台所で余暇

あんまり遊んでいるヒマはないんですが、おはぎを作るのにいっぱい作ったあんこがまだあるので
道明寺粉で桜餅を作りました。

すかさず娘からおかわりの要請が来たので、近々また作ります。

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夏みかんのマーマレードを作る時に使ったオレンジジュース。
何だか飲まなかったので、ゼリーを作りました。
(少し甘さを足してゼラチンで固めただけ笑)

食べちゃったので画像ありません。

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孫のおやつに、とたまご蒸しパンを作りました。

大人も負けずに食べました。
バターを使ってないからヘルシーです。
(本当はバターが大好きです…)

一月往ぬる 二月逃げる 三月去る

一月往ぬる(ちげつぬる)
二月逃げる(げつげる)
三月去る(んげつる)

年明けから3ヶ月は行事も多くせわしくて、あっという間に時が過ぎ去る
こんな風に表現するのを聞いたことがあります。
韻を踏んでますね。

月末を迎えると、1年の4分の1(四半期)が終わってしまうわけで。
まいったな…

昨年50歳になりましたが、年々1日があっという間に終わる感じがします。
毎日を大事にしなくっちゃもったいない…けど、気付くとどんどん時間が経ってる。
(別にぼーっと生きてるつもりはないんですけど)

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車両を送り出して早1ヶ月、5月開催の Manx Rally のレギュレーション発行を待っていたのですが
遅れること2週間。
やっと出ました…エントリー受付は1週間後。
昨年は余裕ぶっこいてたら、エントリーオープン2日目にして既に募集台数を上回るエントリー
肝を冷やしましたから今年は同じ轍を踏まないようにしないと。
募集台数は140台だそうです。

2ヶ月後には…ラリー終わってるのね。
時間が経つの早すぎ!

Princess of Wales

1月に腹部の手術を受けられた英皇太子妃のキャサリンですが、自身がガン治療中であることを
公表しました。
しかも自身の言葉で、ビデオメッセージも発信したんです。
(動画右下の歯車マークから字幕を選ぶと、聞く助けになります…私もそのままじゃ怪しいので)

BBC “Kate statement in full: Princess of Wales in early stages of cancer treatment”

彼女の負う立場と地位に意識が向きがちですが、彼女は2男1女の母でもあります。
昔に比べ、ガンは不治の病ではなくなりつつありますが、それでも。
子を持つ親として、子らの行く末を見届けたいと思うのは誰しも同じ。
いろんな思いが交錯したことでしょう。
そんな中で彼らの正しい理解に時間を費やし、状況の公表に時間を要したことはとても大切なこと。
その上で、時が来たら自ら発声し関わってくれる人に感謝を示し、同じ境遇にある人に勇気を与える。
公人として、お母さんとして、素晴らしいと思いました。
『ノブレス・オブリージュ ( noblesse oblige)』
現代において特に、バランスをとるのは難しいとされますが彼女は見事に王室に馴染み、自分の
家庭も保っています。
それにはもちろん伴侶であるウィリアム皇太子の尽力もあります。
自分が選んだ女性を守り、自分の生まれた王室を彼女と共に支えいずれはその軸になる。
洋の東西を問わず、身分(イマドキ関係ないけど)にかかわらず、家の繁栄を願うのは普通の感覚なら
当然のこと。

彼らの若い家族は、いつの日か自分のお母さんを、お父さんを心の底から誇りに思うでしょう。

私もそうありたい。
勇敢で、思慮深く、明るいお母さんでありたいです。

『春らんまん』をひと足先に

お使いものを求めに、たんの和菓子店へ。

写り込んでますがちゃんと通い籠を持参。
…当然、お使いだけじゃなくて皆で食べたいもん。

ケースの中は春でいっぱい。

つくづく日本人でよかったと思う瞬間です笑
夢見草(桜の別称)、菜種、小桜づくし、花だより…主菓子の銘(めい)を聞くだけでもうららかな
気分になります。
お使いものは、春が溢れ出るような詰め合わせになりました。

