寒かった

横浜赤レンガ倉庫前広場で催された『横浜ヒストリクカーデイ』
10回目まではクラブ有志と主催側でしたが、12回目の今回はお手伝いしつつエントラントとして
参加しました。

6am 集合、夜が明けようとしています。

今日も先輩から譲り受けた Morris Cooper ‘S’ を連れてきました。
隣は先日まで使っていた国内のラリー車。
こちらは次男に下げ渡し、来年以降地方選などで修行を始めるようです。

終始風が強くて、体温を奪われました…
完全装備の「もち人間」は、本番車の助手席でお出迎え。

先日、高山で全日本デビューを果たした岐阜のクラブ員が、遠方より馳せ参じてくれました。
Teal Blue の 1275GT 、ひときわ目を引きます。

メンバーの車両もだーっと並びます。
クラブで企画/運営しているロードラリーで年に数回、腕を磨いています。

正直、日本はモータースポーツ後進国なので、こういう展示をしても

へー、すげー

で済まされちゃうことも少なくなくて。
でも露出しないことには、伝わりようがないので…
場所をよく選んで、「ミニでラリー」がちょっとでも広がるように活動していきます。

ただ…
我々に『静』だけのイベントは、向かないな。

Mini Day おまけ Making of もち人間(安全装備込 笑)

先週末の Japan Mini Day 。
広報活動にクラブ員が浜名湖まで馳せ参じましたが、もう1人?
参加したメンバー?がいました。

もち人間 です。

娘の生み出したオリジナルキャラなんです。
イベント前日 230pm。
娘が、思い立ったように父親(店主)にダンボールを譲ってもらいにいき…
さぁ始まった

切り出して成形までして、帰宅。
アクリル絵の具で塗って仕上げ。
実は段ボール部分的に重ねてあって ,立体構造。

1049pm 完成。
そして当日、展示に華?(くすっと、笑い…かな)を添えました笑

お疲れ様〜いい仕事してました ❤︎
次の週末もよろしくね。

Mini Day おまけ Eco-T が売れないわけだ

日曜日、好天の中での営業活動はおかげさまで盛況でした。
立地にも恵まれ、たくさんの方がお運び下さいました。

クラブサイトでは物販が可能なので、クラブ員が秘蔵のミニカーを特価で放出、売れ行きも上々
だったようです。
私も、娘が小さい頃に作った Eco-T を持って行ったんです、実は。

過去に Mini Freak 誌に1/2 ページの広告を出していたことがありました。
今とはロゴも違うし、URL の末尾も違うし、世間の情勢も当時のことが書いてあります。
足掛け3年くらいかな、裏にうっすらミニの写真…で、文字ばっかりの広告で異彩を放っていた
ことだけは確かです。 
その最終回(2008年12月)に使ったのが、この絵。
グレイスではコレ、常識なのでこの絵はミニの本質を表していて我ながら秀逸だ!自画自賛。
この図案で Tシャツを作ることを思いつきました。
当時3歳だった娘が、無心に何かをする後ろ姿…その背中に語らせよう!

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というわけで、作ったのは敢えて子どものサイズだけ。
90 / 110 / 130
90 は体に対して頭もまだまだ大きいおチビさんなので肩ホックがつくタイプです。
お店ではかなりウケて、大人用はないのかと度々尋ねられましたが…

「心のキレイな子どもの背中に語ってもらいます!だいたい大人サイズじゃかわいくないし」

断固、大人のサイズは作りませんでした。
だって…うっすらお腹が…なんて絶対かわいくない!


さて。
今回、物販ができるというので思いつきで持参しました。
店でだいぶ売れたので、在庫はまばら…なので特価で出しました。
が…1枚も売れず。

4,000台近くいたそうですね。
子どもも少なくなかったけど、どの親御さんにも刺さりませんでした笑
まぁ…集まったミニは、エコロジーには思えなかったから、さもありなん かな。

Size 90 これは家事消費用によけて、お店でまた在庫します。
ご所望あれば、お店にストックしてますのでお声掛けくださいませ…

久々に営業

Japan Mini Day のクラブサイトに “HRCR Japan Members” で参加してきました。
4,000近く来てたんですって。

「角地」を割り当ててもらえたので、二面使って展示ができました。
ある一方は本番車3台。
Manx National を走った2台が、ひときわ人目を引きます。

競技車の前では、娘が生み出したオリジナルキャラ?『もち人間』が、装備をつけてお出迎え。

“OK” は、ステージでアクシデントがあった時に乗員が後続などに自らの状況を示すもの。
海外のステージラリーのロードブックには、最終ページに綴じ込んであることが多いです。
ちなみに裏は “SOS” 深刻な状況だと、”SOS” も出せないでしょうが…
尺がおかしいんですがリアル感を出したくて、今年の Manx National のロードブックをコピーして
もたせてみました。


