先に行っててね

大黒埠頭 保税倉庫へラリー車2台を預けます。
ガソリンを空で預ける必要があるので昨夜一旦、空にしてから計算して 7L #9741 に入れました。

キャブレータ( Weber )の特性、とか
今が寒い時期であること、とか
搬入の時間にはおそらくベイブリッジが渋滞しているであろうこと、とか

ガス欠になったら、後続のトラックが前へ回って牽引することになっています。


830am 上郷は凍っています…


高速道路 80km/h でケチ走り〜さて、足りますかどうか。
案の定ベイブリッジは渋滞!でもどうにかこうにか着きました。
到着する頃ちょうど、エアを噛みだしました…読み通りっ


バッテリーケーブルを外し

現場の担当者と、コンテナに固定する紐をかけていい部位を確認。

最後に荷主(shipper)の名前を貼り付けてっと。

事務方の担当者を待って、二、三打ち合わせ。
この先は、税関と事務方とを交えて書類含めた最終の準備。
出港は26日です。

次、この Austin の紅白饅頭(笑)と会うのは…4月7日(月)リバプールの予定。
去年のようなドタバタはゴメンです。
え?次会うのはマン島っていう噂もあるけど…

先に行っててね。


そうこういう間に、エントリー受付が始まる気がする…
あぁせわしない。

もームリだよ!

午前中、用足しのために車を走らせていたら、夫から入電。

「なんかショートメッセージでフライトが変更とか何とか…確認してくれる?」

店へ出てから確認すると、確かに Manx Rally 出場のために渡航する折に利用するフライトの
スケジュールに変更が!
仁川(インチョン、韓国)乗継でロンドンへ向かうのですが、そのフライトの出発時間が前倒しに
なったというんです。

慌てて航空会社に電話で問い合わせると、予約している東京発(今回は成田)の便では乗継時間が
足りない、とのこと。
そうよね 45分じゃ流石にムリよね。
今回は、コストを抑えるために少しでも安いところを探して、航空会社から直接買っていないので、
購入したところへ直接問い合わせをせよ、とのこと。
あー…
せめて、航空会社が振替で提案する便くらい聞いておこう…


さぁそこから、オペレーターに聞いたフライトから全く違うキャリアのフライトまで。
調べた調べた…
でも結局、値段とのバランスでオペレーターから聞いたフライトで落ち着きました。
往路、早朝に着く仁川でのトランジットが8時間とか、ちょっとうんざりするようなスケジュール…
その代わりと言ってはなんですが出発/到着が羽田になりました。
既存の予約はキャンセル、もちろん航空会社都合だから全額返金よね?
購入したところとはチャットでやり取りして…

あーもーなんてこった…
勘弁してよ。

***
車の方は明日午前中、保税倉庫入りです。
船のブッキングでもすったもんだ…日本がいかに世界の経済/貿易で蚊帳の外か、つくづく思い
知らされます。

おんなじようでだいぶちがう

月内にどんぶらこ、UK へ向けて送り出す競技車2台。
どちらも Austin Mini なんですが、おんなじようであっちこっち違います。
挙げたらキリがないのですが、ドア廻り。

赤は我々が使っているお馴染みの #9741 のドア内側。
Cooper ‘S’ はこのドアハンドルが純正。
ご存知の通り、ドアプルハンドルはMk1 はありません。
立派なドアポケットをハンドルがわりに引っ張って閉めます。
が、我々の車両はロールケージのドアバーが水平でちょうどドアポケットの高さに被るので、大変
ドアが閉めづらい。
ってことで、サイドウインドに近いドアのインナパネルの上側に、ゴムでカバーがしてあり…

そこを引っ張ってドアを閉められるようになっています。

次に白いほう。
年齢層の高いこちらは(笑)ベーシックモデルに標準の、ケーブル式のドアオープナーを使いました。
白いほうはドアバーが前へ向かって下がっているので、乗り降りも楽ですしドアを閉めるのもドア
ポケットでできます。

それと、だいぶわかりづらいのですが…ドアのインナートリムがドアパネルに直付けになっています。
普通は数ミリ厚のボードにトリムが貼り付けてあって、それをドア内側に仕込む格好です。
直付けにすることで、ドアポケット内 貴重なスペースを稼ぐことができます。

うーん、親切だなぁ(自画自賛)。

卒業します!