さて、通い箱の中身は…?
この時期ならでは、草餅を人数分と桜づくしの主菓子。

お彼岸ですから

朝から気張っておはぎを作りました…

数日前に、見目麗しいおはぎをいただいたんですが(これは半年前、秋のお彼岸です)、甘いものに
目がない我が家、

「コレはコレ、作るでしょお彼岸におはぎ」

ハイ作りました笑
余ったあんこは 冷蔵/冷凍 。
もちきびを買ってあるので、炊いてきびぜんざい作ろうかな。

「台所仕事」

店のある日はあまり時間に余裕がないので…月曜日は作り置きやあれこれを。
ブロッコリーを茹で

鶏のガラでスープを拵えるのでその下準備
一緒に煮る野菜は、各種野菜クズを捨てずに冷凍したもの。
ネギの青いトコでヨレヨレになったもの、ブロッコリーの軸の下の方の外側(中は茹でて頂きます)、
人参の皮、玉ねぎの皮、セロリの筋、インゲン/エンドウの筋、椎茸の軸…

大袋で買ってきたチーズを、小分けにして平らに冷凍。

こんにゃくをさいの目に切って、こんにゃくステーキの下拵え。
すべての面に隠し包丁をして味がしみやすいようにして下茹で。

セロリは安い時に買って、みじん切りにして冷凍。
ボロネーゼを作る時に使います。

晩ご飯の支度もササッとします。
たらとサーモンで Fish Pie。
ジャガイモを茹でてマッシュ。
予めソテーした魚はホワイトソースを絡め耐熱皿に並べ、マッシュで上から覆ってチーズをのせて
焼くだけ。

だだーっと作った割には、美味しいのができました。
あ、この他にもサラダを作りました。
春キャベツをたっぷり千切り、人参の千切りどっさりと和えて、手製のドレッシングで和えます。
調子付いてもう一品、鳥もも肉で竜田揚げ…の下拵え。

体は食べてものでできてますから…口から入るものは贅沢さより確実さ。
あ、小豆を炊いておはぎの準備をしまくちゃ…

夏みかん

今年も夏みかんをたくさんいただきました。
ので、マーマレードを作ります。
私が作るマーマレード、捨てるのは「ヘタ」くらい。
あとから取り除きますが、種も白い筋もみんな使います。

皮はほんの数十秒湯がいてから、細切りにします。
そうすることで刻みやすくなります。
少なくとも一昼夜、水にさらして苦味を逃します。
我が家は程よい苦味(少し、ね)が好みなので、何度か水を取り替えます。
よくさらした皮、果肉は袋ごとザクザク切って、グラニュー糖をまぶして少し置いたら火にかけ
コトコト煮ます。
「ほんのり」が好みなので、我が家はオレンジジュースを加えます。
ホロホロになってきたら、木ベラで 果肉 / 袋 を潰しながら種と袋の根っこの白く固めの部位を
取り除きます。
種と白い筋に、いわゆる固まる成分「ペクチン」が含まれるらしいので、面倒くさいけど…
おかげで、余計なものを一切足さない、ナチュラルなマーマレードが出来上がります。

ビンに6つできたので、1つは夏みかんをくれたお友達へ届けようと思います。


自家製マーマレードをふんだんに入れた、パウンドケーキを作りました。
娘が、友チョコのお返しにするというので、ワックスペーパーで包んで、ドライになったかすみ草を
添えました(地味)。

暖かくなるまでの時期は、台所で何やらするのが楽しい季節です。
いちごがどっさり、安めに求められるのもあと少しなので、いちごジャムもお休みの日に作りました。

今年3度目。
これでしばらく、朝食のパンの供は色とりどりです。

3/11 しんきんの店舗入り口に

3/11 取引先(グレイスの請求書にも掲載している口座のある信用金庫)で。
日の丸が掲揚されており、弔旗になっていました。

入院中のご高齢の皇族が亡くなったのか…と一瞬思いましたがそのような報道はなし。

あぁ。
東日本大震災だ。
2011年、あれから13年…もう干支が一周して、どんどん時間が経っていく。
お元日の能登の地震といい、我々の住む場所もいつ起きてもおかしくないと言われていますし、
命を落とした人がたくさんいることを忘れてはいけない…散った命を無駄にしてはいけない、
弔旗を見上げながら、そう思いました。

