Manx Rally 2024 ふりかえり⑤ Leg 2

イギリスとは思えないような青空の下、皆でアイスクリームを食べてほのぼの…
夕暮れを待って Leg 2 が始まります。
…といっても、イギリスの夏の日没はだ〜いぶ遅いのはご存知の通り。
アイテナリーによれば日没は 21:09 、我々の Leg 2 スタートは 20:59 。
補助灯を装着して、マップランプも点けて、いざ夜の部〜
相変わらず、我々のミニの助手席はミッチミチです笑

Leg 2 1本目(SS5)をフィニッシュした先のストップコントロールで

SS6 / 7 はキャンセルだから、次行って

と知らされ、拍子抜け。
観戦組は、ホテルから近いこのステージで待ち構えていたというのに…
というわけで我々は、次のステージへ進みます。
だいぶ待たされましたが、走れました。

我々が経験してきたのは9月のラリー。
5月のラリーは、木々にも道端にも花が咲き乱れてとてもキレイです。
ちなみに、これで21:46 まだ薄明るい。

ステージに公道を思いっきり使うラリーは、道路閉鎖が必至です。
競技がスタックして後ろへ押してしまうと、道路閉鎖の時間を過ぎてしまう可能性も出てきます。
過去には、いわゆる「時間切れ」でステージキャンセルを経験したこともありました。


残り2本も無難に走り…とはいえほどほどのタイム。
走りきってサービスへ戻り、明日に備えます。

Manx は毎度、パルクフェルメ(1日の終わりの車両保管)がないので、必要があれば終夜でも
車両の修復に充てることができます。
過去には、チームの別のクルーがオーバーレブでピストンを溶かし、島のミニのエンスーがエンジンを
提供してくれたので(ありえない!)、徹夜で積み替えて翌日に臨んだこともありました。
これはその年(2012)の2日目終了後の、私の様子。

何とも感傷的な1枚です。
これを撮ったのはプロなのですが、彼の背後はまさに戦場さながらで、エンジン下ろせーと、
夜明かしコースで大騒ぎでした。
そんな空気は微塵も感じさせない、夫の「何やっちゃってんだろ…ギヤ上げないからだよ…」
という声が聞こえてきそうな、そんな1枚です。


今年の我々は、Leg 1 のバーストを除いてまさに車も好調、ノートも良好。
メンテナンスも通り一遍で大丈夫そうです。
タイヤのローテーションをしながら、どこから連れてきたのかタイヤハウスに付着した泥を落とします。
メカニックと夫は整備をしてますから、このくらいは私がします笑
柄のついたブラシで払っていきます。

まーそれにしても出るわ出るわ、泥だらけで汚いこと!
メカニックには

「ねー Manx ってグラベルラリーなんだ〜 ヘー!」

とからかわれる始末。
磯臭くもあったので、夜だけじゃなくて日中の磯づたいのステージでもくっつけてきたんでしょう。
Manx Rally はターマック(舗装路)ラリーです、念のため笑

程なくして、無事もう1台も戻ってきました。

車を清めるのは翌日にして、ひととおり終わったので競技車はサービスに置いて引き上げます。

防犯と宣伝とを兼ねて、ご近所のサービスではこんな風なしつらい。
特別な車、特別な空間…うまい演出ですよね。

日付変わって 0:30am 1日お疲れ様でした。

Manx Rally 2024 ふりかえり⑥ につづく

Manx Rally 2024 ふりかえり番外編① 後発組の上陸作戦

島へ空路入るケース(人呼んで後発組)は大抵、タイトスケジュールでも
ラリー見たい!
島に行きたい!
そういう人たちです。
ですから熱意がまたちょっと違います笑
今回の後発組は3人( 50代・60代・70代 の絶妙な取り合わせ )。
クルーが Recce(試走)をしている日、昼下がりに現地入りする予定。
娘と孫はその日、Port Erin 我らが泊まる小さな町の駅前を少し散策して、往路の疲れを和らげる
のんびりスケジュール。
後発組がチェックインしたら合流して、グランドスタンドに来る手筈になっていました。

