この3月の陸事、検査ラインが殺人的な混みかたです。
その昔は登録の窓口が異常でした。
それ即ち、年度末の駆け込み登録が多すぎてパンクしていたんです。
– 登録を年度内に済ませて顧客に納めたい、そういう思惑だったり
– 登録台数を『盛る』ためだったり
→ それらは新古車として世に出回ることになります
– 年度内に名義変更を済ませたい
→ 年度が改まったら、税金が来る
昨今は、「検査を取る」方が多くて連日の激混みなんだと思われます。
考えられる理由は…
① 新しいのに取り替えたいところだけど…控える
② 取り替えたくても新車が来ない
今、新車がちっとも納車されないんだそうですね。
半年以上待つのは当たり前、なんていうケースも少ないんだとか。
ま、これまでがイカれてたんです。
最初の車検毎に毎回取り替えてる人とか、その昔はご近所に1件はありましたよね。
グレイスはとんと無縁です。
さらに古い年式の車に乗り換える、ってケースはいくらでもあります笑
鼻炎がひどい
先々週あたりから、車検ラッシュ。
4月に10日ほど空ける都合もあり、今日も車検 明日は旗日 その次も車検。
週明けて火曜車検 木曜は予備検査。

それにしても鼻炎がひどくていけません。
花粉症、お悩みの方々…頑張って乗り切りましょう。
3月22日(土)は臨時休業とさせていただきます。
誰かの懐かしい場所だったりする
ラリーでもないと絶対行かない場所、あちこちあります。
先日ラリー三河湾で訪れた『蒲郡』。
あるお客様のお母様のお里だそうで…ラリーの参戦記を懐かしくご覧下さったそうです。
幼い頃のいろんな思い出を、お聞かせ下さいました。
試走に始まりラリー本戦もそうですが、宿やら食事やら買い出しやらで会期中 行った面々は車で走りまくり、地理だけでなく味覚や名産など地味に現地に明るくなるのです。
サーキットみたいにひとつところでやる競技ではないので、人が大量に移動してきてそれで地元の産業が活気づく、地元を広く人が知るチャンスになる というのもラリーの大きな特徴です。
そっかぁ、そういうことがあるのかぁ。
どんどん書こーっと笑
三寒四温
Rover Mini Cooper 1./3i 湘南陸事で登録、その足で納車です。
ワンオペなので店が留守居だけになり、ご迷惑をおかけしている場面もあります…

週末は寒の戻りがあるようですね。
あったかいと花粉が酷いし、寒くなればなったで…ついていくのが大変!
***
数年前まで、昼食は買って済ませていました。
当時は娘が中学生、毎日弁当を作っていたので1つも3つも変わんないだろ、と思って弁当に切り替えました。
切り替えたら、体のコンディションも良くなったって言ってるので…踏ん張り甲斐もあるというものです。
…敢えて踏ん張る、と書くのはやっぱり面倒くさいこともあるから。
でもお金ももったいないし、何より効果が得られるから今日も明日も踏ん張ります笑
最初はお弁当箱を使っていましたが、お弁当箱である必要がないのでタッパーで運んだり店で作ったり…どんどん自由になっていきました。
今日は…朝からチャバッタを大きいサイズで焼いて持ってきました。
たまごペーストとシュレッドチーズを持って行って、店でオープンサンドに。
後ろに写ってるのは、自家製イチゴジャム。

箱売りで安めだったので…今年はなかなか安くならないなぁ。
あんなに頑張って作ったのに、出来上がるとたったこれだけ。
まぁいいや、季節のものを体に取り込んで免疫力アップ。
無添加なので、なおよろし。


それと、アンチョビと春キャベツ+プチトマトのパスタを作りました。
春キャベツは、火を軽く通すだけで甘みがグッと増しますねー ❤︎
チャバッタがパスタソースのお掃除に大活躍しました。

