今年も感謝します

静かに新年が明けました。
暖かいお元日です。
家族が無事で新しい年を迎えられて、ありがたいです。
今年はゆったり煮〆の支度ができました。

我が家の雑煮はすまし仕立て、関東のオーソドックス。
大晦日に和菓子屋さんで求めたお餅は朝、夫に切り分けてもらい角餅を雑煮に入れました。
三つ葉を結んであしらいにしようと思ったのですが…省略 笑
頂き物の柚子は、松葉にしました。

隅折の塗りの盛皿は、若松の蒔絵が施してあります。
数年前にメルカリで購入…確か1枚 1,000 円だったと思います(5枚組)。
お正月にはうってつけ!
ちなみにこの盛皿に盛ったものは、ねじり梅の煮物以外は全て既製品です笑

これに、大晦日に必死に皮を引いた寒鰤他、刺身を少々。
我が家のおせちはこれでおしまいです。
実家では作ってましたが、源平なますも松前漬もなし(夫があまり好みではない)。
黒豆は…失敗する自信しかないので作りません。
お屠蘇もなし各種アルコールもなし。

かくして、我が家のお元日はほんわかと過ぎました。

***
お元日恒例、地元の神社への初詣。
出かけようと思った矢先に、皆の携帯電話からけたたましいアラーム音が。
あ…地震だ…大きい…能登だ…ヤバいこれはデカい
ひとまず年初めの行事ですから、お参りを済ませます。
白山社が、昨年のうちに改修を受けたことは聞いていました。
すっかりキレイになって…気持ちがいいです。

帰って再び報道を見れば、余震であろうでも大きい揺れが次々と能登を襲っていました。
改葬(お墓の引越し)をしたので、昨年末はあちらへは行きませんでした。
そもそもあちらには親戚筋の人もないので改葬を決めたのですが、菩提寺は震度5強を観測した
津幡町にあり、心配です。
お寺さんはこういう時、人が集まり心の拠りどころにもなります。
東日本大震災の時がそうでした。
夫の兄が石巻にいますが、彼の家のお墓があるお寺さんはいち早く機能を取り戻し、各地からお坊
さまが集まって暮らしが立ち行くように支援していました。

よく知る道も陥没だのという情報があり、他人事とは思えません。

そんな中で、ぬくぬく今年最初の晩ご飯をいただくのはいささか気が引けましたが、感謝して
頂きました…煮〆の残りと野菜炒め。
(既に消火器が疲れているので、小休止の意味合いもあり優しめのを…)

2023年の大晦日

例年、パーティーの翌日30日に石川県へ。
お墓へお参りして津幡の菩提寺に挨拶をして。
翌朝、金沢人の台所 近江町市場で買い出しして帰宅、除夜の鐘は家で聞く…
あちらでお元日を迎えたこともありましたが、ここ数年はそんな年の瀬でした。
『そうだ、お墓行こう』はシリーズ化しています?ので、過去の記事はこちらをご覧ください。

お墓の引越しをしたのでもう6時間かけて行く必要はなし、6分で着く距離ですからいつでも行けます。
まずは大晦日に予約しておいたのし餅を…
地元の和菓子屋さん『たんの和菓子店』へ。
横浜ヒストリックカーデイのあれこれをしていた時分、引菓子はこちらにお願いしていました。
伝統的な和菓子の世界と、店主とおかみさんの世界観とが程よく融合したお店。
現代のツールを上手に使ってその輪を広げて、地元では行列ができる和菓子屋さんとしてちょいと
知られた存在です。
のし餅1枚/半分のサイズも注文できます。
切り餅はたしかに手軽ですが、今日落ち帰る時ののし餅の温かさは、久々の感覚でした。

あと、”福箱”と銘打った主菓子の詰め合わせを注文。
何が入ってるかは、お楽しみなんだとか。

パッケージも洒落てる…
開けてみて…おかみさんが描いた主菓子一覧と南天の葉。
さぁ、何が入ってるんだろうね。

お菓子の銘は、左上から 万福 寿ぎ 代々 干支菓子 辰 初富士 幸の梅
賑々しくていいなぁ〜(我が家は喪中だけど、年が改まるんだからいいよね)

花びら餅は松が明けて、お店が開いたら買いに行こうかな。

***
昨日、市場の魚屋で寒ぶりを求めてきました。
いつもなら、大晦日の近江町市場でぶりをさくで買って、刺身で、たたきで、焼き物でいい加減楽しむ
のですが、関東の市場はマグロが主流。
ぶりはあんまり売ってない。
そりゃそうです、マグロは太平洋でたくさん獲れる、ぶりは日本海。
思い切って皮付きを買ってきてみたけど、できるのか皮引き…
まな板より大きいけど、大丈夫?

