仕事やラリーで海外へ出かけた折、用件の合間で観光というかその土地の名所などを訪れることがあります。
時間に余裕がある時には土地を走る保存鉄道に乗ることも。
イギリスでも、オーストラリアにも実は走ってるので乗りました。
ホントはもっと乗りたい鉄道いっぱいあるんですけど、渡航中なかなか時間が取れず…
あちこち調べ倒してあるものの、乗れてない路線いっぱいあります。
Gloucestershire Warwickshire Railway (UK)


Great Laxey Mine Railway (IOM)



Isle of Man Steam Railway (IOM)

Manx Electric Railway (IOM)

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日本は、博物館というと大体が静態保存です。
あちらでは、動態保存が基本です。
6月の下旬にも弾丸で出かけた British Motor Museum でも、収蔵されている車両はカットモデルなどを除いて全て実働、イベントに出張していて不在あらまぁ残念…なんてしょっちゅうです。
本館は定期的に展示に趣向を凝らしていて、そこからはみ出た車たちはバックヤードで待機、バックヤードも訪問できます。
機関車などの産業遺産も、動いてなんぼ。
動かすには各機関の整備が行き届いていること、そして動かす人材がちゃんといること。
技術が受け継がれ
ベテランが若者にノウハウを伝授する
下支えする趣旨に賛同するボランティアの活動も淡々と、でも盛ん
あちこちの事情は知らないので、乗車したことのあるイギリスの話をします。
イギリスで各地の保存鉄道たちは、そのどちらも整えて次々復興しています。
機関車は自動車の台頭で需要が激減、衰退の一途を辿りましたが、産業遺産として見直され遺す活動がなされています。
学校の校外活動などで、子ども達がガヤガヤ訪れている姿をよく見ます。
自分達の技術の歴史を目の前に見て、五感で実感して、その技術の上に今の己らが居るということを考える機会と言っていいと思います。
タイムテーブルにない臨時列車が貸切で走ってて、おや?と思ったら改装して車いす用のリフトを装備した客車を連結してるのも見たこともあります。
地域の小さな路線だけでなく、大きな観光事業としての機関車運行も盛んです。
古き良き時代の精神を活かしつつ、(←ココ大事!)オマージュして現代に沿った様々なスタイルの旅行を提供しているのもたくさん見かけます。
豪華客車で行くグルメ旅❤︎ なんて、時間がなくてそういう旅はできませんが…一生のうち一度は体験したい!
日本はどうでしょう…
新橋の SL 広場で置き殺しにされている蒸気機関車…
静態保存の鉄道は各地で見かけます。
残念すぎでしょ…なぜ自分らの辿った技術を大切にできないんでしょう。
長瀞とか大井川とか、走ってますよね蒸気機関車。
どうかこらえて走り続けてほしいです。
でもそれには、社会全体の意識が少し変わらないと今後ますます厳しくなるんじゃないのかな。
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ネットで、『子どもにおすすめの観光列車|子連れで楽しめる特別な旅に出かけよう』という記事を見かけました。
「レトロ」じゃなくてこれが基(もと)なんだから、そこにフォーカスしなくっちゃ。
あと、子どもにラグジュアリーはあんまり必要ないんじゃぁ…
「乗ってきた!」っていう現象じゃなくて体験・実感を子らにもたらすことで、音速さながらの情報漬けじゃなくて彼らの心や脳裏に残る経験にしてほしい。
本質を、この先の世を担う子らに見てほしいなぁ。
…これって、老婆心?
大体、記事のトップページに外国の蒸気機関車は…ズルでしょ。
せっかく日本で元気に走ってる蒸気機関車いるんだから、使ったほうがいいって。