角地優遇笑 ある一方は「旧いどころ」をずらり。
面々の佇まいに端正さ、そして年輪から来る静かなどっしり感を感じるのは私だけでしょうか。


ラリーに行けば、私(女房殿)は競技に出ないことはありません。
このブルーのテント(赤もあるよ笑)に迎えられ、車両はサービスを受け、人は小腹を満たして
その先のステージに備えるんです。
有事の時も、無事の時も、いつも待っててくれるサービス。
そこでいつも使ってるテントの下で、今日は広報活動。
じゃ、今日はココで日頃の恩返しをば…

保温のできるお鍋で、予めミネストローネを作っていきました。
あんまりなみなみ作っちゃうと道中こぼれても困るので、トマトジュース他調味料を持参して現地で
鍋いっぱいに仕上げました。
スープにはもちろんフランスパン。
パンに合うようにペーストも少しだけ用意しました。

キッチンカーも来ていたようですが、こういう場ではとかく食の難民になることが多いです。
広報活動に勤しむ皆さんの、虫抑えにはなったかな。

会場でお話できた方々、お会いできてよかったです!
後日ガレージをお訪ねくださるというお話もちらほら…何か伝わったなら嬉しいです。

ご参加のメンバーの皆さんには、大変お疲れ様でした!

点火まで、もう少し

若い車が好きなお兄さんが、スポーティに乗れるミニを製作中。

週明けにはエンジンかけて、着地させたいな。

***
明日は、ミニに出かけてクラブブースで HRCR Japan Members として広報活動をしてきます。
譲り受けた、巨匠こと Peter さんの車両も展示します。
掃除してますが…まー汚いな…
最後のラリー Manx National で in Ditch(側溝にハマった)したので、その泥んこ汚れは仕方ない
にしても…

ロードラリーにもステージラリーにも使ってたので、装備がてんこ盛りです。
きっと室内とか、こんな風に掃除してもらったことなかったんだろうな。
敬意を込めて、えぇやりますとも。
これは昨日。

トラック借りてきたので、積み込んで明日に備えます。

明日は臨時休業とさせていただきます。

ミニデイに行く…

今年は、クラブの広報活動のために11月のジャパンミニデイに参加します。
15年も前、会場も違う浜名湖のミニデイに行ったっきりなので、雰囲気といい見当もつきませんが
HRCR としてブース出します。
昨日は仲間が集まってレイアウトとか打ち合わせ。

あーじゃねー、こーじゃねー…

ちょうど、階下で O/H 中のクラブ員所有 Cooper’S’ のエンジンに火が入ると…

みんな降りてっちゃったよ笑
ミニデイ当日は、部活動の広報に勤しみます。
女房殿は、カセットコンロで炊き出しでもしようかしら。
屋外だから、具沢山のスープでもあったら、体があったまるかしらね。

明日、立秋

今日は定休。
昨日、恒例 暑気払いBBQ を店で催しました。
時折シャワーのように雨が降り、カーっと照りつけるよりは過ごしやすくお箸も進んだかな…
すんごい道具を携えて、腕利きのシェフ?が来てくれました笑
実は去年も来てくれたのですが、うちの環境が酷すぎて…
今年は私物のグリルを持ち込んでくれた、というワケ。

運営は若い衆にバトンタッチしたので、夫は午前中エンジン組んでるし。
私は自分のしたいことだけ準備したので、若い衆が買い出しに行く間にちょっとだけ支度。

茄子を焼いて、出汁醤油にちょいとお酢を垂らして(お浸し)
たたいたきゅうりと梅を、醤油とごま油で和えて(箸休め)
お抹茶とグラニュー糖を茶筅で練って抹茶ソース(かき氷 宇治金時)

あとは自宅で作ってきたキャロットラペと、茹でた小豆。
いずれも売れ行き上々。
こうして今年も恒例行事はお開きとなりました。

***
『夕涼み』
夕方になると気温も下がってくるので、縁側や外に出て涼むことを言いました。
昨今は、夕方だろうがちっとも気温なんか下がらないので夕涼みなんてしないしません。
きっともうこれは…死語。
死語っていうと、流行り廃りで消えていった言葉をイメージしがちですが、夕涼みは間違いなく
横浜あたりの環境では死語ですね…
忘れ去られる言葉。
縁側も、知らない人多いのかも…

いいもんだね

昨晩はささやかな家族のお祝いごとで、内々でお膳を囲みました。
お赤飯を軸に、会席料理っぽくしようかとも思いましたが、大皿で取り分けてワイワイ
やることにしました。
お赤飯はお持ち帰り頂くことに。

夫がお休みの日にフィッシュケーキを作って冷凍してくれてあるので(揚げるのも夫ですが)
私はそれ以外…

手前に見えてるのは、ペスカトーレの下拵えと、焼く順番を待っているピザ。
昨日はトマトベースのサラミと、ホワイトソースベースのビスマルク風の2枚。

前日にあらかじめ作っておいたスパニッシュオムレツと、低温調理器で作った鶏むね肉のハムを
主役にサラダ。
縁に七宝で鱗模様が施されたガラスの器で、キャロットラペを涼しげに。
食べ切ると底には、切子の技が施してあるなんとも涼やかな気に入りの器です。

ホントはピザをもう1枚、マルゲリータも用意してたんですがおなかいっぱい、ってことで…
少し落ち着いてからレアチーズケーキで〆にしました。
荒削り〜手作り感満載 笑

皆で他愛もない話をして、たらふく食べて。
いい会になりました。
ちゃんとお赤飯も持って帰ってもらいました。

縁起物の『つまもの』南天も添えました。
我が家の犬走りには、ちゃーんと南天が自生(勝手に生えてきた笑)してるので葉を摘んできて
冷ましたお赤飯に添えます。
(以前、温かいうちに乗せたら葉が黒っぽく変色…)
南天…難を転ずると呼んで、魔除けの効果があると言われます。
葉っぱには殺菌の効果も!

