City!

トランスミッションを組んでます。

とっととドッキングさせて、さっさと動かさなきゃ。
この後がドドーっと詰め詰めになる予定…


え?
後ろのミニはなんだ?

1979y Mini City (850cc ) 今日、大黒埠頭へ迎えに行ってきました。
グレイスのプロジェクトカーでして、こちらは販売車両ではありません。
販売車両の紹介は こちら でしていますので、是非ご覧ください。

色は Pageant Blue ( Pageant には、華麗なもの・派手なものみたいな意味があります )
City なのでワンメーター、この時代はまだまだエンジンベイもスッカスカです笑
やっぱミニはこうじゃなくっちゃねっ

今後のために

2か月ほど前になりましょうか、今後のためにミニを1台イギリスで購入、海運手続きを済ませ
もうすぐどんぶらこです。
車の到着はまだだいぶ先ですが、売主からドキュメント類が送られてきました。

スゴいな…MOT Test(車検に相当する車両の保安検査)から何から、書類っていう書類がみーんな
残っています。
新車に付属してくる ” Service Passport” も残っていました。

ファミリー間(例えば親→子)で譲渡が行われたと聞いていますが、ずっとある家族が所有した個体を
購入しました。
購入してから知ったことですが、英 Mini World 誌の 2020年頃のプロジェクトカーだったそうで、
レストアというか必要な補修をしてリフレッシュ完了するまでを、誌面で取り上げていました。
その写しも同封されていました。

到着が楽しみです。

***
到着といえば…今年の5月にマン島を走った競技車2台。
17日に入港してる…ハズ。
なのですが、日本の水際はのんびりが過ぎて盆にかかっちゃって人手が無いんだとか。
(お盆終わってるけど、なんだろうね笑)
なので乙仲さんが保税倉庫に引きとれるのが来週月曜。
それ以降に迎えに行ってきます。

視界良好

予備検査に向けて、各種整備など進めている Austin A35。
フロントガラスがキズだらけで何とも…
安全を優先して交換しました。
在庫あったので。

視界良好!
こういう目に見える部分がビシっとキレイだと、古い車でもとても清々しいですよね。
安全最優先。
あ…事前審査の書類に添える写真、撮り直さないと。

***
ちいちゃい子がグレイスで水遊びをする、そんな時代がまたやってきました。
ビニールプール買わなくちゃ。

でっかいなぁ

Land Rover 車検で入庫中です。
…それにしてもでっかいなぁ。

威圧感しかない笑

***
NZから来た Austin A35 検査に向けてメーターにインレタでキロ表示をつけます。

日本で登録(ナンバーつけ)する

輸入した車両を登録するには、日本の保安基準を満たす必要があります。

それに加えて、現代の機能の感覚とオリジナルとが違うケースは まま あるので、その辺りに手を
加えて今の道路事情に合った仕様にする、そんな作業も必要になる場合があります。
具体的に言うと、四輪ドラムをディスクブレーキにアレンジする、とかそういうことです。

倫理観とのすり合わせもあったりしますが、安全に操作ができることが先決なので、後継モデルの
ものを引用したりします。

そのあたりを整備しながら、登録の準備をします。
並行して、書類も整えていきます。

久々に港行き

灼熱列島、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
この先が思いやられますよね…

さて今日は、久々に朝から港へ。
これまた久々に輸入代行の車両のお迎えです。
それにしてもずいぶん時間がかかったねぇ。
競技車の海運から垣間見えたのと同様、日本はもう流通でも「蚊帳の外」感が半端ない。

保税倉庫は、午前中だというのに50度超え。
いやぁ…競技車8月に戻ってきそうなんだけど参ったな。

何はともあれ、ようこそニッポン。
とりあえずスチーム洗浄して異国の泥を落としてから各機構をとくと拝見。
日本で走らせるための準備をします。

『小さい子 ✖️ 夏』 といえばビニールプールですよね。
娘は、夏には毎日のようにビニールプールで遊んでいたけど…もう今は昔。
この日照りの中では、時間とかよく考えないと違う心配をしなくちゃいけなさそう。

個人的なことですが

昨日ここで紹介した通り、個人的なことですが車を購入しました。

ラリー仲間の
先輩の
巨匠と呼んでる
その人の
ラリー車を
彼の引退に伴い
譲り受け
はるばる日本へ

ようこそ!日本へ

港ででは一発始動。
さて、おろすか〜 の段階で ウンともスンとも。
スターターが逝ってました…

ちょうど同じものを在庫していたので交換して、再び一発始動。
まずしたことは…スチーム洗浄でした。

“Silent Wish”

昨日、ポストに外国から小包が投函されていました。
差出人はDiddy Dave こと、David Thomas 。
グレイスのブログが一昨年秋にすっ飛ぶ前から読んでくださってる方はご存知かと思いますが、
スコットランドの小さな島、Isle of Mull 出身のミニエンスージャストで、ラリーストでもあります。

現在は、娘さんの Louise がミニで走っていて、我々もマン島で何度か一緒に走ったことがある
仲間です。
日本には、一番いい陽気…風薫る5月に1か月ほど滞在したことがあります。

実は David とは、今年のマン島で再会していました。
Louise のスポンサーチームのお手伝いで島に来ていて、会うことができました。
我々は彼が来ることを知らされておらず、まさに Big Surprise! 再会を喜び合いました。

その時に、彼が本を出版すると聞いていました。
そのうち送るから!

…届きました。
“SILENT WISH”
(脇に写る小さなお皿は、彼に以前もらったもので故郷の Isle of Mull の全景が描かれています)

ナニナニ…

***
ちょうど10年前、彼はカスタマイズした Mini Van で世界一周の旅に出ました。
UK – CANADA – ALASKA – RUSSIA – EUROPE -UK

その途中でアメリカから日本へ渡り、横浜で車を受け取り自走で大陸(ウラジオストック)への
フェリーが発着する境港(鳥取県)まで移動、ロシアへ渡って日本を通過していきました。
最初3月ごろだったかな?彼から email を受け取りました。
車両を製作した Mini Sport の Daniel に「日本を通るなら Shinobu に連絡しろ」と助言を受けて、
連絡している、とありました。
(なんでだか知らんけど、彼はそう言った…David は若干意味わかんね的な反応だった)

車両の入港に合わせて、GWの最後に空路日本へ到着、夫に再度連絡がありました。
夫は関内だったかな?のホテルを引き払わせて、金沢八景の旅館へひとまず数日滞在、その後は
我が家に逗留していました。
で、車両の受け取りのために税関へ。
そこで彼は、Daniel が言った「Shinobu に連絡しろ」の意味を知ることになるのです…

日本の水際の煩わしさ、言葉の壁、鎖国にも似た「井戸の中」のような環境…
大黒埠頭でまず X線検査を受け

彼はこの車で野営をしながら旅していましたから、家財道具満載。
ぜーんぶ物を出して

やっとこせ受け取って、ベイブリッジへ向かうも

車がトラブル
(長旅の後のコンテナ海運が影響してか、ラジエータのロアホースが破裂)

牽引で我々の自宅まで(よく見ると左下、牽引ロープが写り込んでる笑)

やっと自宅へ到着
(ガレージ建つ前なので、広々…芝生も青々…)
かくして、彼は最初に拙宅に泊まった客人となったのでした(しかも長逗留笑)。

10年も前のことなのに、ついこの間のことのよう。
彼が来た時、娘は小学校1年生でした。
(私も随分、年を取ったんでしょうか…やれやれ)

彼の著書を紹介したくて書き始めましたが、いろいろ思い出してたら面白くなってきたので、
ちょっと思い出話にお付き合い下さい。