チャバッタは何度か焼いていますが、失敗がないので気分もいい笑
箸が進んで、楽しく食べられて体にも良いなら。
いっつも書きますが、体は食べたものでできてますから。
ラリー三河湾ふりかえり③ Leg 2
昨日走った後のサービスでは、タイヤを交換しました。
2日目は初っ端から「10km のジムカーナ」みたいなステージがありますので…。
さて、明けて2日目。
前日の頂き物(+1分)を少しでもどうにかすべく、でも楽しんで走りきれるようスタートしました。
新しいタイヤ。
10km のジムカーナ “SS8 豊川宮路山(みやじさん)” はタイヤの皮剥きには十分すぎ…
オープンクラスのあるドライバー曰く
「雁峰を超えたな…」
(開催地が蒲郡に移る前の、新城ラリーで毎年のように使っていた林道)
でもミニらしく、ミニができることを存分に発揮してムダなく無理なく走ったと…思います。
ノートもうまく読めました。
その結果。
頂いた1分は、ほぼ返上できました。

SS のフィニッシュは走り抜けてそのタイムが計測され、その先には全競技者が完全停止しなければならないポイントがあります。
そこで、タイムカードと呼ばれる各競技車の動きを記録する紙にステージタイムが記録され、次の行程へと進みます。
SS のスタートは一般的に1分毎で、前後が同じようなタイムで走っていれば完全停止のポイント(ストップコントロール)で前後の車と会うことはないのですが、著しく速かったり遅かったりすると…
そこで会う。
(追いつく / 追いつかれる)
Leg 2 1本目の SSフィニッシュ後のストップコントロールで、我々は前車に追いつきました。
前車はまだタイムカードのやり取りをしていて…ということは、ほぼ1分速かった ということ。
そんなこんなで、頂いた1分は返上できました。
***
娘の描く「もち人間」は、どこへ行っても人気です。
タイムカードのやり取りをするオフィシャル何人の目に留まって、声をかけられたか…

日本のラリーは、どこの国でも当たり前のヒストリックのルールを正しく敷いていないので、十把一絡げ(じっぱひとからげ)で小排気量のミニからターボ四駆までみーんな同じクラスです。
でも、クラス2位…ミニってスゴい車です。
セレモニアルフィニッシュでは、クラス1位のクルーがシャンパンファイト。

いいんです。
ミニのスゴさを存分にアピールできれば。
1日目が終わって、車両保管のエリアに車を収めた時に見回したら、トヨタの展示場かと勘違いするくらい、新しいトヨタの車しかいない印象でした。
そんな中で50年から経つ車がこうやって本気で走って魅せる、うっかりすると下の方の選手権を戦ってるクラスの方々を脅かす…ような存在であることを広く知ってもらうのが、ラリーを続けている理由の一つです。
今回も多分…少なからずアピールできたんじゃないかな。
ヒストリック / オープンクラスがもっと熱くなればいいのに。
***
ラリー三河湾、この大会の主催者は愛知県のクラブです。
大将は、現役WRCドライバー勝田貴元選手のおじいさま。
なんとなんと!
勝田選手がセレモニアルフィニッシュを潜る前に、我々の元へ歩いてきたじゃありませんか!
スライドウィンド越しに握手(クラス2位ですから笑)。
すかさずミーハー根性で「写真を撮らせてもらっても構いませんか?」

ホントはドライバーと握手してるトコも欲しかったけど…
次の瞬間叫んでました
「家宝にします!」
***
大会規則書には、ヒストリッククラスの表彰は 1〜4位 副賞 とありました。
正式結果が出てから、いそいそともらいに行くと何だか…でっかい紙袋を渡されました。
カップの箱が2つ…

それと副賞 蒲郡みかんで作ったワイン?2本と、ご当地クラフトビール2本。
うちのクルーは家庭内で結成してますので、うっかり入賞したりするとこういうものが2つ頂けるのです…
ドライバーは飲めませんし、私も普段は全く飲みません。
なので、副賞はもれなくサービスで来てくれた仲間にもらってもらいました。
—
4月には Manx を控えています。
十分な肩慣らし、それとコドライバーが冬眠から覚めるに多いに役に立ちました。
ココを訪れて下さる皆様には、リザルトの速報や車両の追跡システムなどを見てリアルタイム且つリモートで、見て下さってた方も多く、改めて応援の御礼を申し上げます。
ありがとうございました!
今日は2台
3月の陸運支局はなかなかの混みっぷり。
その昔は、それはそれはすごかったけど、ここ数日はひたひたと年度末の様相を呈してきました。

今日は2台で。
赤いほうは予備検査です。
来週には、登録して新しいオーナーに納められそうです。
こういうモデルももっと甦らせたい
とかく Mk1 / 2 / 3 がエラいような風潮ですが、そうは言っても全部 Mini 。
これは Rover Mini 1.3i 新車もビックリ(笑)のリフレッシュです。
カタログから出てきたような、そんな佇まい。
フレームレッドのボディにサイドストライプが眩しい。

