大幅に減って(!)新しい魔法をマスターしたような…そんな感覚です。
タイヤのよらせ方っていうのかな…が違うので、ハンドルを切る時のキレ味が違うっていうか…
サービスを終えて、1時間と少しかけて(しつこい?)最後のセクションへ向かいます。
送り出してくれるオフィシャルの中には
「あと少し、頑張ってください」
こんな風に声をかけてくれる人もいます。

自分らのサービスも、メカニックは他にいないので自分でしましたが、その他細々としたことはクラブ員有志が担ってくれました。
日本のラリーは、なかなか見にいって楽しむのが大変(思ったところで見られず、用意された場所で高いお金を払って観戦する)なので、サービスに張り付いているkとが多いのですが、少しでも見てほしいなぁといつも思っています、
今回は、自己責任で重い思いの場所で見ている観客を見かけました。
もっともっと、広がってほしいなぁと思っています。
***
さて、最終ステージまで無難に走り切り、午前中にひっくり返してそのままクラス1位を守り抜きました。
フィニッシュして車両保管への誘導を待ちます。
「前の車に続いて、指示に従ってください」
声をかけられていたのがドライバーだったので、私は何も気付いていなかったのですがどうもセレモニアルフィニッシュに行かされる模様…
事前の話では、ヒストリックは2クラスあるものの表彰はまとめてだ、と聞いていました。
だから表彰の対象外だと思っていたので、この状況になるまで「次は自分」と気付いていませんでした。

で、最後も最後、どんじりの表彰となったわけです。
ヨイショのために、YOKOHAMA TYRE のキャップをかぶって…


プレゼンターは、申し込みの際に「オープンクラスがない!どうしたらいいの?と問い合わせをした時に返事をメールでくれたラリー会の重鎮、今回の大会組織委員長。
「よかったね〜なかなかないよ、FIA イベントの盾」
ですって!
みなさまお世話になりました!
そして応援ありがとうございました。
もう夏みたいだ…

新しい週が始まりました。
週末にウマで上げて帰った Mk1、午前中のうちにエンジンおりました。
***
お昼はキーマカレー。
日曜日の晩ご飯の残りです。

こう見えて、野菜があれこれ入っているそうで。
にんにく、玉ねぎ、生姜、茗荷(残り物)、人参、ピーマン、赤・黄パプリカ、茄子、ブロッコリーの茎。
全部を挽肉とよーく炒めて、塩を加えると野菜から水分が出るのでさらに火を加えて。
ヨーグルト入れてバターひとかけ、牛乳とトマトジュースは適当に。
ここで孫の分はお皿によけて、味を整えたらご飯に乗せて粉チーズを振るってできあがり。
大人の分はカレー粉を投入、あんまりいっぱい入れると辛すぎちゃうのでターメリックで色を演出(あんまり辛いのは体が受け付けません…)
りんごジャム(なかったのですりおろしりんごとはちみつ少々で辛さを緩和したら、塩と醤油少々で味を整えて、我が家のキーマカレーのできあがり。
少しくらい辛いのを食べて、食欲増進、暑い夏を乗り切らないと。
さて、腹ごしらえもしたし、暑いけど午後は車検行ってきます。
これがやりたかったの

先週の定休日のお話。
今、我が家のお墓は徒歩で行ける超ご近所にあります。
2023年までは、加賀(石川県)にありました…お引越し(改葬)の話は、ココで順を追って(笑)取り上げました。
そうだ、お墓行こうファイナル(2023年3月、加賀のお墓を墓仕舞い)
そうだ、お墓行こうグランドフィナーレ笑(2023年8月、引越し先で納骨)
夫の長兄は、改葬前のお墓に納めました(改葬の計画はありましたが)。
結構一生懸命支度したので、懐かしく思い出されます。
お墓が歩いて行けるところにある今となっては、あの距離(片道600km弱)はちょっとあり得ません…よく定期的にお参りしてたもんです。
そうだ、お墓行こう2022『納骨』Day1(2022年11月)
そうだ、お墓行こう2022『納骨』Day2
そうだ、お墓行こう2022『納骨』Day3
***
改葬したら、ずっとしたいと思っていたことがありました。
自前の花(庭で咲いた花)をお供えしたい。
ついにその時が来ました。
モナルダ(タイマツソウ)がどっさり咲きました。
…しかも、全日本ラリーへ遠征中に笑
無事、行って来られたことそしてリザルトもまずまずだったことを報告。
マン島ラリーに何度も一緒に行った、夫の長兄も眠るお墓です。
留守中に人知れず見頃を迎えていたお花を摘んで、お線香をあげに行きました。


ちょっぴり添えてある、レースフラワーっぽい花は…イタリアンパセリの花〜
パセリは二年草で、1年目はまぁこの辺だと露路植えでも越冬するんですが、2年目は花芽がグーっと伸びて花が咲いて枯れます。
でも上手くすると、花を放置しておくと種が出来てこぼれて翌年に人知れず芽を出していることがあります。
今、拙宅の庭のようなところにはパセリが2箇所に生えているのですが、1箇所は勝手に出ました笑
脱線しました。
自分ちのお墓にお供えしても、ピッチャーにはまだお花の束が。
同じ墓苑に、いつもお世話になってる人のお宅のお墓があるので、そこへ供えます。
いつもはお線香だけなんですが、お花いっぱいあるので。
次の自前は、秋の予定(菊)です。