Recce 真っ最中、娘からメッセージが入りました。
「何の連絡もないどうしたんだろ…」

実は彼らの搭乗したプロペラ機は、島の南部を覆った深い霧?厚い雲?のおかげで、上空を旋回して
再度試みるも着陸できず…そうするうちに燃料がなくなってきちゃったので、給油の為にリバプール
空港へ着陸していたんです。
連絡できないわけですずっと端末はフライトモードですから…

給油を済ませ、次は無事着陸〜時間は 4:10pm(日本時間 1:10am)。
こうしてようやく後発組は、25時間かけて遠い遠いマン島に上陸を果たしました。

みなさんヘトヘト。
でも、お気付きの方もいらっしゃるでしょうか…ラリーは明日からです笑

Manx Rally 2024 ふりかえり③ Recce Day

Recce(試走)の日です。
1日で 10箇所(のべ15本、130mile )のステージを走る機会を与えられています。
通過時間を制限されているステージもあるので、それを考慮しながら走る順番を決めて臨みました。
朝、ロードブックをもらいながら Recce の受付を済ませ…

仮設トイレを使ってから(ちゃんと女性用があります!)いざ出発。
会場は諸々準備が進んでおり、公園内の芝刈りもしてありました。

昨年と同じステージも散見されるので、去年よりは楽なハズ…
去年作ったロードブックの『切り取り』、今年も用意しました。

ステージのスタートへ向かいます。
既にTC と呼ばれる時計マークの標識(時間の管理が行なわれているポイント)が設置されている
場所もあれば、そうでない場所もあります。
そうであろう場所(例えばスタートとか)に標識が見当たらないと一瞬焦りますが、大丈夫。
過去の経験から、棒っ切れがブスっと地面に足してあると、エェそれは本番に標識が結いつけられる
杭なのです〜

⬇︎ コレ ⬇︎ (RIoM : Rally Isle of Man って書いてある)

ステージの入り口へアプローチする道は、当然ながら一般車両は当日入れません。
通行止の日時が記されています。
全日本でも同様のサインが出ていますが、あぁ始まるんだなぁ…と心踊ったり、逆にシクシク心配に
なったり。

昨年の貯蓄?があるので、Recce は恐れていたよりサクサク進みます。
去年は、そうなるとは思いもよらず飲まず食わずだったので、今年はちゃんと食料・飲み物を持って
万全の体制で?臨みました。

事前に立てた計画通り、北からこなして南へ下って行きました。
道すがら、島の空港の脇を通りながら…とてもいい天気なのに妙にガスっているのに気づきます。
実はこの頃、後発隊が空路マン島を目指していたのですが…

Manx Rally 2024 ふりかえり番外編① へつづく

箸休め “Manx Rally 2024 総評”

Manx News に’Motorsport News’ の編集者 Paul Lawrence 氏が、今年の Manx Rally について寄稿して
いるのを見つけたので、リンクを貼ります。

OPINION: Guest author Paul Lawrence on this years’ Manx Rally

プロの手にかかると、我々のサービスもこんなにカッコよく…

ふりかえり、鋭意執筆中?ですので 引き続きお楽しみください(もったいぶってる?)

Manx Rally 2024 ふりかえり② 諸々準備

島へ入って翌朝。
この日は諸々準備の日です。

毎年使っていたホテルが、今年取れませんでした。
初動が遅かったのもありますが、この1年で経営母体が大手のホテルチェーンに渡り、
今までのような融通は全くきかず…
さぁホテルどうしよう。
この1年でますますイギリスの物価は上昇、高いは駐車場ないわ、イヤ参ったな。
どうする…

開き直って。
1989年 — 夫の初ラリーの年 — ヒストリックの HQ があり、宿泊もした PortErin の宿を当たって
みたところ、どうやら空いてる。
島の西のはずれに位置する小さな港町、蒸気機関車の終着駅でもあります。
去年まで利用していたホテルから、10分足らず…全く気にならないのでここで決めました。

Falcon’s Nest Hotel(隼 : ハヤブサ の巣)
古いホテルのようで、部屋のドアは普通の家のように鍵を回しながらドアノブを回すタイプ。でも修繕されていて設備などは快適に使えました。
(エアコンはなかったな)

朝食は English Breakfast のビュッフェスタイル。
卵の調理の方法はその日で違うので、あれこれは選べませんが好きなものを好きな分だけ、とても
充実していました。
マッシュルームが毎日食べられるのがすごい嬉しかった!