突然ですが、このナンバー卒業します!

以前は、ナンバープレートを作っているメーカーに作ってもらっていましたが…
向こう目線からすると、珍しいナンバープレートなので半分洒落でつけてました。
が、もう1台が新規登録したのを機にやめまーす。

結局のところ文字数多いから、「見慣れない」モノには変わりないんですけど。

今日もいい湯ダナ

超音波洗浄機で、今日はミッションケースの付属部品が いい湯ダナ 。
後ろではミッションケースを組んでます。

80℃くらい、ちょっと熱いけど…
取り扱うこちらは、強アルカリ性の温泉(溶剤)なので手がヌルヌルになった後ガサガサに笑

***
来年の Manx Rally は4月の開催でして…先日組んでた、お客様の白の本番車も一緒に出場予定。
そんなわけで来年早々に、海運の準備を整えて送り出さなくちゃいけません。
自分の本番車も整備など。
ブレーキのエア抜きを女房殿が手伝う(ペダルを踏むだけ)間、孫はお付き合い。

いかついミニのシートに座ってやや興奮気味  「ミニ かっこいー」を連発。
Mini のことは『ミミ』だったのに…いつの間にかちゃんと言えるようになってる!
どんどんできることが増えていきます。

ゴール目前

Mk1 競技車、ほぼゴール(完成)です。
フロントのコントロールパネルに用意したスイッチ類に、ラベルを用意します。
当然 DYMO で。

エンジンスターターも目の前にあります。
ハーネス(シートベルト)でシートにガッチガチに固定されてますから、スピンとかしてエンジンが
ストールしてもイグニションキーを回すのにハーネス緩めて…とかしなくてヘーキ。
落ち着いてエンジンをかければいい。

こちらは Rover Mini の競技車のパネル。
ラベルプリンターで出力したものです。
Mk1 にこれは使えないもんね笑

なんでも屋

リヤクォーターウインドをつけます。
だいぶ後になるまで、ヒンジ(通称ピアノヒンジ)で開閉するしくみです。

ヒンジをボディにつける位置を決めて穴を開けて。
Cピラー(クォーターウインドとリヤウィンドの間)のインテリアトリムをセットして。

ウェザーストリップ(隙間埋めのゴム)をボディ側にはめていきます。
それから、ウィンドオープナーのボディ側の位置を決めて固定します。
私は一応右利きですが、割と両刀使いなのでこういう時全然困りません。
ミニは何をするにも狭いので、左が割と自由に使えるのは大いに助かっています。

エアツールを使って、ドリルで出た細かい削りカスなどを取り除いておきます。
塵も積もればなんとやら…車を仕上げているのに現場が小汚いのは最悪です笑

インテリアトリムやボディに直接貼る合皮はもちろん自分で貼るのですが、材質が当時と比べて
色々変わっているので、細々工夫も必要です。

競技車なのでフロントのダッシュボードは黒で塗ってしまってもよかったのですが、ちゃんと合皮を
貼ります。
糊が乾く間、ちょっとお茶をして…外はとっぷり暮れてさぁ、フロントウィンドを入れて今週は
おしまいにするとしましょう。

エンジンを組んだりするのは、言ってみれば「自動運転」のようにサクサク手が動きます。
こういう内装仕事は、個体で違うしその場その場の対応が求められるので、時間も手間もかかります。
正直面倒ですが、ココを乗り切ってしまえばサクサクが待っています笑

飛散防止のために

Mini Mk1 競技車のサイドウィンドに飛散防止の為のフィルムを貼ります。
パっとは分かりませんが、レギュレーションに定められています。

その昔は貼るのに神経を使いましたが、さくっとできました。

1日のうちで寒暖の差が大きく、体調の管理が難しいですね。
用心してお過ごしください。
…っていうか、その昔なら 10月末ともなりゃセーター着たりしてたのに。
時に半袖で作業してますから…