そうだ、お墓行こう2022秋『納骨』Day2

義兄は施設でコロナウィルスに感染し
年齢
持ち合わせの体の状況
体力
幾つもの要因が絡み合って、逝きました。
だから、葬儀はできず火葬のみ。
それも場所と時間が限定されて、且ついろいろ制限を受けての「送り」でした。
ですから菩提寺と相談して、納骨の時には葬儀に代わるお勤めを懇ろにお願いしました。
だから和装…

朝食を食べに市場へ行った時分には、薄日が差していました。
が、身支度をして出ることには音もなくしっかり降っていました…やれやれ。
雨コートに足元は…カーキのゴム長です笑
荷物の多さといい、戦闘モード丸出しのお茶会のお水屋要員みたいですが…
いいんです喪主の秘書みたいなもんだし笑

前日、晴天の中訪れたお寺さんも、もちろん大雨。
夏にお御堂の照明を LED に改めたんだそうで、薄暗いイメージしかなかったそこは明るく、欄間や
柱・天井の細工ものがとても鮮明に浮き立って、迫力満点で見えました。
「これまでもったいないことをしていた」とお住職…確かに。
古(いにしえ)の人の技がいろんな人の目に触れて、いいものやその価値観が後世に伝わったらいい…
こんなことを思いながら、眺めていました。

***
前日に清めて花を供えておいたお墓へ、義兄のお骨を納めます。
お寺さんを出るときに、石屋さんに一報入れることになっていたので連絡すると…

昨日夕方行ったらぁ、(お墓の設えが)「ここまでしとこ」ってとこまで全部やってあってぇ
わしゃぁ、やらかしたか!(日を間違えた)とびっくりしたんだけんど、線香が供えてないから
お支度なさったのかなと思って、申し訳ないことでしたね…

あ…
前日のお寺さんに続いて、石屋さんもびっくりさせちまった笑

兄を納めて、お経を上げて頂いて。
お住職を見送り、参列者を見送り、石屋さんと打ち合わせ少々。
ぜーんぶ終わって、車が走り出してものの3分と経たないうちに

ドカ雨


***

全部終わりました。
事情あって不自由はありましたが、きちんと送れた…かな。

喪服は私の父方の祖母(2020年に101歳で大往生)の輿入れの時のもの。
ですから100年近く前のもの、ちりめんなんですが軽やかで、今のものとは違うのかな。
祖母の実家の紋が入っています。
小さい人だったので、私の丈に直してもらいました。
胴ではいであるので、おはしょりを上手いことしないとはいだ布が出ます。
でも、縁ある人の着物に袖を通すのは、嬉しいものです。

今回、一番左の喪服扇を自分で買いました。
本来は、再びないようにという願望を込めて(ンな訳ないんだけど)喪服扇は使い回さないもの、
なんだそうですが…そんなことも言ってられないのでもちろん捨てません。

紫色の紐で組まれたものは『輪袈裟』といいます。
お坊さんがよく首から掛けてる折五条、あれと一緒。
菩提寺の先代お住職の奥様が、7−8 年前に下さったものです。
今回は我が家の『長』が逝っちゃったし、今後のこともあるので支度したんです。
洋装にしても、もちろん構わないんだそうです。


天候以外の不具合はなく、つつがなく無事に法事と納骨を執り行えました。
この10年、海外のラリーや出張に一緒に行くことが多くて、思い出がたくさんあります。
娘もとっても寂しがっていました。
しばらくは折に触れて思い出しては、家族や彼を知る人と話そうと思います。
晩年はあんまり家族とも会えずにつまんない思いをしていたはず。
暮れにはまたお寺さんへご挨拶へ行くので、ゆっくり話そうかな。

そうだ、お墓行こう2022秋『納骨』Day1

お店はお休みを頂いて、石川県のお墓へ行きます。
今回は墓参ではなく納骨。
9月に亡くなった義兄を納めに来ました。
530am に自宅を出て、昼頃には現地に入りました。
さすがに紅葉が進んでいます。

早く出てきたのは、渋滞を避けるためと前日のうちにお墓を清めておきたかったから。
お供えする花をスーパーでバラバラ買って現場で支度することにして、買い物してからお昼ごはん。


朝食は車の中で、前夜拵えたサンドイッチやらおにぎりやらで済ませました。
いつも立ち寄る亀屋さん、なんと昨日から新そばを出してるって!
早速お相伴にあずかりました。

草引いて、墓石清めて、買ってきた花あれこれの長さ揃えて活けて、周りの雑草も取り除きました。
お寺さんへのご挨拶も済ませてひと安心。
翌日のお約束の時間を少し過ぎた頃に伺ったので、奥様が日付を勘違いしたかと焦ってた…
申し訳ないことをしました…

いいお天気。
明日は雨だそうです…

宿に入って、明日の引菓子を受け取ってひと息。
晩ごはんは、能登牛(のとうしって読むのね知らなかった)を出す小さなお店へ行きました。
自分でハンバーグ作るのがイヤになるような(自分で用意してる素材のせいだから当たり前だけど)
ハンバーグをいただきました。

