コツコツ…諦めずに

先日ボディワークから戻った、全塗装したミニ。
オーナーが、この時のためにコツコツ集めた内装の部品とかがあるから…そこまでお願いしたい、
とのことで今朝、持ち込まれました あれこれ。

まーそれにしてもおっそろしく集めたこと。
送り状の日付を見ても、購入時期はまちまちで 2021年なんてのもあります。

本人曰く、諸般の事情で一度は諦めかけたといいますから…
これだけの量、物置的なところにしまってあったにせよ、何れにしても邪魔だったろうに。
今回めでたくさばけて、奥様はさぞホっと(せいせい)していることでしょう。

ナニナニ…何をどれだけ買ったの。
心配(笑)なものから包みを解いていきます。

あ…リヤクォーターも買ったのね…(オーナーの車は高年式のためオリジナルはめ殺しです)
ココは支障ないだろうと思って、部品が持ち込まれる前にガラス入れちゃっよ笑

ホイール、タイヤ…いくら小さめ( 13インチ)とはいえ、生活を圧迫するかさです。

ドアの内張り中古品が2セット(年式あってないよ)
中古シートひと揃え
カーペットトリム2種
オーディオにッスピーカーつきパーセルシェルフ
アームレストとか

さ、夢をいっぱい詰め込みんであげよう。

来し方、行く末

MG TD の車検を承りました。
前回の車検(2年前)を迎える前、オーナーは病気が発覚しこのまま乗り続けられるかどうか…
と悩んでいました。
(彼はこの事件?について「1回死んだ」と表現します)

あれから2年。
こうして元気に動いています。
車も、オーナーも。

寄る年波か、幌を立てるのが一筋縄ではいかなくなったり、車との生活にも変化を感じるようです。

「心配なら、ココへ来てやればいいんだよね。」

そう言ってくれるのは、嬉しいことです。
自分と一緒に年をとったお客様と、来し方を振り返りながら、車とオーナーの行く末に携わる。
大袈裟なような、カッコつけてるような。
でも本心。

自分にも言えることですが、カッコよく年は取りたいものです。

***
スピードメーターのカリブレーション(測定機器の測定能力を標準に合わせること)をしています。
タイヤが X 回転した時に出る数値、とかタイヤが1回転した時の距離、など幾つかの数値で、正確に
測れるようにします。

夏みかん

今年も夏みかんをたくさんいただきました。
ので、マーマレードを作ります。
私が作るマーマレード、捨てるのは「ヘタ」くらい。
あとから取り除きますが、種も白い筋もみんな使います。

皮はほんの数十秒湯がいてから、細切りにします。
そうすることで刻みやすくなります。
少なくとも一昼夜、水にさらして苦味を逃します。
我が家は程よい苦味(少し、ね)が好みなので、何度か水を取り替えます。
よくさらした皮、果肉は袋ごとザクザク切って、グラニュー糖をまぶして少し置いたら火にかけ
コトコト煮ます。
「ほんのり」が好みなので、我が家はオレンジジュースを加えます。
ホロホロになってきたら、木ベラで 果肉 / 袋 を潰しながら種と袋の根っこの白く固めの部位を
取り除きます。
種と白い筋に、いわゆる固まる成分「ペクチン」が含まれるらしいので、面倒くさいけど…
おかげで、余計なものを一切足さない、ナチュラルなマーマレードが出来上がります。

ビンに6つできたので、1つは夏みかんをくれたお友達へ届けようと思います。


自家製マーマレードをふんだんに入れた、パウンドケーキを作りました。
娘が、友チョコのお返しにするというので、ワックスペーパーで包んで、ドライになったかすみ草を
添えました(地味)。

暖かくなるまでの時期は、台所で何やらするのが楽しい季節です。
いちごがどっさり、安めに求められるのもあと少しなので、いちごジャムもお休みの日に作りました。

今年3度目。
これでしばらく、朝食のパンの供は色とりどりです。

変わらないって、素晴らしい

Spitfire のハーネス交換を承ったのは…いつだったかな。
少なくとも今年ではない笑

やっと配線他、部品が揃ったので始めます。
配線を交換すると、エンジンの始動ひとつから変わります。
ヘッドライトももちろん明るくなるし、いろんな箇所への導通がクリアになって安全です。
見違えますよ、オススメです…

手前には、全塗装から戻った Mini が写り込んでいます。
色変えはせずオリジナルの塗色で塗ったのですが、手がけたスタッフが言いました。
「ずいぶん褪せちゃってたんだね…」

キレイになると見違えます。(当たり前だね)
ここからまた、長く大切に乗ろうっときっと思ってくれるでしょう。
部品が手に入る、古い車はこれだからイイ。
ちゃんと直せば、長持ち…捨てたり取り換えたりしなくて済むんです。
愛着のある道具をずっと使える、変わらないって素晴らしいことです。

ボディワーク入れ替え〜、そして

ボディワークから、全塗装を済ませたミニが戻ってきました。
入れ替えで、Mk1 がボディのリフレッシュのためにあちらへ入庫します。
ボディのスタッフがこちらへ来て、転がるようにだけします。
エンジン O/H も承っていて、既にエンジンは降りています