夏に、釣り好きのお客様から頂いたシイラよりは、小さいか…
(これは夏に格闘したシイラ)

なんとか皮は引けました。
食べやすいように程よい大きさに切り分けて、空気に触れないように銘々包んで冷蔵。
あちらへ行かずとも、(きっと)美味しいぶりを食べられる!よかった ❤︎

***
昨日のうちに花を用意しておいたので、お墓へ。
墓の引越しをして最初の年越し。
雨も上がって澄んだ空気の中でお参りしました。

さぁ今年最後のごはんは、近所に住む夫の兄を呼んで賑やかにやる予定です。

気の置けない仲間と

恒例 暮れのパーティー、今年も無事にこの日を迎えることができました。
長いことお世話になっていたイタリアンが店を畳んでから、大桟橋そば スカンディヤで集まるように
なって何年経ったかな…
コロナ渦にはそれぞれ事情もあり参加はわずか、でも細々と恒例行事は続けていました。
レストランの方も、コロナ真っ只中の時にはいつもなら4人分を盛って供されるお料理を、銘々皿で
お料理毎に出して、リスクを減らす工夫してくれました。
そんなちょっとした困難も乗り越えて。

そこそこ集まってので、「貸切」です ❤︎

パラパラと人が集まり始めます。
御用納めの済んだ人、明日もまだ仕事の人、サンデー毎日(リタイヤ組ね)…
車を降りた人の参加もあり、再会を喜ぶ場面もちらほら。

この店定番のコース料理、スモーガスボードはいつも美味しく、そしてなかなかのボリュームです。
前菜/チーズで飛ばしちゃうと、メインミールが出てくる頃にはお腹いっぱい…
毎年わかっちゃいるのに、ついつい話弾んで前菜もどんどんつまんじゃう。
魚介が苦手な人には申し訳ないけど…気に入ってます。

どのテーブルも話に花が咲いて、それはそれは楽しそう。
我々は、1年一緒に遊んだ仲間と、ささやかですがこうやって食事を囲んで、

あぁ…暮れていくなぁ

って実感します。
実に、いい時間です。


これも毎年のことですが、メインミールが出てからシェフガテーブルにご挨拶にみえます。
コロナを経て、宴会はだいぶ減ったんだそうです。
まして、25日を過ぎての宴会は毎年ありがたい…と言われます。
こちらこそ、横浜を代表する老舗レストランで1年の締めくくりができるんですから。

クリスマスです

どこへ?
いつもの通り月曜日の買い出しと銀行へ。
今日着けずにいつ着ける?



かわいそうに娘は胃腸炎でまだウンウン言ってるので、Bakery House Aoki のクリスマスケーキは
おあずけです。
去年は娘がバイトしていて、24日だけ私も季節労働者としてお手伝いしました。
(これ去年、エプロンとサンタの帽子で裏方に徹しました)

もう1年経っちゃったんだ…早いなぁ。

食後のケーキのためにおなかを空けておきたくて…
晩ご飯はいわしの丸干し、ちょこっと湯豆腐、なめこ汁。
(フェスティブ感ゼロ笑)

私はこちらのショートケーキ、超好みです。
夫は欲張ってたくさん食べましたが、さすがに一切れが大きいと生クリームがちょっと重いなぁ、と。
下戸で無類の甘党のクセに、なまっちょろい話です。

「昔はへっちゃらだったけど」

あぁ…寄る年波ってことか。
ってことは、いつか私にもそんな日が来るんだろうか…寂しい。

イブに鶏を食べました

皆さま、聖夜をどのようにお過ごしでしたでしょうか。
我が家は毎年、この時期は商売柄せわしなく(まぁしょっちゅうだけど)クリスマスディナーを
楽しんだりどこかへ出かけたり、はありません。
夫が独りでやってる時は、まさにこの時期納車のラッシュで、以前もここに書きましたが嫁いできて
最初のクリスマスディナーはすき家
でした。

今年は…
どうしても外せない予備検査での陸事行きの20日、夫は胃腸炎で前日からグダグダ…

そして運悪く、それを娘がもらってイブ グダグダ…
食べられればいいなぁ、とささっと作ってイブの夕食は

かしわうどん(風)