リフレッシュの際に見た目を変えることはよくありますが、高年式の
モデルでもこんな風に内外装オリジナルにこだわるのも好ましいと
思います。
個人的に好きな 30th の限定車とか、あの辺りを忠実に再現する…
そういうのいいなぁ。
予備検査を取って、来週中には納める予定です。
毎度緊張します
ラリーはどれだけやっても緊張します。
気付いていないことはないか?
準備漏れ、手配漏れはないか?
↑↑↑
どれもこれも何かを「忘れてないか」ってこと
車の支度はドライバーがします。
ウチの場合はメカニックですから自分の車は自分でします…当たり前です。
メカニックとしての準備(機材など)も。
あとは…走るだけ。
あ、ペースノートを作るのも、もちろんドライバーの仕事です。
コ・ドライバーはそれ以外、全部…(よそのことは知りません笑)
宿の手配
エントリー
保険の手続き
参加料の振り込み手配
レンタカー(Recce : 試走 で使います)の手配
ラリー会場そばの食事処リサーチ(⇦実は結構重要)
チームのお世話焼きも含め
ペースノートも準備します。
ドライバーが Recce の時に道を読むので、それを書き留め本番で読めるように仕上げます。
過去に走ったことのあるステージのノートがあれば、それを参考にすることができます。
ラリー三河湾は昨年産声を上げたばかりのイベントなので、データがほぼありません。
まぁ皆さん条件は一緒なので、粛々とノートを作るだけです。
何といっても当日にならないとロードブックが手元に来ないので、Recce の日が一番緊張します。
ま、それも皆さん条件一緒なんですが…私は即興とかあんまり得意じゃないんです…。
2023年Manx のペースノート作りについて、詳しく振り返っている投稿がありました。
今回の表紙は

安定の「もち人間」
ことし は かんそう しよう ね
ハイがんばります。
走り出すまでは緊張しておなか下し気味ですが、「忘れてないか」徹底的に確認して臨みます。
(一度、ラリーがスタートしてから時計を合わせていないことに気付いたことがありました)
取り回しについて
MGB のブレーキは、取り回しが独特。
エア抜きが上手にできません。
MGB GT はサーボがついてるので、とりわけやりづらい。

ちゃんとした道具を使ってもなんだか上手くいかず、2Fの女房殿に声をかけてエア抜き手伝って
もらいました。
結局人がやるのが一番失敗がないんです。
—
グレイスで作る競技車は、車種が何であれバッチリ抜けるようにその辺も考えています。
競技車はビックリするくらい、早くエンジン下りますしね。
限られた中(競技中のサービスの時間は皆平等)で最良の修繕をして、最後まで道の上にいられる
ように、クルーは大事に走り切れるように慎重にでも時に大胆に走るのです。
ある程度乗れないと、メカニックはつとまらない。
冬が去っていく
毎日、私が最後にお風呂に入って、ユニットバスの壁やら蛇口まわりやら床やらを拭き上げてから
出ることにしています。
今日はいつもより2時間くらい早い入浴、湯気を逃すのに開けた窓から空を見上げると、オリオン座が
だいぶ西へ傾いていました。
あぁ、冬が終わって春が来る。
早いなぁ。
***
2年前の2月は、スノーラリーに店主が参戦。
孫の誕生を控えていたので、私と娘は参加せず。
世にも珍しい(?)リモート観戦及び現場の様子はこちら。
やっぱり好きなんだよ(故 篠塚健次郎さんとお会いしました)
今日から始まります
Rally of Tsumagoi 2023 Leg1
Rally of Tsumagoi 2023 Leg2
まつりのあとは掃除から
今年のラリーオブ嬬恋は、全日本からも外れ(昨年から)ナイトステージもなくなり(確か去年から)
ボリュームは我々が出た 2019 と比べると半分程度…
多分、もう行くことはないだろうな。
雪もグラベルもどんどんなくなって、つまらないなぁ…
噂によれば、選手権を戦う車がそういう路面(雪/グラベル)は苦手だから、って話です。
やれやれ何だそれ笑
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今週末はラリー三河湾です。
2/27(木)午後〜日曜いっぱい 臨時休業とさせていただきます。