あぁ美味しかった。
さて、明日は納骨。
我が家の家長が逝っちゃったので、ビシっと送ろうと思ってるんですが…雨って…
(和装)

ラリージャパンが始まった

WRC(世界ラリー選手権)2022 第13戦(最終戦)、日本ラウンドが始まりました。
第11戦 ラリーニュージーランドで、史上最年少の世界チャンピオンが決まり、前戦のラリー
カタルーニャ(スペイン)で、マニュファクチャラーチャンピオン(トヨタ)が決まっており、
文字通り『消化試合』の様相…
でも、モータースポーツ後進国で世界選手権ラリーなんて、そもそもロケーションも厳しいし
観る側/魅せる側にも下地はないし…なので、チャンピオンシップがかかった大事なイベントとか
でなくてよかったかも。

ステージの幾つかは、昨年 “Central Rally” で店主・女房殿クルーが走っているところです。
昨年ラリージャパンがパンデミックで中止になり、中止になったイベントのアイテナリー(開催日程)
をベースに、JAF 公認のノンタイトルラリーとして開催されたのが、セントラルラリーでした。

さすがに世界選手権で使うコースだけあり、サーキットさながらに走る広いセクション(全日本では
そうしたコース設定はあまりしない)と、タイトな山道へ分け入って行くような変化に富んだ
ステージで、楽しんで走れました。

***

スポーツですから、「観戦」は最大のお楽しみのハズなのですが…
日本のラリーはとにかく

見せない

ギャラリーステージ、と呼ばれる観戦ゾーンは有料、ヨーロッパとかで当たり前のステージのどこでも
見に行けるようにはなっていません。
…とはいえ、日本は自動車の文化の理解も乏しくモータースポーツ後進国なので、自由に入れるよう
にしたら、トラブル続出は避けられないでしょうから、さもありなん なのですが。
(余談ですが今年、ベルギーのラリーで競技者がスペクテイター:観客に激突、死亡事故が発生
しています)

観覧席ですが、ラリージャパンのそれは めっちゃ高い!高い高い高すぎる!
これじゃ、普通にいろんな人の目に触れるのはほぼ不可能。
実際に見なきゃ理解もできないし、憧れも抱きようがない笑
ステージからステージへの移動区間(リエゾン)を、旗ふって わー って眺めて何が楽しい。
これじゃぁまるで、

野球の試合前だけちょろっと公開、本番はほぼ非公開よ ❤︎
見たきゃお金がいっぱい要るんだから、ね。

そんな感じです。
正しく伝わるわーけがない。
そういうことだから、ミニの M/T 車に乗ってるというと

「え!それってレース仕様?!」

トンチンカンなことを言われちゃうんだよー
(コレホントの話です)
この辺りについては、また後日触れます…

というわけで、ラリージャパンが始まりました!

立冬、そして皆既月食

昨日は立冬。
なのに日中は七分袖でも問題ないような、そんな陽気。
とはいえ、この1日2日で急に、落ち葉の量が増えてきました。

そして今日は、皆既月食。
加えて天王星が月に隠れる『天王星食』も起きているそうなんですが、同時観測は442年ぶり…
ちなみに天王星の発見は1781年だと言いますから、442年前にはそれが起きていることを誰もわかって
いなかった、ってことです。
次は322年後ですって。

***
今日届いた航空貨物に、こっそり忍ばせてあった夫の私物…
ずっと使ってたカモノハシペリーのマグ(UK 1£ ショップで購入)、先日割っちゃったので新調〜。
MG Rover Genuine(純正部品)

ですって笑

きのこ好き

先週見かけて、気になっていました。
今週も八百屋にいたので…

箱買いしてしまった…(家族の総意です笑)
朝、ソテーします。
ジャガイモとスープにします。
グラタンに入っても美味しいし
楽しみだなぁ(食いしん坊)

生徒が字を書かないって、どうなの?

高校一年生の娘の、小学生時代からの仲良しちゃん。
別々(でも学校同士は近所)の高校へ通っているので、一緒にいる時間がぐっと減りましたが、
互いにスケジュールの隙間を見つけては、会っています。
たまに JK らしくショッピングやら行きますが、そもそも2人は拙宅で過ごすことが多い。
一緒にいてもそれぞれ課題をやってたり…でも一緒にいる時間が大事みたいです。

どちらも入学の時にタブレットを購入(させられ笑)、授業中も提出物もそれを使います。
娘の学校はプリント・ノートと併用なのですが、お友達のところは

「ほぼ」字を書かない

毎日を送っているようです。
「漢字忘れちゃって〜」
そりゃそうだよ。
ちなみに娘は、テスト前になるとひたすら「書き取り」をしています。
私が「書いて」覚えることを推奨しているのもありますが、本人も書くことが好きなので書いて、
そしてそれを視覚で再度入れる…ことで、覚える必要のあるものを詰め込んでいます。
学ぶ人が字を書かない…考えられません。