鶏とネギは先に焼き色をつけてからおつゆと合わせて軽く煮たので、ネギはトロトロです。
隙間埋めに、さつま揚げをさっと炙ってのせました。

残念ですが、娘は食べられず。


帰宅前のガレージの中はこんな感じ。
左ハンドルの Mk1 がレストア完了、週明けで車検に行く予定です。
お向かいのはイノチェンティクーパー。
イギリスの赤(Tartan Red)とイタリアの赤(フェラーリに使う赤と一緒です)。
お国違えば色もずいぶん違いますね。

メリークリスマス。

冬至


今日は冬至です。
ってことはもうすぐ1年が終わります。
無事終わりそうであることに…感謝。

実は毎日、私には「小さな感謝」をする瞬間があります。
店から家へ戻り、夕餉の支度を始める前にお風呂の栓をして蓋をします。
ありがたいことに、拙宅のお風呂は遠隔操作でお湯張りができるので。
何故だかわかりませんが、毎日のこの小さな行事が私を

「今日も1日無事で過ごせたありがと」

って気持ちにさせます。


一昨日、柚子をたくさんいただきました。

まず少ないママ友(とはいうものの、学年は違うし町内も違う)からの頂き物。
養護学校に通う彼女のお子さんが、意中のところへ就職が内定した!という嬉しい報告つき。
「じゃあ、お赤飯だ!」
ついぞ作ってないなぁいつ振りだろう…なんて言っていたので、昨夕お届けにあがりました。
我が家はお赤飯大好き、ささげ常備してますからいつでも作れます笑
お祝いですからね、それっぽく半紙で飾りました。

頂き物のお菓子の箱をリユース、どっさり詰めて(5人家族)黒ごまもたっぷり振りました。
炊くときにうっすら塩味を効かせる方法もあるようですが、ウチでは食べるときにお好みで。
南天をあしらうのは、我が家のお約束。


頂いたゆずは、これからどうしてやろうか…
柚子湯に入るのは当然として、いろいろとウズウズしますが昨晩は…
前日から大根を米のとぎ汁で茹でて下ごしらえをしていたので、ぶり大根のあしらいに使いました。
うまくいった!美味 ❤︎
我が家のぶり大根は、湯引きではなくたたき(炙る)にします。
表面を処理するので旨味も逃げず、バーナーでさっと炙っているので香りもいいんです。
「あら」と札がついて売っているパックも使って、小さめの切り身でどっさり作りました。

もちろんお赤飯もお相伴しました。
お祝い事に触れるのは、こちらまで嬉しくなりますね。
実家の母に話したら、彼女まで嬉しくなったと言ってました。
お祝いのお裾分け、幸せをお相伴。

ごちそうさまでした。

久々に営業

Japan Mini Day のクラブサイトに “HRCR Japan Members” で参加してきました。
4,000近く来てたんですって。

「角地」を割り当ててもらえたので、二面使って展示ができました。
ある一方は本番車3台。
Manx National を走った2台が、ひときわ人目を引きます。

競技車の前では、娘が生み出したオリジナルキャラ?『もち人間』が、装備をつけてお出迎え。

“OK” は、ステージでアクシデントがあった時に乗員が後続などに自らの状況を示すもの。
海外のステージラリーのロードブックには、最終ページに綴じ込んであることが多いです。
ちなみに裏は “SOS” 深刻な状況だと、”SOS” も出せないでしょうが…
尺がおかしいんですがリアル感を出したくて、今年の Manx National のロードブックをコピーして
もたせてみました。


角地優遇笑 ある一方は「旧いどころ」をずらり。
面々の佇まいに端正さ、そして年輪から来る静かなどっしり感を感じるのは私だけでしょうか。


ラリーに行けば、私(女房殿)は競技に出ないことはありません。
このブルーのテント(赤もあるよ笑)に迎えられ、車両はサービスを受け、人は小腹を満たして
その先のステージに備えるんです。
有事の時も、無事の時も、いつも待っててくれるサービス。
そこでいつも使ってるテントの下で、今日は広報活動。
じゃ、今日はココで日頃の恩返しをば…

保温のできるお鍋で、予めミネストローネを作っていきました。
あんまりなみなみ作っちゃうと道中こぼれても困るので、トマトジュース他調味料を持参して現地で
鍋いっぱいに仕上げました。
スープにはもちろんフランスパン。
パンに合うようにペーストも少しだけ用意しました。

キッチンカーも来ていたようですが、こういう場ではとかく食の難民になることが多いです。
広報活動に勤しむ皆さんの、虫抑えにはなったかな。

会場でお話できた方々、お会いできてよかったです!
後日ガレージをお訪ねくださるというお話もちらほら…何か伝わったなら嬉しいです。

ご参加のメンバーの皆さんには、大変お疲れ様でした!