別でエンジン O/H も1件承りました。
こちらはバラバラの状態で入庫です。

さぁ、仕事仕事っ

3/11 しんきんの店舗入り口に

3/11 取引先(グレイスの請求書にも掲載している口座のある信用金庫)で。
日の丸が掲揚されており、弔旗になっていました。

入院中のご高齢の皇族が亡くなったのか…と一瞬思いましたがそのような報道はなし。

あぁ。
東日本大震災だ。
2011年、あれから13年…もう干支が一周して、どんどん時間が経っていく。
お元日の能登の地震といい、我々の住む場所もいつ起きてもおかしくないと言われていますし、
命を落とした人がたくさんいることを忘れてはいけない…散った命を無駄にしてはいけない、
弔旗を見上げながら、そう思いました。

夫の兄は石巻で被災、長男を津波で失いました。
昨秋、久しぶりに様子を見ながら墓参してきました。
こちらも、静かに時間が経っていました。

よーい、どん

お昼前。
ご飯食べてから積みます。

6pm
だいぶいい調子です。

オイル入れて、水入れて、あと少々。
そこまでやって帰宅しました。
週明け、エンジンかけます。

絵本を贈る

小さいお子らがいる方に、ちょっとお礼をしたくて。
絵本を贈ることにしました。


こう見えて、娘の小学校では6年間通して読み聞かせのボランティアをしていたんですよ。
現役のお母さんが、決められた時間(10分)を与えられ、自由に読み聞かせをする…
気に入っていました。
会が円滑に回るように、3年くらいは役員もやりました。

私のポリシー?は、「気に入った本だけ読む」
メンバーの多くは図書館へ足を運び、次は何を読もうか…とよく悩んでいましたが、私の場合は
手持ちの絵本に限って読んでいました。
続けるうちに「この学年にはこの本」ぼんやりと定まってきたので、選書には困りませんでした。
日本の昔話は、どの学年で読んでも喜ばれます。
低学年は楽しく、高学年は懐かしく感じているようでした。
読み方も工夫して、高学年は敢えて絵は見せずに場面をイメージして聞いてごらんと言いました。

実は「聞く」って結構集中力が必要。
世の聞けない大人どもは、読み聞かせを聞いてトレーニングしたらいい。


だいぶ脱線しました…
今回、押し売り(笑)した絵本はこの5冊!

ピアノを弾くクマが、一度は都会へ行って自分の腕を試すけど仲間と暮らした森へ帰るお話。

ヒナギクの咲く丘に立っていたちいさいおうちの周りが変化していくお話。
これは名作。

お子さん2人だって聞いたので、1冊はこれ。
お母さんに頼まれて、赤ちゃんの牛乳を買いにおつかいへ出るおねえちゃんの奮闘を描いたお話。

「はらぺこあおむし」でおなじみのエリック=カールの絵本。
パパがはしごでお月様を取りに行く、折りたたんだページが広がる仕掛け絵本。

宮沢賢治の著書に絵を添えたもの。
どちらかというと子らへ、というよりは大人(両親)へ。
現在とは少し違う、丁寧でどこかほの温かい言い回し。
忙しく生きる両親へ、贈りたい一冊も混ぜました。

作中には、宮沢賢治 作詞作曲の『星めぐりの歌』が出てくることでも知られます。
ちなみにこれは、坂本龍一さんの娘さん 坂本美雨さんがカバーしたもの。


絵本は無事届いたようで、短い動画付きのメッセージを受け取りました。
せわしくも、幸せに暮らしている様子がなんとも微笑ましく…
我が家もそうですが、子のいる毎日はいいなぁ…とつくづく思う今日この頃です。

エンジンと、車検

準備ができたので、エンジン組みます。
外は冷たい雨が降り出しました。
週の後半は雪混じりって、本当ですか…?

全部済んだら、車検を取ります。

ごちそうさま

3月3日はひなまつり。
孫の初節句でしたが、まさかの遠征中(帰宅日)。

昨日は定休だったので、1日遅れですがお節句をお祝いしました。
かんぴょう、しいたけ、にんじん、たけのこ、高野豆腐。
甘辛く炊いて酢飯と合わせました。
桜でんぶと炒り卵、菜の花のみじん切りで「菜の花と桃の花」っぽく。
酢蓮をのせたいところでしたが、ご飯がすっぱくなりすぎたら本人食べづらいかなぁ…
と思って、割愛。
茹でたエビくらいのせればよかった…(本人はよければいいもんね)

はまぐりをおごって、シンプルに湯がいた菜の花をあしらいました。
すんごいご馳走じゃないけど、でも皆で美味しく膳を囲めれば、それはご馳走。

「ご馳走様でした」

いい言葉ですよね。

健やかで、幸多い毎日であるように!
少なくとも彼女が我が家へ来てから家の中はより明るく、そして大小の幸せに満ちています。


そうそう、UK の長い取引先のボス(取引はお父さんの代から)にお孫さんが生まれたとかで。
知り合ってだいぶ経ってから夫は知ったそうですが、彼はおばあちゃんが日本人。
ってことはお孫さん( granddaughter )にも日本人の血がちょっぴり入ってる。
ので、先日小さなお雛様を送りました。
我が家にも居る、小さな土雛『吉野雛』(私の得意技です笑)
私がこのお雛様を買うのは、何度目だろうか…
(多分6回目)