2024年 最後の日

大晦日の朝、ホテルの窓から駐車場を眺めて1枚。
ウチの車はどれでしょう〜

正解は2番。
27番のいわゆるハッチバックタイプのコンパクトカーと変わりない、っていう…笑

それにしても、自動車にとって雪国の環境はつくづく厳しいと実感。
まー凍結防止剤のすごいこと!今回は積もっておらずべっちゃべちゃだったので余計に…

***
8時には市場で朝食を食べていました。
いつも行く寿司屋はゴミゴミしているので、小さい子は迷惑かなぁと考え違う店へ。
そこは炙り丼も出す寿司屋で、まだ2歳にならない孫も一緒に食べられました。
娘はお約束のぶり丼にオプションでサーモンのトッピング、最強です。


大満足で さぁ、買い出し。
酢だこのこの迫力!笑

行くと必ず鰤をさくで買ってきます。
市場でも当然価格は上がっていて、天然物は流石に…でも年に1度?これからは数年に1度のこと
なので、奮発しました。


需要に合わせてか、市場の売場の構成?が少しずつ変わっていっているのを感じました。
鮮魚を売っている面積が減っていて、その代わりにその場で食べられるいわゆる fast food 系の
面積が2年前よりだいぶ増えていました。

海の幸だけでなく、お肉…能登牛を焼いて串とかで食べさせる店も散見され、いろんな「いい匂い」が
そこここでして、買い物がてら焼きたての串を頬張る人があちこちに居ました。
我々は今回はパス、海のものを買ったらお次は野菜とその他のものを。
京と並んで、加賀には伝統野菜があります。
金時草と加賀春菊、加賀レンコンは必ず買って帰ります。
春菊は、菊の葉にしては葉がまぁるっこいのですが、「春菊っ」という味がします。
お鍋やすき焼きに使います。
お野菜ネタは過去の加賀行きにも出てきますので、こちらをご覧ください。
2022冬
2022秋

***
2箇所の事故渋滞、なるべく喰らわないよう休憩などでややかわしながら、帰り道を急ぎます。
幼な子の機嫌も見ながら、岡崎に続いて駿河湾沼津で時間調整。
旅の間 食べ通しなので、晩ご飯は家へ帰って年越しそばに何か足す程度にしようと、SA でその
「何か」を物色。
外のお店に『海鮮はんぺん専門店』と書かれた水引のれん。
海鮮ちぎり揚げとたこはんぺんを注文して、その場で揚げてくれるのを待つ間。
ご店主と二言三言、言葉を交わしました。
すぐ食べるか / 持ち帰るかと尋ねられ、家へ帰ってからゆっくり食べると伝え

住まいはどこ?あーまだ少し距離あるねぇ
渋滞してるから、それと孫の機嫌が悪くならないように時間調整
それは得策

大晦日、陽も暮れて暗くなった外で、ひときわ明るく照らされた店とご店主の朗らかな明るい感じ。
些細な会話ですがとても気持ちが良いものでした。

帰宅後を楽しみに商品を受け取り、建物の中へ入りしばらく時間を潰してからさぁ帰りますか…
再びはんぺん屋さんの前を通りかかって、孫にバイバイを促がそうとしたら

「また来年ね!」

ご店主が我々に気付き、声をかけられました。
こんなこと言われたら、また寄っちゃうじゃないの。
次の年末かどうかはわからないけど、きっとまた寄っちゃうんだろうな。

***
帰宅は8pm。
速攻でだしを引きそばつゆを作って、かけそばにしました。
市場で買ったアオリイカのげそを醤油にくぐらせて炙り、揚げはんぺんも温めていただきました。

元日の地震以来ずっと引っかかっていたので、加賀へ行って菩提寺を訪ねてスッキリしました。
お墓はあちらにありませんが縁が切れるのは勿体無いので、毎年とはいかずともこの家のルーツの
土地と縁が切れないようにしようねぇ、と年越しそばをすすりながら皆で話しました。

おみくじみかん

日中の客人が帰ったので、お元日の夕方にお墓のお世話をしてもらっているお寺さんへご挨拶に。
ご本尊に手を合わせお住職にご挨拶すると、ちょっと待ってて! と母屋へ消えて行きました。