親と学校の通信も、email なんだそうです。
イメージですけど、email だと手軽ゆえにつまんないこととかゴミみたいなことをすぐ尋ねたり
文句言ったりしそうですよね笑

季節の恵みを

一年中、多くの野菜が買える今日ですが、やっぱり旬のものは美味しい。
会社でお芋掘りがあったとかで、お客様が土曜の昼下がりにお届け下さいました。
昨夜は、クラブのミーティングありました。
人が寄るから、いっちょやるか…

後から娘が来ますが、とりあえず店にあるもので…
イモ、スティックシュガー、牛乳
レンチン → マッシャーも使わずとも、十分です。

娘に黒ゴマと追加の砂糖をリクエスト、届いたので仕上げ。
茶巾絞り(ラップで絞ってるんでインチキ笑)
クラブ員へのウケもなかなか。
そりゃそうだ、新鮮なお芋だもの。

明けて今日は、マッシュして砂糖と牛乳を加えたベースに、マーガリンを加えて練って卵黄を塗って
スイートポテトにしました。

え、ちょっと十分なんじゃない?
生クリーム使ってませんし、裏ごしもしてない。
シナモンとかもしのばせてませんから複雑な味はしません。
でも、素材の味とか感触が残る味わいになってるから、これはこれで…(自画自賛)。

思わぬご馳走になりました。
ありがとうございました。

びっくりする乗り味

ラバーコーンを交換したオーナーさんが、メッセージを下さいました。

おかげさまでびっくりする
乗り味になりました

ですよね ^_^

びっくりを体験されたい方
最近毎日に刺激が足りない方(笑)
自分に何かご褒美をあげたい方
いつも頑張ってる Mini にご褒美をあげたい方

足廻りのリフレッシュは、『清々しい』体験です。
甦ります。
惚れ直します。
是非…

みのりの秋

いいねぇ…
日本の秋だ。

色も鮮やかな数々の干菓子が、籠を開けた瞬間にまず目に飛び込んできます。
まず、目で楽しむ。

松ぼっくり、枝豆、松茸、栗、ぎんなん、稲穂、お芋…
紅葉、桔梗、銀杏、松葉が散らしてあります。

美しいねぇ…それぞれのお干菓子を作ってる光景を思い浮かべても心が踊るけど、誰かが手で籠に
詰めてる様子もまた、考えるだけでワクワクします。

***
和菓子は外国人が喜ぶんです。

「コレ、食べちゃうのか?」

とはいえ、和菓子で表現される『省略の美』みたいなのは彼らにはパっとは理解できない。
饅頭に食紅でちょいっと水色が差してあって、そこに焼ごてでジュジュっと二筋…【 若鮎 】 笑

でもね、拙い英語でもちゃんと説明すると「おぉ〜」ってなるんです。

娘と鎌倉散歩(実はお使い)

娘は2学期の中間テスト中。
あっという間に帰ってくるのですが、ちょっとお使いがあって鎌倉へ誘いました。
時分時だったので、お昼を食べてからお使いして帰って勉強…する?

ずっと前に入りそびれたお店へ行ってみることにしました。
夫とだと、行列のできるような店には入りません。
(待つのが好きではありません…)
平日だし、どうかな…10分弱で席へ通されました。

卵焼き おざわ

玉子焼御膳ととりそぼろ御飯を注文。
(他はサイドメニュー的なもの…信州おやき、とか野沢菜、とか)
さぁ出てきた。

関西では玉子焼き(だし巻き)定食は、ポピュラーなんだそうですね。
関東では、ドカン出し巻き卵で白飯を食べるってのは馴染みがありません。
関西のだし巻きは甘くないと聞いていたので、甘くないのをイメージしていましたが…
ちゃんと甘くて、お出汁はたっぷり、塩気もほんのりあり、ボリューム満点。

「このお汁、五箇山へ行った時にあっちで飲んだお味噌汁の味に似てるよ」

金沢のほうでもこの手のお味噌汁が出てくることがあります。
野沢菜が添えられていることとか、お味噌汁に使っているあしょがらお味噌の雰囲気とか、サイドメニューに
「信州おやき」なんてあるので、お味のベースが信州とかの方なのかなぁと、娘と話しました。

***
鳩サブレーでおなじみの『豊島屋』さんへ。
のし紙をお願いしたくてその旨伝えたら、店員が聞きたい情報を矢継ぎ早に聞いてきました。
娘は感心して「うゎこういうところで働いてみたい…」と。
無駄がなく、必要なことは全て聞いてショッパーの心配まで。
鎌倉の路面店(本店)のスタッフだから、日々さばくお客様の量も半端じゃないだろうし、いろんな
需要があるだろうから、このくらいは朝飯前なんじゃない?と言いました。
アルバイトをするようになって、効率とか目配りとか、例えばそういうところに洗練されたものを
感じたようです。

何事も経験って、大事ですね。
気付きが大事、とも強く思います。