幸せのおすそ分け。
皆さんいい顔で、お帰りになりました。

赤ばっかしだ

コレ昨日です。

いちばん左のミニは車検で入庫、今日は同じく車検で入庫したもう1台(Almond Green)がココにいます。
赤いのは昨日のうちに、グリーンもさっき車検整備が終わりました。
若い衆は今日、袖ヶ浦フォレストウェイで開催のエキシビジョンレースのサポートで出かけています。

Manx National 2023 “Recce”

グレイス店主がマン島のラリーに復帰したのが2009年。
2010年リーマンショック、2011年イベントキャンセル。
2012年はもう1台伴なって2台で。
2013年からは、グレイス店主こと夫の隣に女房殿こと私が乗るようになりました。
2015・2016年には Team Japan として4台!マン島で共に走りました。
2017年を最後に Rally Isle of Man は幕引きとなり、実に6年ぶりの島でのラリー。
もともと島にあった、島のクラブが主宰する大きいラリーに今回照準を合わせました。


これまでのマン島でのラリーは、ペースノートを購入していました。
読む側としては、合ってる(間違いない)ものを読むので気が楽だったのですが、運ちゃんは
だいぶ事情が違ったようです。
大抵の場合、購入するペースノートはいわゆる『速い』車で作っていることが多く、スピード域が
違う我々とは、コーナーの番数(コーナーの深さを数字で表現します)やそれこそジャンプの数なども
違ってきます。
運ちゃんは、読まれればそれに合わせちゃう…だからペースやタイミングが今イチで自分の走りかと
言われたらそうではなかったらしいのです。

全日本で自分のノートは毎度作っていました。
今年マン島に復帰するにあたって、ハナからペースノートは自分らで作ることにしていました。
昨年ベースで、レッキ(試走:ステージの下見が許される日)は2日あると踏んでいました。
ところが蓋を開けたら…1日だけ。
前の週末日曜日に行うか、直前の木曜に行うか。
どちらにしても、1日だけ(これは厳しい…)。
その限られた時間でのべ17本のステージをこなさねば。

ギリギリの時間の中で、道を確認しながら道の形状を拾っていきます。
実際のステージスピードをイメージしながら、ゆっくりとしたスピードで確認します。
間違っても、全日本に時々居るような「練習してるダロ」的な人はいません。
事前に作っておいたロードブックの切り取りが大いに役に立ちました…

ステージの数々は、それはそれはよくできていて。
スタートが同じで、短いステージと長いステージが用意されているのはよくあることですが、
違う地点からスタートする2本のステージが、ある地点からルートを共有してフィニッシュ一緒、
という仕掛けもあり。
試走の時間を短縮するために、Final Instruction にはどのステージのどの区間、交互通行を許可する旨
記されていました。
つまり、一部の区間は来た道を戻って効率よく運ぶよう、主催者がが配慮してくれているというわけ。
ちなみにあちらは、日本のラリーでいうコミュニケーション(ラリー運営に係る細々した連絡事項)が
ラリー開催の少し前にまとめて公示されます。


今回は「この先マン島走りたい!」という、現在全日本に出て研鑽を積んでいるドライバーを連れて
行きました。
レッキは彼を乗せて、まぁ途中で降ろして…なんて思っていましたがどっこい。
お昼を食べる間もなく、飲み物やスナックを買うような時間もなく、とにかく830 – 1830 近くまで
ぶっ通しでのレッキとなりました。

今回同行しない娘 Aoi Kitani に、御守代わりに表紙絵を描いてもらって、持参しました。
娘は一緒でないことは一度もなかったので、終始変な感じでした…

夫が、ペースノートは自作なんだ!と吹いてまわった為、いろんな人が私が書いたノートを見に
やってきました。
日本語表記と英表記、mix のそれは現地の人たちに大いにウケて、表紙と中とを写真に撮ってました。

全て清書するには時間もなく、かといってターマックラリーとは言いつつも非常に道の悪いマン島の
舗装路を下調べしながら走り書きしたノートでは、非常に見づらいところもあり。
加えて上に書いた、ステージルートの組み合わせの妙で、ノートを完成させる必要があり…
明け方近くまでペースノートの整理は続きました。

さて翌日は本番。
時間管理もローカルルールが適用され、ちょっとよくわからんところもあり…
気になりますが、いよいよ昼過ぎから始まります。

Manx National 2023 “Leg1” へつづく