戻ってきたお住職の手には小さな冊子とおみかん4つ。

干支の巳の絵がひとつひとつに描いてある〜!
しかもおみくじになっているらしく…

大吉〜!
しかも2ツも!
家へ着いてまじまじと見て、娘がひとこと。

私、描きに来ようかな…

思ったより寒くない北陸

年末、菩提寺へご挨拶へ行きました。
1泊2日の加賀行きを綴ります。


12/30 4am 前に横浜を出て、岡崎で給油しながら持参したパンを車内でほおばり、名古屋をぐるりと
囲む環状道路を経由して一路北へ。

途中、シャリシャリの路面を車で抜けて 1030am 金沢に到着。
金沢は降っても雨の、あちらとしてはあったかめ予報。
まずは今回の目的、津幡町の菩提寺へのご挨拶を済ませます。
元旦の大地震では、ご本尊とお花以外は残らず床へ落ちたものの、お御堂の中の損傷はほぼ
なかった
そうですが…
本堂自体が 2cm 横へずれ、本堂と続きの母屋は漆喰の白壁が全部剥げ落ちたと伺いました。
震源にほど近い、同じ宗派のお寺さん…菩提寺のお住職が兄弟の親しくしているそうですが、そこは
『全壊』。
被災地の方々は、自身の被害の大小にかかわらず傷ついたと奥様は仰っていました。
もちろん被害が甚大だった地域の方の肉体的・精神的・物理的な損壊は計り知れませんが、同じ
エリアであの大きな揺れを経験した人は皆、同じように傷を癒すにこの1年を費やしたのだと
知りました。
輪島塗の塗師がまだまだ活動を再開できずにいる、と聞いたこともありますし、珪藻土の七輪も生産の
見通しが立っていないと言いますし、秋の大雨被害も追い討ちをかけて復興にはほど遠いのが震源に
近い地域の現状のようです。
せめて、みなさんが暖かくしてお正月を迎えられるとといいのですが。

***
お墓は引っ越しました。
引っこ抜いたお墓の隣には、夫の父の弟さんの家のお墓が建っていて今もそのままです。
せっかく加賀まで行くので、仏花を一対用意してお線香をあげてきました。

ひと通り「気が済んだ」(笑)ことですし、時分時なのでお昼にします。
何年か前、雪の降る寒い日に遅めのお昼を食べたことがあるお店、七味屋 さん。

名物は『おじやうどん』
煮込みうどんの中にごはんも入って、グッツグツで運ばれてきます。
あつあつ…お味もいい塩梅です。
添えてあるしば漬けが、味わいを引き締めます。
久しぶりでしたが、美味でした〜 また来よう。


小さい子(孫)も一緒ですから、観光をするにはまだ早いというかなんというか。
そんな時は…消え物 笑
今年は、金沢に3つある茶屋街のうち にし茶屋街へ。
ひがしの方が規模も大きく賑やかですが、茶屋街の雰囲気はしっかり残っています。

小さな料亭が点在する中、新しいお店もポツポツ出店しているこの先も楽しみな通りです。
茶屋街の入り口にある老舗の和菓子屋さんでお使い物やらを買ってから、インスタでフォローしている
甘納豆屋さんへ。
モダンな作りの新しいお店で、地元のお豆を中心にたくさんの種類の甘納豆が店頭に並んでいました。
あれもこれもキリがないので、干支のパッケージの金時豆の甘納豆と元日が賞味期限のしたたり餅を
購入。
道中つまんでもよし、帰宅後食べてもよし ❤︎

いつも泊まるホテルへチェックイン、いつも行くステーキハウスで晩ご飯を食べて、いつものように
コーヒーを買って部屋へ戻り。
いつも通りの金沢の1日が終わろうとしています。
いつもと違うのはちっとも寒くない、ということ。
用心して行きましたが、この日は拍子抜け。

翌日は大晦日。
いつものようにホテルから歩いて行かれる近江町市場で朝食を食べて、いつものように買い出しを…

新年おめでとうございます

ココをお訪ねくださるみなさんが、健康でますますお幸せな1年になりますように!
年始は6日(月)から営業いたします。

今年も、みなさまのミニのお世話をしながら、自分も楽しみたいと思います。
…もう年金を受け取るような年になったので、あとどのくらい元気でいられるのかなーって思います。
生涯現役でとは思ってますが、上手に動き続けられるように…体の管理をしないといけませんね。

競技活動も、部品を試してデータを取る場として欠かせません。
ライフワークっていうのかな、色々許す範囲で両立したいと思ってます。

今年もよろしくお願いいたします。

少しだけ支度して

おせちって、よそのお宅はどうしてるのかしら…
通販やコンビニでも今やおせち(お重に詰まった状態で)が支度できる。
みなさんどうしてるのかしら。

我が家のお元日は、そういうことならだいぶ簡素です。

明日(未明)明後日と家を空け菩提寺にご挨拶に行くので、煮〆だけ支度して出かけます。
昨日からぼちぼちやってました。
にんじんを梅の型で抜いて、歯切れはお昼に頂くスープに入れました。
スープ自体も、前日の夕食の水炊きのお汁をしっかり濾したもの。
雑炊をすれば美味なのですが、最近〆の雑炊をすることがめっきり減ったのでこうやってスープで。

里芋、椎茸、手綱こんにゃく、たけのこ、絹さや、写ってないけど花れんこん。

ごぼうを忘れました…
生麩は加賀で買ってこようと思ってます。

さて、これから暮れ恒例のパーティー(体のいい忘年会です笑)へ行ってきます。

今年もお世話になりました

ガレージの営業は今日(28日)をもって終了です。
今年もみなさまお世話になりました。
どうにか今年も、年を越すことができそうです…

明日からは、店主の年末年始をちらほら綴ります。
大掃除に疲れたら
おせちに飽きたら
覗きにおいで下さいませ。

予定としては…
お墓は引っ越しましたが(改葬)菩提寺へのご挨拶がてら、年内で加賀へ行ってきます。
年明けは…特に予定はありませんが、娘が松の内から教習三昧みたいです。

