「怒る」のと「正す」のは違うよ

お子さん連れの親御さんが、子を怒っている場面に出くわすことがあります。

「叱られるからやめなさい!」


お母さん、それは違うよ。
理由はそこじゃないんじゃない?
叱られるのには、理由があると思うよ。
例えば
とっても危ないから とか
人に迷惑がかかるから とか
ルールに反することだから とか

叱られるからやめろ、では
なぜ叱られてるか=根本的な問題がある ということにまで考えが至りません。
叱られるからやめる、のでは
叱られないなら何をやってもいい という考え方になりかねない。
人の出方を見て、何も言われなければ好き放題する そんな行動パターンになりかねない。
だから親は、子を時に叱り「正す」。
これが躾であり、教育です。

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大人の世界でもあります、怒ること。
不条理だったり、話がコロコロ変わったり。知らなかったから…とかシラを切られたり。
でも、先のあることだったりビジネスに関わることだったりしたら、各方面に響きます。
そんな時は「正す」努力をします。
若い人でお利口さん的な人は、叱られたり諭されたりしたことがかなり少ないので、ちゃんと言えば
わかる人もいます(わからんちんも、もちろんいます)。
どーでもいいこと、人、ならうっちゃっとくに限りますが…

正すことができればストレスも軽減、仕事の質も向上、業務がスムーズになります。
吠えても何も改善しないし、前向きになるわけもなし。


子を叱る親を見て、こんなことをぼんやり考えていました。