(広告に掲載されている商品車等の情報は、2006年当時のものです)

この広告が掲載される少し前、創業から20年の2006年8月にグレイスはバス停1つ分、引っ越しました。
看板屋の建物をそのまま使ったので、当初は天井が高く(=灯りも遠い)不便した覚えがあります。
やや経ってフロアを増設、2階もストック+作業場所という今のスタイルになりました。

ー 本当に壊れているの? ー

日々依頼を受け、作業をしながら思うことがあります。「壊れた、壊れた」とよく聞きますが、よく見てみると故障ではないのでは?ただ単にしようの限度を超えてしまっていたり(消耗 / 疲労です)誤った部品の組み合わせや考え方によってその症状が起きているケースも。「どこへ出してもまだなんとなくオカシイ…」長年悩んでいたことも、至って簡単な処置であっさり解決してしまうことも多いのです。再三申し上げているようにそもそも車は道具であり、問題なく動いてその昨日を果たさないわけがないのです、道具は使えば9たびれます。直せば元のように使えますよね。こんなごく当たり前のことなのに、日本において自動車は「道具」と言うより本来の地位を確立できていない為に濃くした現象が起きてしまう気がします。そこへ加えて私のような立場、つまり専門家であるべきショップが、やるべきことができ¥ない自らの不誠実さを棚上げして「ミニは、厩舎はこんなもんだ」というお約束のキメ文句でやっつけてしまうので結果、やり散らかされて劣悪なコンディションのミニが市場を埋め尽くす…なんとも嘆かわしい現実です。

一方で、時々「おぉっ?!」と言うミニに出会うこともあります。ずっとオーナーが同じで、ミニショップやディーラーの手にかかっていないので変な荒らされ方をしていません。これらは、まだ車が車であった頃、具体的には1960年代〜70年代のオーソドックスな車の作りをよく知るメカニックのいる整備工場で、ごくごく普通にメンテナンスされていた車です。「車が車であった頃」少々おかしな言い方で菅、今の車は電子制御(本来は人の使う道具なので人によって制御されるハズのものですが)だらけの限りなく家電に近い作りです。そして作りが作りだけに、扱いも家電並み…使い捨てですよね。話が少しそれました。いわゆる町の車屋さんが触っていた車は、車としてかなり正常であることが多いのです。ただし、ミニならではの気候・構造や独特のクセは見逃されている為に、その部分についての修復は必要ではありますが。そこはミニばっかりやっている私たちにお任せ下さい。基本的に外注なしで手がける私たちだからこそ、ポイントをついて効率的に且つ確実な処置ができるのです。

ボディワークもエンジンのオーバーホールも、全ての工程をグレイスの屋根の下でお客さまに見ていただけます。レストレーションの工程などは、車両のコンディションによってどこまで作業するをするかは淡ってくるものの、車輌は履物(内・外装)が取り去られ、少なくとも一部は地肌まで剥いてどんがらになります。自分の車のレストレーションをするなんて、一生に一度あるかないかの大イベントです。それをオーナーの眼前に包み隠さず全てお店できるのは、私たちの誇りでもあります。そこでオーナーの方に是非おすすめ(お願い)したいのが、自分の車の作業を見て欲しい、ということです。その内容はメカニックにお任せで構いませんが、自分の車にどんなメンテナンスが施されているか、どういう手間がかかって愛車が維持されているかを見て欲しいのです。それに対して代金(代わりにお金を払う、と書きますよね)を払うわけですから、支払いの根拠をご自身で確認することにもなります。そうすることで、愛車に一層の愛着がわき、ことによったら扱いも変わるかも知れません。そこまで私たちはプロとして、誇りを持ってミニと向き合っています。

書きたいことは数あれど、広告という性質上限度もあるのが苦しいところ。よあったご自分の車に乗って、遊びにいらしてください。愛車に寄せる素朴な疑問、もやもや、??? もきっと解決のお手伝いができると思います。