Princess of Wales

1月に腹部の手術を受けられた英皇太子妃のキャサリンですが、自身がガン治療中であることを
公表しました。
しかも自身の言葉で、ビデオメッセージも発信したんです。
(動画右下の歯車マークから字幕を選ぶと、聞く助けになります…私もそのままじゃ怪しいので)

BBC “Kate statement in full: Princess of Wales in early stages of cancer treatment”

彼女の負う立場と地位に意識が向きがちですが、彼女は2男1女の母でもあります。
昔に比べ、ガンは不治の病ではなくなりつつありますが、それでも。
子を持つ親として、子らの行く末を見届けたいと思うのは誰しも同じ。
いろんな思いが交錯したことでしょう。
そんな中で彼らの正しい理解に時間を費やし、状況の公表に時間を要したことはとても大切なこと。
その上で、時が来たら自ら発声し関わってくれる人に感謝を示し、同じ境遇にある人に勇気を与える。
公人として、お母さんとして、素晴らしいと思いました。
『ノブレス・オブリージュ ( noblesse oblige)』
現代において特に、バランスをとるのは難しいとされますが彼女は見事に王室に馴染み、自分の
家庭も保っています。
それにはもちろん伴侶であるウィリアム皇太子の尽力もあります。
自分が選んだ女性を守り、自分の生まれた王室を彼女と共に支えいずれはその軸になる。
洋の東西を問わず、身分(イマドキ関係ないけど)にかかわらず、家の繁栄を願うのは普通の感覚なら
当然のこと。

彼らの若い家族は、いつの日か自分のお母さんを、お父さんを心の底から誇りに思うでしょう。

私もそうありたい。
勇敢で、思慮深く、明るいお母さんでありたいです。