終わっちゃった

瞬く間にラリーは駆け抜けて、行ってしまいました。
初日 Leg1 で軽微な異変からたどり着いたブレーキサーボの不良。
急遽キャンセルして Leg 2 を走り不安は解消、フィーリングも戻りそこからは自分らのペースで走ることができました。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                       

もう1台のミニも無難に走って、2代共に完走。
島の人はいつも我々に温かく、そして島はいつ来ても美しかったです。

で、島で日曜日のんびりして
(実際は、初めて島を訪れる人に誠心誠意島の案内をして)

月曜日に島を出て
リバプールに着いて直後に車を再び預け
移動し
今日は Gaydon の British Motor Museum を見学
ほど近い Service の中にあるビジネスホテルに宿をとっています。

ネットの環境が悪かったり、眠かったりで無沙汰の し放題…
明日の夜のフライトで日本へ向けて発ちます。

ゆっくりふりかえりやりますので、どうぞご勘弁を;

ちょっと消化不良

いいお天気です。
Manx Rally 2025 始まりました。
詳しくは後日ふりかえりでじっくり。
今年も中継があります。

2:55:07 あたり出て参ります。

今日は SS10本のはずでしたが…
フタを開ければ3本キャンセル、割と消化不良です。

#145(氣谷組)は夕方になるのを待つ間、車の小さな異変からたどってたどって問題の元凶にたどり着き、対策をするに至りました。
車は正直です。
不調には必ず原因があります。
小難が無難、を目の前で見ました。

ナイトステージは問題を取り除いたので、軽微な不調も消えいい調子でした。
なので、5本のうち長めの2本が立て続けにキャンセルになったのは仕方ないとはいえ不服です笑

明日も道の上にいられるよう、頑張ります。

毎度何か起きるそしてギリギリ

更新できなくてすみません…
やること多めで、そして睡眠時間を優先するとどうしても。

島には一昨日(7日月曜日)に入りました。
車両をリバプールで受け取って同日夜のフェリーで島へ渡る…相変わらずせわしさ満点の我々ですが、さらにそのギリギリ感を増幅させた「事件」がありました。

先に結果を言っておくと「ことなきを得た」のですが
現地乙仲さんからの連絡で

赤いほう、ブレーキ効かないぞ

と連絡があり…

いきなり作業 笑

でもありがたいことに、仲間が我々の到着前に症状を確認、必要部品は持って出国してきていますので、ギリギリなりにギリギリセーフ…

いつも守られているのです…みんなありがとう。
さて、寝て起きたらレッキです。
また書きます。

伝えたい日本のいいもの

マン島へ毎年のように通ってラリーに参戦していますが、熱意だけで6,000マイル先の様々な事象や問題は乗り越えられません。
現地で動いてくれる人がいて初めて、我々のラリーは成り立っています。
さも、何事もなかったかのように円滑に。

企業の担当者であることもありますが、その多くは「ご厚意」に因るところが大きく…
そのご厚意に報いる一番は兎にも角にもラリーを安全に楽しんで走り切ることなのですが、何かお礼を何か何か…
全然釣り合わないんですけど。

箱根の寄木細工です。
無垢材の天然の色が規則的に組まれて何とも美しいです。
お茶をガブガブ飲むイギリス人が好んで使うコースター。
ある意味消耗品、遠方の工芸品があってもいい。

ということで、2枚をセットにして手漉き和紙で包んで水引をリボンがわりに。
英語のインストラクション(お店でくれた!)を同包しています。
上下折ったところへもう一方を入れ込んでるので、テープなどは使っていません。
手漉き和紙なので厚みがあり繊維が立ってるので、滑りも悪くテープを使わずともいい具合に形になりました。

和紙も水引も家にあったものを使っています。
この水引、いつから手元にあるんだろう…
自画自賛ですが、我ながらまぁそのへんにあるものでほどよい塩梅のラッピングができたもんです。
和のものは、ものの大小に関わらずあちらで大層喜ばれます。
西洋のそれとは趣がだいぶ違いますから新鮮に映るのと、感性の違いが随所に見て取れるのでしょう。
ちょっとした包みも、和テイストっていうのかな…非常に喜ばれます。
自分では元に戻せないから、開けて中身を見せてくれ!そして再び包んでおいてくれ!ってよく頼まれます。
(再び包んだら、出せないじゃないの笑)