***
サービスの準備です。
毎年陰に日向に助けてくれる、お助けマン John さん。
彼が仲間と利用している Mini Emporium の片隅に、Team Japan が一部を使わせてもらっている
コンテナがあります。
そこへ機材を取りに行き、John さんが貸してくれる 4WD に積み込みます。
何から何までお世話になりっぱなし。

さぁ、サービスパークへ。
昨年と同じ場所でした。

仲間の間でなぜか思い出深い、グランドスタンドのトイレ。
ロックが付いて(我々の滞在中はフリーでした)、有料で運用する期間もあるようです。
トイレの管理だって、消耗品とかコストかかりますからね…当たり前といえば当たり前です。
“NO CLIMBING” TT の観戦とか、見えなすぎて登っちゃう人がいるんでしょうね。

いつものように設営が済んだので、昼食。
こちらも毎年1度は食べに来る “Cat with No Tail” 。
裏庭が広くて、モク助(煙草喫)がお気に入りです。

***
少し遅めのランチをとってから、ホテルへ。
私ともう1組のクルーのコ・ドライバーは、明日の Recce(試走)に向けて予習するため居残り。

昨年、コロナ明け(っていうのかな)に復帰してから、ペースノートは自作です。
もう一方のクルーは、ドライバーの負担を考慮して購入、我々もかつてはそうでした。
ドライバーこと夫曰く、自作のノートを使うようになってから格段に「踏める」ようになったと
言っていますし、実際のところ段違いに乗れています。
ペースノートの功績だけではないようにも思えますが、でもやはり自作のものは感覚に沿うようです。
(当たり前ですよね自分で作ってるんだから)
安全と速さのために( safety = fast …なーんかどっかで聞いたような)大変だけどノート作ります。
昨年走ったステージがいくつかあるので、そのまま使えるのもあれば新しいセクションと組み合わせて
だいぶ圧縮できそうです。
あーコレコレ ”Safety Fast”


残りの人は自由に午後のひとときを過ごしました。

***
夕食はホテルから歩いて行かれるパブへ。
蒸気機関車の駅ですが、「腐っても」駅。
ひととおりのものはあるし、かつて使っていたホテルよりそういう意味では便利です。
夫が1989年に滞在した時にはこの駅、手動の転車台がありました。
今は向きを変えず、ダグラスから走ってきたそのままでバックして運行しています。
我々の滞在中、Port Erin の発車時刻は、10:00 / 12:00 / 14:00 / 16: 00 の4本。
発車の時には汽笛を鳴らし、まるで教会の鐘が時を知らせるようで、何とも趣がありました。

帰り道に明日の食料(スタートはホテルで朝食が食べられる時間ではないのです)を買い込んで、
本日は終了。
翌日は Recce 、短いスケジュールで到着する観戦組3名が島にフライトで到着します。

Manx Rally 2024 ふりかえり③ へつづく

Manx Rally 2024 ふりかえり① 実は車が…

涼しい顔をしていましたが早々と送り出した競技車、4月の中旬までは順調に航行。
ところが…
急遽、英 Felixstowe に寄港、それから蘭( オランダ ! ! ! )antwerp に寄港、と予定が大幅に変更に
なりました。
Felixstowe に寄港した時に下ろせればよかったのですが、行き先でコンテナの配置は決まるので、
終点まで予定していた我々のコンテナはおそらく一番下。

毎日トラッキングをチェックしていた夫が、青くなって船会社に問い合わせ。
ところが日本法人は変更不可の一点張り。
もしアレンジできなかったら…どれだけの損失、同行する人もいるのにどうなってしまうの ? !
本社(スイス)、UK 法人、現地のエージェント…夫はやや気が狂いそうになりつつも、日常の作業を
激しくこなしながら、どうにかコンテナの向きを1日でも早くUK に向けられるよう必死にやり取り。
そして、不安に押し潰されそうな日々を過ごすこと数日。
やっと道筋が立ち、Antwerp – Felixstowe の船に乗り換え(別途費用発生…)、そこから鉄道に乗り
Liverpool へとアレンジすることができました。