心があったかくなる出来事

門松の堤を手に歩く人を往来で見かけました。
年の瀬へまっしぐらなのに、陽の当たる時間のこの暖かさよ。
とはいえ陽が落ちれば、関東は晴れっぱなしなので放射冷却でぐっと冷える。

送られてくるクリスマスカード、だいぶ減りました。
その代わり、といいますか…思いがけない人からカードを受け取りました。
4世帯ほどが入居するアパートがあるのですが、送り主はなんと夏の終わりに入居した店子さん。

女手ひとつで、小学生の女の子ふたりの子育てに奮闘中のお母さん。
小学校も近いし気に入ってもらえているようで、感謝の言葉とよい新年を…とつづられていました。

驚きの後に、とても温かい気持ちになりました。
こんな店子さんをお世話してくれた管理会社の社長さんに、この出来事を伝えました。
こういうことって、商いをする中で大きな励みになりますもの。
整備が上がって車を取りにみえたお客様から、すぐにお電話をもらうことがあります。
クレームかとおそるおそる伺ってると、
「車とってもゴキゲンで…遠回りして帰っちゃいました!」
そんな内容で面食らったり。

もちろんお返事を…わんさか作ったクリスマスカードがまだあったのでそれを使いました。
頂き物の姫柚子を少しだけ添えました。

きっとくる年もいい年になります。
いい年になるよう祈りながら、カードと柚子が入った紙袋をドアノブにかけました。

変わるもの、変わらないもの

世の中クリスマス一色。
特に我が家はこれといって支度もしません。
「クリスマスすき家」の話は以前もココに書きました

娘が小さい頃こそしましたが、クリスマスプレゼントだってあんまり気にしてきませんでした。
でもツリーだけはあって、今年も出しました。
孫は当然、飾った瞬間から(彼女はさわりたガールなので)オーナメントを片っ端から触りました。
面倒ですがいちいち「飾ってあるものは見て楽しむもの」と伝えています。
とりあえずほぼ、触らなくなりました。
そこにあることに慣れたこともあると思いますが、学んでくれたんだったらいい…な。
こういうのの積み重ねですもんね、気長にやります。
でも、触りたいのもわかります…
私、自分で覚えてますもん 実家にあったツリーの「雪を模した綿」を幼稚園の頃、毎日外しては
置き直してましたっけ笑

***
ケーキは食べたいので毎年買います笑
今年もベーカリーハウスアオキさんへ。
だんだんと『クリスマス』の傾向が変わってきたんですって。
その昔は24日と25日にどどーんと集中してたそうですが、今はカレンダーが影響するみたいです。
今年は21日の土曜日〜ダラダラとクリスマスが始まった印象だったと、店長の奥様。
人が集まれる週末にパーティーするので、という需要が多かったそうです。
そもそも日本のクリスマスは、宗教の行事としてのクリスマスとはかけ離れてますから。

その昔はホールケーキが主流でしたが、ここにも変化が。
カットケーキがとにかく売れる!(ここのケーキ、ホントにイケてるんです是非!)

あと、これは作る側の工夫や都合もあるのですが、ホールケーキは注文メインにして無駄にならない
ように工夫。
それと苺が ほんっとに とっても 高いので(粒揃いを用意しなきゃだし)節約できるように工夫。
ホールケーキのサイズも、ちーちゃい(2号:直径9cm)のもショーケースに見えました。
その昔はこんなに小さいのなかった覚えが…
物価が上がってる中、でも小さいものでも十分楽しめますしね!(品質は一緒ですもの)

ショーケースの向こうで働くスタッフの中に、店長のお孫さん2人を見つけました。
上のお姉ちゃんは高2、だいぶ前からクリスマスは手伝っているのでもう手慣れたもの。
弟くんも中1、テキパキと注文品をさばいていました。
やっぱり昔から、かえるの子はかえる…商人の家の子は商いを肌で覚えます。
まぁ我が家も…似たようなものかもしれません。


さぁ、食後にケーキいただきます!
カットケーキを買いに行ったら、2号のショートを頂いてしまいました…

メリークリスマス!
暖かくしてお過ごしください。

ホイールで燃費も変わるのよ

ある車のホイールを手配して届いたのですが、ここでマメ知識。

古いホイール、例えばオリジナルのスチールホイールとか…長年使ってると当然ひずみなど生じて
いますから、走りに影響するだけでなく燃費にも影響するんです。
取り替えてビックリ!乗り味だけでなくお財布でも実感…

***
帰宅したら、かぼちゃの煮付けが出てきました。
あぁ…冬至。
鰤のかまにそぼろご飯。
暑い暑いとあんなに騒いでいたのに、気付けばすっかり冬の食卓です。

食後にひと休みしてお風呂に入ると、葉付きの柚子が1コ そのまま浮かんでいました。
我が家は自分も含め肌が弱い人多めなのと幼児がいるので、刺激少なめ…でも季節の慣習を生活に
取り入れる配慮を感じました。

冬至ってことは、今年もあと10足らず…