ラッピングは小さい頃から好きで、中学生にしてラッピングの本を購入していました。
輸入車ディーラーで働いた後、百貨店に2年と少し居たので

京都のお店から琥珀糖を取り寄せてあるので(4月3日到着)、これに添えて感謝を伝えるつもりです。

水曜夕方のFMプログラム

NHK FM の水曜夕方は、JAZZ が流れています。
帰宅の折に聞こえてくるときまって、数年前 数年間に渡って続いていた義兄の通院の
付き添いを思い出します。

多発性骨髄腫で下肢が不自由になった義兄は、自宅で暮らすことが困難になり施設でお世話になる
ことになりました。
前後して定期受診が始まり、金庫保管を求められるような薬を使っていたので通院は少なくとも
2週間に1回という頻度でした。
数値が悪いと「また来週」。
定期受診の2回に1回は、血液製剤の点滴付き(少なくとも2時間)。
本人は通院に昼寝付き(笑)で、ずーっと車椅子に座っているより体への負担は軽減できるので
よかったのですが、付き添いは盛大な待ちぼうけです。
書類を持ち込んで廊下の椅子で仕事してました笑

運よく彼の生活圏内に多発性骨髄腫の権威が居て、施設から荒川を渡れば病院。
血液内科は激混み、そして横浜から迎えに行って通院ですから…
施設の方々も、それはそれは親身になって持病と向き合ってくれました。
家族が通院を担うことで強い連携が取れ、家族としても施設側としてもいい体制だったと思ってます。
ただ、いかんせん距離がありました。
娘は中学に入るタイミングだったので、味噌汁を作っておいてくれる位はしてくれるようになり
ましたが、通院の水曜日は食事の支度をあらましして午後の受診に合わせて本人を迎えに行く…
そういうルーティーンでした。

運よく早めに終わると、義兄を施設へ送り届ける車内で流れていたのが JAZZ の番組でした。
強い日差しの日も、氷雨の降る日も。

義兄は連れ合いを先に送ったのち、気持ちの整理がついてからは、我々の海外渡航に悉く同行。
仕事にも、ラリーにも。
殊、ラリーの時には、私がコドライバーとして乗るようになってからは(娘小1〜)娘の世話をしつつ
マン島で一緒にステージをまわったりしていました。
車も向こうでフツーに運転してたし、夫と2まわり違う義兄でしたが晩年動けなくなるまでなかなかの
バイタリティの持ち主でした。

まさか歩けなくなる日が来るなんて。
タラレバの話をしても詮ないことですが、病気の発見が早かったらまだ元気でいたのかしら。
まだラリーに一緒に行ってたかな。

水曜日、Jazz の番組が流れてくると義兄をいつも思い出します。
折しもマン島のラリーを4月の中旬に控え、細々準備も日々進めているので余計に思い出します。

先に行っててね

大黒埠頭 保税倉庫へラリー車2台を預けます。
ガソリンを空で預ける必要があるので昨夜一旦、空にしてから計算して 7L #9741 に入れました。

キャブレータ( Weber )の特性、とか
今が寒い時期であること、とか
搬入の時間にはおそらくベイブリッジが渋滞しているであろうこと、とか

ガス欠になったら、後続のトラックが前へ回って牽引することになっています。


830am 上郷は凍っています…


高速道路 80km/h でケチ走り〜さて、足りますかどうか。
案の定ベイブリッジは渋滞!でもどうにかこうにか着きました。
到着する頃ちょうど、エアを噛みだしました…読み通りっ


バッテリーケーブルを外し

現場の担当者と、コンテナに固定する紐をかけていい部位を確認。

最後に荷主(shipper)の名前を貼り付けてっと。

事務方の担当者を待って、二、三打ち合わせ。
この先は、税関と事務方とを交えて書類含めた最終の準備。
出港は26日です。

次、この Austin の紅白饅頭(笑)と会うのは…4月7日(月)リバプールの予定。
去年のようなドタバタはゴメンです。
え?次会うのはマン島っていう噂もあるけど…

