僕が生まれた時から「Her Majesty」だった

エリザベス二世が、現地時間9月8日午後 スコットランドのバルモラル城にて崩御されました。
BBC では今、英各地の寺院・聖堂が女王に敬意を表して、鐘を鳴らす様子が放映されています。

伴侶のフィリップ殿下を失って以来、健康の不安が伝わっていましたが、プラチナジュビリーを無事
祝って、ホッとしたのもつかの間、その激動の生涯を閉じられました。

今、この世に生きている人のかなりの数が、エリザベス女王は『女王』でした。
何というかイギリス連邦のみならず、みんなのお母さん、おばあちゃんであったのではないでしょうか。
この訃報を受けて、何か漠然とした喪失感を抱いている人は少なくないと思います。
常に居たから、普遍であり不変の人であったからいなくなってしまったことがちょっと信じられないでいます。
いつかその日が来ると、わかりきっていることなのに。

今晩私はあちらの仲間や友人に、短いものですがお悔やみの E-Mail を送ろうと思います。
英国の文化から大変多くのこと学んだ1人として、極東の小さな島国より弔意を伝えたいと思います。

生まれた時には王位が自分に巡ってくるなんて、しかしその運命に向き合い、国家元首として強く、
賢く、奉仕の精神をもって70年の長きに渡ってその座にあり続けました。
そして最後の最後、亡くなる2日前まで職務を果たすこの気丈さ。
なんてドラマチックなんでしょう…

人生のすべては国民のために

25歳でこれが言えますか…
女王の気質がもちろんそうさせ、その後の70年の時間が刻まれたわけです。
即位が若かったこと、これも大きく影響していると個人的には思います。
若くて、まだまだ経験が少ない中で重大な決断をするそのエネルギー。
失敗があったとしても、それは成功への一歩なわけで。

女王の一生を振り返る映像を見ながら、兎にも角にも始めないとダメだと強く思いました。
もっと勉強してから…
もう少ししたら…
それでは遅いんです。
1日でも早く携わるべきなんです。

世の中に強く言いたいです。
いつまでも学校に行くのも良し悪し。
なぜならそこで、貴重な貴重な時間を無駄にしてしまうから。
私なんて、18歳 高校卒業でも遅かってと思っているくらいです。
そんなに長い間 受身で学んでも、人間力はつきません。
人間力は経験で培われるもの。

女王陛下の功績を知るほどに、こんなことを考えていました。


2016年9月13日マン島にて、我々 Team Japan は首都ダグラスの市長を表敬訪問しました。
ブログが飛んじゃったので、また改めて書くことにします。
その時、議会を開く広間に通されました。
議長席の上には、元首であるエリザベス女王の肖像がありました。


BBC がこんな風に言っていました。

我々は女王を失いました。
君主制は続きますが、我々は「女王」を失ったんです。

長く国に仕え人生を捧げた女王陛下、ゆっくりお休みください。

Hose Pipe Ban

この夏ヨーロッパ各地で熱波が報じされ、渇水が深刻な問題となっています。
あちこちで Hose Pipe Ban が発令され、我々が足繁く通うマン島でも7月29日から規制が敷かれて
いましたが、9月7日をもって制限は解除されたようです。

禁止される行為としては

– ホースを使って庭や植物に水をやる
– ホースを使って自家用車、バン、バイク、トレーラー、またはレジャーボートを掃除する
– 家庭用プール、子供用プール、または装飾用の噴水を補充または維持する
– ホースを使って壁や窓を掃除する
– ホースからの水を、家庭の娯楽に使用する
– ホースを使用して、小道やパティオをきれいにする
– ホースを使用して、他の人工の屋外表面を清掃する

ホースで1時間水を流しっぱなしにすると、一般的に 1,000L 消費します。
お風呂の浴槽で勘定すると、約5杯分。
なんとなーく、ジャージャーは、確かに緊急時皆で控えたら効果が大きそうです。
違反した場合は最大 £2,000.- が課せられます。
(メインランドは最大 £1,000.- )

イギリスでこういう規制がかかるようになるとは…


オーストラリアで、似たようなもの/ことを見聞きしたことがありました。
あちらは、相当な乾燥による火災が日常的に問題になっています。
一般的に森林火災は Wildfire といいますが、オーストラリアでは Bush Fire と呼ばれます。
彼らの合言葉は “Stay away from the bush.” (藪に近づくな)
天気予報のように火災予報的なものが日々報じられていて、気温や風速、乾燥具合などから
火災危険評価(Fire Danger Rating)が出されます。
その評価にに沿ってTotal Fire Ban(火気使用禁止令)が発令されるんです。
手持ちの画像が見つからないので…インターネットから。
ハイウェイとか走ってると、こんなパネルが車窓から見えます。

これが発令されちゃうと、保存鉄道は残念ながら蒸気機関車の運行が出来ません。
蒸気機関車の代わりにディーゼルが走ります。
オーストラリアで2度、保存鉄道に乗りましたが幸い食らったことはありません。
オージーが大好きな BBQ も、屋外で火気を扱う(野外調理)のでもちろんで禁止です笑

