ずいぶん前なんだな

これは 2016 Rally Isle of Man 。
ミニがグランドスタンドに20台以上並んで、圧巻でした。

ダグラス市長を表敬訪問した年…
そうレッキの合間を縫ってみーんなノータイで行っちゃった、アレです。
市長と奥様は『メダル』…

スタートの日も、00カーのコドライバーをつとめてらしてノリノリでした。
レーススーツに『メダル』…笑

“Team Japan” があちらのコミュニティで定着し
…と思ったら、Rally Isle of Man は中止 ➡︎ 消滅するわ、世界規模のパンデミックだわ
コロナ明ける(梅雨みたいだ笑)と思いきや、ウクライナ x ロシアだわ…

5月にManx National Rally ありますけど、行かれないし。
マン島の定宿 Sefton Express からは、

「今年は何部屋抑えたらいいの?」

とかメール来ちゃうし。
(申し訳ないけど繰り越しといて、って丁重にお願いしました)

やれやれ。
つまんないから、動画でも見てしのぎます…

週末は、全日本ラリーに遠征します

全日本ラリー第1戦 新城ラリーが次の週末、開催されます。
残念ながら今回も無観客、規則書が出た後に競技会自体が縮小され少ないステージが更に
少なくなりました。
我々の知る海外のラリーなら半日分、を2日かけてやるようなボリュームです。
理由はよくわかりませんが、仕方のないことです。
全日本選手権を戦う競技会ですから(我々が出るのは選手権クラスではなくオープンです)、
世界的にイベントが縮小の傾向にある中ではありますが、スポーツなので選手権を戦う
イベントは、それなりの戦う機会を与えてほしいものだなぁと、個人的には思っています。

メカニックの出動を要請してますので、3/19 sat. 20 sun の2日は臨時休業とさせて頂きます


もうずいぶん前のことですね…2013 Rally Isle of Man
私こと女房殿ステージラリーデビューのイベントでした。

SS21

夫の初ラリーも同じマン島ですが、1989年は40本を超えるステージを走ったそうです。
ちょっと資料を探してみます…
さて、2013年は奇跡的にヒストリックが先に走りました。
① 4:21
② 5:24
このあたりで、我々の Austin Mini Cooper ‘S’ は登場します。


なぜ2回?…ココは海外のラリーなんかがお得意の『ループステージ』。
ループステージとはその名の通り、コースはループ(=反復)しています。
同じ箇所を二度走る、そして原則競技者のスタートは1分ごと…

つまり、何分も前(後ろ)を走る車とステージの中で遭遇する可能性があるんです。
上の図で伝わるでしょうか… “MERGE”(合流)とか書いてあって、2周目の車両と絡むかも…
もしそうなったら、速い車にとっても遅い車にとっても悲劇です笑
そして困ったことに(スペクテイターからすればボーナス笑)不思議と起こってしまうのです。

速い車からすれば、グズに道を塞がれて
遅い車からすれば、すんごいのにせっつかれるどこでどこうかな…

車内から、先へ行かせたポルシェの背中はこう見えていました笑


手前の直線でドライバーの「わーホントに来たよ」という声が入っていたのを書き添えておきます。
なんたってポルシェは直線番長ですからねっ

そして調べました!
1989 Manx International Rally は…スペシャルステージの数 42 !!
Road Book 3 掲載のアイテナリー(3日目の日程ですねコレ)
今のラリーしか知らない人は、伸びちゃうねきっと。

***
garage Grace でインスタグラム始めてみました。
うーん埋め込みが上手くいかない!
下のリンクから飛んでみてくださーい笑

https://www.instagram.com/p/CbHluTFJo0Q/?utm_source=ig_web_copy_link

ちーっとも行けないので

定休日。
今年の花粉はなかなか暴力的ですね。
私は相当軽くなっちゃったんですが、夫は大変なことに…
そんじょそこらの薬じゃ効かなくて、鼻の反応を止める薬を飲むと鼻止まるけど
他もしんどい…ので、薬を飲まずに過ごせるかと挑戦するもお使いへ出たら撃沈。
体を休める日のはずが、くしゃみばっかりしてもう何してるんだか。
筋肉痛状態だそうです、かわいそうに。

気晴らしに、こんなの見つけたので一緒に見ました。
マン島 ダグラスから海沿いに南下する崖っぷちの道、Marine Drive 。
かつてはトラムが走っていました。

Douglas Southern Electric Tramway

CG で再現されています。
ポイントポイントで、地名(停車場)や現在の地形の紹介があったりして、現地を知る人に
とってはかなり楽しめる動画なんじゃないかな。

ラリーでは SS(スペシャルシテージ)としても使います。
歴史的建造物のゲートが SS スタート。
私も、その昔トラムが通っていたルートだと知った時はかなり驚きました。
終点の Port Soderic には、ビーチと遊園地があったそうです。
今はすっかり廃れてしまっていて(ずっと行きたいと思ってるんですが、まだ行けてない)
見る影もないそうですが。
訪ねてみたい場所がたくさんあるんです…でもラリーで出かけているので、満喫してるほう
だとは思うのですが、全然不完全燃焼です笑

あーいつになったらいけるかな。
そしていつになったら夫の鼻はおさまるかな…かわいそうに。

タンクフォーム

奥に写る Big Healey 。
ワークスラリー仕様に仕上げたのはかれこれ20年以上前。
燃料がタンクの中でチャポンチャポンして競技中に安定して吸えないのを防ぐために、
競技車の燃料タンクの中にはウレタンフォームを入れるんですが、それが寿命を迎えて
ホロホロになり燃料パイプへ 侵入、息つくような状態になっていました。

我々の競技車にももちろん入っていて、2014年だったかな…本番中に悪さをされました。
思えば、我々の本番車は一年の半分近くを海運のためにコンテナの中などで過ごしてるので、
保管の環境としては割と過酷なのです。

マン島北部 TTコースのジャンプスポットとして有名な “Ballaugh Bridge” のたもとにて。
あまりしないことですが、サービスに来てもらって路上サービス中。
最初、原因がわからなくって…

ずいぶん行けていません…だいぶ記憶も薄れてきましたが、いろんなことがありました。
いつ、晴れやかな気持ちでかの島へ行けるんだろう。
夏に、ひとまず競技抜きで訪ねたいと思っていますが、どうなることやら。