先に行っててね。


そうこういう間に、エントリー受付が始まる気がする…
あぁせわしない。

今後のために

2か月ほど前になりましょうか、今後のためにミニを1台イギリスで購入、海運手続きを済ませ
もうすぐどんぶらこです。
車の到着はまだだいぶ先ですが、売主からドキュメント類が送られてきました。

スゴいな…MOT Test(車検に相当する車両の保安検査)から何から、書類っていう書類がみーんな
残っています。
新車に付属してくる ” Service Passport” も残っていました。

ファミリー間(例えば親→子)で譲渡が行われたと聞いていますが、ずっとある家族が所有した個体を
購入しました。
購入してから知ったことですが、英 Mini World 誌の 2020年頃のプロジェクトカーだったそうで、
レストアというか必要な補修をしてリフレッシュ完了するまでを、誌面で取り上げていました。
その写しも同封されていました。

到着が楽しみです。

***
到着といえば…今年の5月にマン島を走った競技車2台。
17日に入港してる…ハズ。
なのですが、日本の水際はのんびりが過ぎて盆にかかっちゃって人手が無いんだとか。
(お盆終わってるけど、なんだろうね笑)
なので乙仲さんが保税倉庫に引きとれるのが来週月曜。
それ以降に迎えに行ってきます。

なんだこれは

小生 Mini Cooper Register の会員です。
会報誌 Cooper World に、こんなクラブイベントが!

Isle of Man Mini fest…

コレは我々、外してはマズいんじゃないのか?

しかもグランドスタンドでの写真撮影の画像は、Team Japan ですよ(2013)
日程的には…例年通りでいけば、ラリーの前の週!
それはそうと、その時期に海外へ渡航って…GW どストライクじゃないか?!

***


えー、実は8月の上旬に、来年の Manx Rally の概要が発表になってまして…
来年は5月じゃなくて、4月!

4月11日(金)・12日(土) の2日間

どうする? Team Japan
どうなる? Team Japan…

Manx Rally 2024 ふりかえり番外編⑧ ホテルの窓から

今回泊まったのは、島の南西の海辺の小さな町。
今ではすっかりその面影はありませんが、その昔はリゾート地として大層賑やかだったようです。

夫が1989年に初めてラリーで訪れた時にはこの地はヒストリックカテゴリーのHQ で、海を見下ろす
高台にホテルが軒を連ね、それは華やかだったといいます。
蒸気機関車の終着駅がありだいぶ寂れたとはいえ、中心は「腐っても駅前」ひと通りの物が揃います。

我々の泊まったホテルは町の目抜き通り Station Road の西の端に面しており、滞在したファミリー
ルームからは町の暮らしがよく見えました。

銀行の隣のお店が、どうにも気になって。
“Age Concern”
2nd hand … いわゆるリサイクルショップに見えます。
店の看板は、直訳すると『年齢の懸念』。
ますますよくわかんない…

ちょっと調べると、割と簡単に出てきました… Age Concern 。
高齢者(50歳〜!)の…

老後の健康と幸福を向上させ、高齢者が必要なときにサポートを提供し、高齢者の声に耳を傾け、
社会の中で高齢者に対する前向きな姿勢を築き、島を老後を過ごすのに最適な場所にすることです。

(ウェブサイトトップページの日本語訳)
詳しくはウェブサイトをご覧いただくとして、私たちが滞在中に毎日眺めていた店舗は寄付によって
集まった古手(というか不要になったもの)を販売する店舗でした。
そこでの収益は、団体の運営資金・サービスの資金になる、という仕組みだそうです。

体調の変化とか、何か起きた時に手厚い…日本は、地域で差があるにしても介護を経験した身としては
まぁ…
でも、何か起きるその「手前」については、まだまだ足りないと感じています。
その「手前」の活動に深く関わっているのがこの age concern なんですね。
UK(各地域で独立してるみたい) にも New Zealand にも同じ名前の団体がありました。

こういうところからも感じますが、「土地への愛」が日本の感覚とは違うなぁ…と。
そのあたりは、また別のふりかえりで。