西オーストラリア州には行ったことがなので聞いた話ですが、洗車禁止命令が出ると窓とナンバー
プレートの清掃のみが許され、そこだけ水拭きされた車が街を走っているらしい…
昨日の話じゃありませんが、ところ変われば考え方や感覚(緊迫感なども含む)は様々。
まぁいいじゃない…みたいのは通用しません。

喫煙とかもそうですよね。
マン島の定宿 Sefton Express で我々が宿泊中、朝っぱらから火災報知器が鳴って消防車が駆けつた
ことがありました。
危機に面した時の対応に、お国柄が出ているなぁ…と思ったのを思い出します。
とりあえずさっさと外へ出ましたが、他の宿泊客は文字通り「着の身着のまま」外へ出てきてました。
バスローブ羽織った人もいたし、靴を履いてない人も。
一緒に渡航していた仲間の中には、ゆ〜っくり出てくるのんきな人もいて。
どうせ誤報だろーよ?ってとこでしょうか…
ナニそれとも鳴らしたの?!ってくらいのんびりしてて、呆れた覚えがあります。
日本人、危機感ない人多いよ…

Recce 中です(彼の島)

Manx Rally 2022 この週末は絶賛レッキ(試走)中です。
…行きたかったけど、もちろん行ってません笑

ステージは?アイテナリー(日程)は?
Rally-Maps.com に詳しいので、是非チェックしてみてください。
島へ行ったことのある人なら、Google Map(Street View)と合せて追うことで、もれなく
楽しめます。

まったく、恨めしいので1989年の夫の初ラリーだった Manx Rally の資料を引っ張り出して。
SS42 本ですよ…今の感覚では考えられない(今年はたったの14本)。
まぁ3日みっちり、と1日半ではだいぶボリュームが違うのもわかるんですが、それにしても
スケールが違う。
1989年のアイテナリー(日程表)を見ると、サービス – サービス間はステージ6〜8本あるし、
2日目はお約束のナイトステージに加え、名物の市街地コース(キャッスルタウン:お城の前が
ステージ)もありました。

1989年にも、今年使うステージの名前が付いているところを見つけました。
Curraghs 今年は 14.12km で設定されているようです。
私はスタートが違う位置でしたが、逆走で何度か走ったことがあります。

北側はペラーンとした印象ですが、ほどほど高低差もあります。
首都のダグラスからは離れているので割と何もない寂しい地域、いくつもステージがあります。

下の写真は、上の地図(1989年のステージマップです)の『緑の丸』で記した地点。
2014年に撮ったものですが、 “S”(Start)と記された棒切れが、何とも雑…笑。
2つのステージ( Close Taggart / Ballateare )のスタート地点になっていました。
中央線より左が Close Taggart 、右が Ballateare のコースで、すぐ先がジャンクション(交差点、
ここでは逆ト字路)になっていて、1分毎にスタートする車両がすぐに左折と直進とに別れていく
という仕掛け。

あぁ懐かしい。
当時はペースノートを購入していましたが、今の力量で自分らで自分らのノートを作ってみたとして、
どんな感じになるだろう。
どんな走りになるだろう。

今年は巨匠(と勝手に呼んでる Peter Horsburgh さん)もエントリーしてるのよね。
地元の Stephen Higgins さんもミニでエントリーしてるのよね。
行きたかったなぁ…

ずいぶん前なんだな

これは 2016 Rally Isle of Man 。
ミニがグランドスタンドに20台以上並んで、圧巻でした。

ダグラス市長を表敬訪問した年…
そうレッキの合間を縫ってみーんなノータイで行っちゃった、アレです。
市長と奥様は『メダル』…

スタートの日も、00カーのコドライバーをつとめてらしてノリノリでした。
レーススーツに『メダル』…笑

“Team Japan” があちらのコミュニティで定着し
…と思ったら、Rally Isle of Man は中止 ➡︎ 消滅するわ、世界規模のパンデミックだわ
コロナ明ける(梅雨みたいだ笑)と思いきや、ウクライナ x ロシアだわ…

5月にManx National Rally ありますけど、行かれないし。
マン島の定宿 Sefton Express からは、

「今年は何部屋抑えたらいいの?」

とかメール来ちゃうし。
(申し訳ないけど繰り越しといて、って丁重にお願いしました)

やれやれ。
つまんないから、動画でも見てしのぎます…

週末は、全日本ラリーに遠征します

全日本ラリー第1戦 新城ラリーが次の週末、開催されます。
残念ながら今回も無観客、規則書が出た後に競技会自体が縮小され少ないステージが更に
少なくなりました。
我々の知る海外のラリーなら半日分、を2日かけてやるようなボリュームです。
理由はよくわかりませんが、仕方のないことです。
全日本選手権を戦う競技会ですから(我々が出るのは選手権クラスではなくオープンです)、
世界的にイベントが縮小の傾向にある中ではありますが、スポーツなので選手権を戦う
イベントは、それなりの戦う機会を与えてほしいものだなぁと、個人的には思っています。