夫の兄は石巻で被災、長男を津波で失いました。
昨秋、久しぶりに様子を見ながら墓参してきました。
こちらも、静かに時間が経っていました。

絵本を贈る

小さいお子らがいる方に、ちょっとお礼をしたくて。
絵本を贈ることにしました。


こう見えて、娘の小学校では6年間通して読み聞かせのボランティアをしていたんですよ。
現役のお母さんが、決められた時間(10分)を与えられ、自由に読み聞かせをする…
気に入っていました。
会が円滑に回るように、3年くらいは役員もやりました。

私のポリシー?は、「気に入った本だけ読む」
メンバーの多くは図書館へ足を運び、次は何を読もうか…とよく悩んでいましたが、私の場合は
手持ちの絵本に限って読んでいました。
続けるうちに「この学年にはこの本」ぼんやりと定まってきたので、選書には困りませんでした。
日本の昔話は、どの学年で読んでも喜ばれます。
低学年は楽しく、高学年は懐かしく感じているようでした。
読み方も工夫して、高学年は敢えて絵は見せずに場面をイメージして聞いてごらんと言いました。

実は「聞く」って結構集中力が必要。
世の聞けない大人どもは、読み聞かせを聞いてトレーニングしたらいい。


だいぶ脱線しました…
今回、押し売り(笑)した絵本はこの5冊!

ピアノを弾くクマが、一度は都会へ行って自分の腕を試すけど仲間と暮らした森へ帰るお話。

ヒナギクの咲く丘に立っていたちいさいおうちの周りが変化していくお話。
これは名作。

お子さん2人だって聞いたので、1冊はこれ。
お母さんに頼まれて、赤ちゃんの牛乳を買いにおつかいへ出るおねえちゃんの奮闘を描いたお話。

「はらぺこあおむし」でおなじみのエリック=カールの絵本。
パパがはしごでお月様を取りに行く、折りたたんだページが広がる仕掛け絵本。

宮沢賢治の著書に絵を添えたもの。
どちらかというと子らへ、というよりは大人(両親)へ。
現在とは少し違う、丁寧でどこかほの温かい言い回し。
忙しく生きる両親へ、贈りたい一冊も混ぜました。

作中には、宮沢賢治 作詞作曲の『星めぐりの歌』が出てくることでも知られます。
ちなみにこれは、坂本龍一さんの娘さん 坂本美雨さんがカバーしたもの。


絵本は無事届いたようで、短い動画付きのメッセージを受け取りました。
せわしくも、幸せに暮らしている様子がなんとも微笑ましく…
我が家もそうですが、子のいる毎日はいいなぁ…とつくづく思う今日この頃です。

ごちそうさま

3月3日はひなまつり。
孫の初節句でしたが、まさかの遠征中(帰宅日)。

昨日は定休だったので、1日遅れですがお節句をお祝いしました。
かんぴょう、しいたけ、にんじん、たけのこ、高野豆腐。
甘辛く炊いて酢飯と合わせました。
桜でんぶと炒り卵、菜の花のみじん切りで「菜の花と桃の花」っぽく。
酢蓮をのせたいところでしたが、ご飯がすっぱくなりすぎたら本人食べづらいかなぁ…
と思って、割愛。
茹でたエビくらいのせればよかった…(本人はよければいいもんね)

はまぐりをおごって、シンプルに湯がいた菜の花をあしらいました。
すんごいご馳走じゃないけど、でも皆で美味しく膳を囲めれば、それはご馳走。

「ご馳走様でした」

いい言葉ですよね。

健やかで、幸多い毎日であるように!
少なくとも彼女が我が家へ来てから家の中はより明るく、そして大小の幸せに満ちています。


そうそう、UK の長い取引先のボス(取引はお父さんの代から)にお孫さんが生まれたとかで。
知り合ってだいぶ経ってから夫は知ったそうですが、彼はおばあちゃんが日本人。
ってことはお孫さん( granddaughter )にも日本人の血がちょっぴり入ってる。
ので、先日小さなお雛様を送りました。
我が家にも居る、小さな土雛『吉野雛』(私の得意技です笑)
私がこのお雛様を買うのは、何度目だろうか…
(多分6回目)