十三夜

今日は十三夜。
朝、予約していたお使いものを受け取りに「たんの和菓子店」へ行ったらお月見だんご売ってて。
思わず買いました。
ここのところバタバタしてたけど、ラリーも終わってひと段落。(あ!雨の2日目のふりかえり!)
先月の十五夜はお月見気分にはなれなかったし、確かお天気イマイチだった。
今日はお天気も良さそうだし、お月見でもしますか。

さてあっという間に日が暮れて。
東の空から月が顔を出しました。
庭にボーボー生えてる、イヌタデ(あかまんま)とお月見だんごをお供えして。

お月見だんごのセットとは、なかなかいい企画です。
お月見は太古から続く日本の秋の行事。
豊作を感謝する側面もありますよね。
小さい子がいるおうちはそういうちょっとしたウンチクに触れながら、大人はしっぽり。

ミニデイに行く…

今年は、クラブの広報活動のために11月のジャパンミニデイに参加します。
15年も前、会場も違う浜名湖のミニデイに行ったっきりなので、雰囲気といい見当もつきませんが
HRCR としてブース出します。
昨日は仲間が集まってレイアウトとか打ち合わせ。

あーじゃねー、こーじゃねー…

ちょうど、階下で O/H 中のクラブ員所有 Cooper’S’ のエンジンに火が入ると…

みんな降りてっちゃったよ笑
ミニデイ当日は、部活動の広報に勤しみます。
女房殿は、カセットコンロで炊き出しでもしようかしら。
屋外だから、具沢山のスープでもあったら、体があったまるかしらね。

ハイランドふりかえり② Day1 ドライ

気付けばもう本番から1週間。
やること多すぎであっという間に時間が過ぎていきます。
暮れへ向けて時間は加速度を上げる一方ですが、忘れないうちにふりかえります。

女房殿こと、氣谷組のコドライバーは今年、国内競技は最初で最後。
何度やっても、どこであろうが、走り出す前はかなり緊張します。
(おなか壊します笑)
今回はかなり落ち着いてできました。
1点、ポカがあって焦りましたが…


さて、今回は50回目の記念大会。
ラリーが始まってセレモニアルスタート会場へ向かうまでのルートは、遠回りをして高山の歴史的
町並みを「お練り」するものでした。
本陣の前など、かなりの人出でした。
道中、道行く外国人観光客(ヨーロッパ系の人が多い印象でした)と手を振り合って、いつもにはない
ほんわかした気持ちで、スタートへ向かいました。


よくココに書いていることですが、ラリーは(なんでもそうね)やり手だけでは成り立ちません。
作り手、運営する人、もっと言うと見ている人も…

これは TC(タイムコントロール)オフィシャルが、時間の通過をチェックするところ。
ちょうちん下がってますよね…

『タイムコントロール』
茶目っ気たっぷりですよね。
そして TC の方も咲顔 ❤︎

こういう人に支えられて、ラリーは粛々と進行していきます。


我々の1日目は、すこぶる順調…特筆することもなくマシンもトラブルなくサービスへ戻ります。
クラブ員のミニ、お客様のミニ、合計3台のミニがここでサービスを受けますが、うち1台にトラブル
発生、メカニックは出動(移動中にすれ違い、しっかり情報交換笑)したのでセルフサービスをば。

我々が車両保管エリアへ移動を終える頃、レスキューに行ったサービスクルーが戻ってきました。
症状を聞いたところ、手持ちの部品で対応出来るトラブルでしたので、さぁ明日も走れるように
何とかしましょう。
(デイリタイアしても、再車検に合格すれば翌日も出走できます。但し通しのリザルトは残りません)

30分で終了、試運転も済ませて翌朝の再車検を残すのみ、ここで本日の任務は終了。
車検は車検委員が各サービスへ出向いてくれるので、クルーとサービスが集合時間を打ち合わせし、
解散〜
ではなく、夕飯もご一緒しました。

最年長者(トラブルのあった車両のドライバー)にオーダーを取らせる我々…
かくして、高山の夜は心地よい疲れと共に楽しく更けていくのでした。

店を出る頃には、パラパラと雨が。
明日は雨予報、ガラリと路面も変わりますから気を引き締めて…