メカニックの出動を要請してますので、3/19 sat. 20 sun の2日は臨時休業とさせて頂きます


もうずいぶん前のことですね…2013 Rally Isle of Man
私こと女房殿ステージラリーデビューのイベントでした。

SS21

夫の初ラリーも同じマン島ですが、1989年は40本を超えるステージを走ったそうです。
ちょっと資料を探してみます…
さて、2013年は奇跡的にヒストリックが先に走りました。
① 4:21
② 5:24
このあたりで、我々の Austin Mini Cooper ‘S’ は登場します。


なぜ2回?…ココは海外のラリーなんかがお得意の『ループステージ』。
ループステージとはその名の通り、コースはループ(=反復)しています。
同じ箇所を二度走る、そして原則競技者のスタートは1分ごと…

つまり、何分も前(後ろ)を走る車とステージの中で遭遇する可能性があるんです。
上の図で伝わるでしょうか… “MERGE”(合流)とか書いてあって、2周目の車両と絡むかも…
もしそうなったら、速い車にとっても遅い車にとっても悲劇です笑
そして困ったことに(スペクテイターからすればボーナス笑)不思議と起こってしまうのです。

速い車からすれば、グズに道を塞がれて
遅い車からすれば、すんごいのにせっつかれるどこでどこうかな…

車内から、先へ行かせたポルシェの背中はこう見えていました笑


手前の直線でドライバーの「わーホントに来たよ」という声が入っていたのを書き添えておきます。
なんたってポルシェは直線番長ですからねっ

そして調べました!
1989 Manx International Rally は…スペシャルステージの数 42 !!
Road Book 3 掲載のアイテナリー(3日目の日程ですねコレ)
今のラリーしか知らない人は、伸びちゃうねきっと。

***
garage Grace でインスタグラム始めてみました。
うーん埋め込みが上手くいかない!
下のリンクから飛んでみてくださーい笑

https://www.instagram.com/p/CbHluTFJo0Q/?utm_source=ig_web_copy_link

ちーっとも行けないので

定休日。
今年の花粉はなかなか暴力的ですね。
私は相当軽くなっちゃったんですが、夫は大変なことに…
そんじょそこらの薬じゃ効かなくて、鼻の反応を止める薬を飲むと鼻止まるけど
他もしんどい…ので、薬を飲まずに過ごせるかと挑戦するもお使いへ出たら撃沈。
体を休める日のはずが、くしゃみばっかりしてもう何してるんだか。
筋肉痛状態だそうです、かわいそうに。

気晴らしに、こんなの見つけたので一緒に見ました。
マン島 ダグラスから海沿いに南下する崖っぷちの道、Marine Drive 。
かつてはトラムが走っていました。

Douglas Southern Electric Tramway

CG で再現されています。
ポイントポイントで、地名(停車場)や現在の地形の紹介があったりして、現地を知る人に
とってはかなり楽しめる動画なんじゃないかな。

ラリーでは SS(スペシャルシテージ)としても使います。
歴史的建造物のゲートが SS スタート。
私も、その昔トラムが通っていたルートだと知った時はかなり驚きました。
終点の Port Soderic には、ビーチと遊園地があったそうです。
今はすっかり廃れてしまっていて(ずっと行きたいと思ってるんですが、まだ行けてない)
見る影もないそうですが。
訪ねてみたい場所がたくさんあるんです…でもラリーで出かけているので、満喫してるほう
だとは思うのですが、全然不完全燃焼です笑

あーいつになったらいけるかな。
そしていつになったら夫の鼻はおさまるかな…かわいそうに。

タンクフォーム

奥に写る Big Healey 。
ワークスラリー仕様に仕上げたのはかれこれ20年以上前。
燃料がタンクの中でチャポンチャポンして競技中に安定して吸えないのを防ぐために、
競技車の燃料タンクの中にはウレタンフォームを入れるんですが、それが寿命を迎えて
ホロホロになり燃料パイプへ 侵入、息つくような状態になっていました。

我々の競技車にももちろん入っていて、2014年だったかな…本番中に悪さをされました。
思えば、我々の本番車は一年の半分近くを海運のためにコンテナの中などで過ごしてるので、
保管の環境としては割と過酷なのです。

マン島北部 TTコースのジャンプスポットとして有名な “Ballaugh Bridge” のたもとにて。
あまりしないことですが、サービスに来てもらって路上サービス中。
最初、原因がわからなくって…

ずいぶん行けていません…だいぶ記憶も薄れてきましたが、いろんなことがありました。
いつ、晴れやかな気持ちでかの島へ行けるんだろう。
夏に、ひとまず競技抜きで訪ねたいと思っていますが、どうなることやら。