Mon 29 Apr. Antwerp
Wed 1 May Felixstowe
Thu 2 May Liverpool

UK は6日(月)がバンクホリデー…つまり3連休、我々がイギリスに着いたのは6日。
もー!過去一番のギリギリっぷり。
ありえないんですけど。

現地エージェントのヤードまで着いたら、当初頼んでいた Manx Man のラリー仲間のところまで、
そのの友人が運んでくれてありました。
フェリーが出港する、Albert Dock からすぐの場所。
あぁ…やっと会えた。

Manx Man のその人は、複数の自動車メーカーのディーラーを持つ会社の CEO 。
Mini やPorsche でラリーをやっていて、今回は0カーを彼が勤めると彼の友人から聞きました。
ガレージには、過去に出場したラリーのゼッケンやプラークがびっしり!

とにもかくにも、どうにか間に合いました。
荷主が現地に行けば…とか
レッキ(試走)している間に誰かに運んでもらわないと間に合わないかも…とか
いろんなことを考え、いろんなことが頭をよぎりましたが どうにかなりました。

無事の再会に心の底から安堵して、夕刻のフェリーの時間はまでは徒歩で Albert Dock で過ごし
ました。
そしていよいよ乗船、今年は去年留守番だった娘とその娘も一緒です。

この写真は午後9時半、イギリスの陽の長い夏の始まりを感じさせる夕暮れ?がキレイです。
前方はマン島、波はすこぶる穏やかでこれまでの不安がウソのようでした。

あのまま何もせず(そんなことはないだろうけど)乗っていたら、Liverpool につくのは5月18日
になるところでした。

あらやだ 昨日じゃないの笑

Manx Rally 2024 ふりかえり② へつづく

来週の今頃は…

本日は5月4日 日本時間 230pm
1週間後は、Manx Rally 2日目の朝 630am

2日目、car 1 は 901am スタート。
car 142 は…まぁざっくり2時間後くらいのスタートですから、のんびり朝食でも食べてる頃かな。
何としても道の上に残らないと。

さて、マン島の FM で Local Hero とも言うべき Mark Higgins 様からのメッセージが発信されました。
来週のイベントのことと自身のキャリアについて話しています。
同じ動画で、イベントディレクターがボランティアを引き続き募っていることを話しています。
我々がよく使う White Stone Inn(パブです)で、初心者向けの講習会も行うようです。

https://www.facebook.com/plugins/video.php?height=476&href=https%3A%2F%2Fwww.facebook.com%2F3FMradio%2Fvideos%2F462794916245904%2F&show_text=false&width=476&t=0

エントリーリストも公示されました。
上で触れた様に #142
確か…2009年にマン島に復帰した時と同じゼッケンです。

この写真、だいぶ有名になりました。
これは2009年、#142 です。

ラリーエントリー事情

日本でラリーにエントリーするのは、結構大変です。
(私がそうそう思うだけでしょうかね)

海外のラリーへのエントリーは割とシンプルです。
– 乗り手の情報
– 乗り手の使用する safety equipments の情報
– エントリー車両が何か

車の細かい仕様については、ラリーの主催者に特に申告する必要はないんです。
なぜなら車の仕様については、車両に沿うている書類に明らかだから

競技で使う車両には、英国なら Motorsport UK など各国の ASN(Autorite Sportive Nationale
: FIA によって公認された各国の自動車スポーツを統轄する団体、日本では JAF が公認を受けている)
等によって承認を受けた、車両の仕様書が付属することを求められます。
海外で使っているグレイス店主の車両…今頃アムステルダムにいる赤い子は、Competition Car Log Book の発給を受けています。

更に、あの赤い子はヒストリックカーなので、Historic Rally Vehicle Identity Form を申請、承認を
受けています。
基本は当時あったものに準じるのですが、安全面の観点からエボリューション(進化…つまり当時
なかった仕様に変更)を許されるものなど、厳しい規制の中で車を仕上げます。
その上で、指定された角度からの車両の各部位の画像を貼り付け、スペックを明らかにし、申請 / 承認
を受けます。
規制の中で許されるモディファイを施した場合などは、都度申告します。
書類の有効期限は10年、必要であれば改めて申請します。
仮に競技者の持ち主が変っても、その書類は車両について回ります。

サスペンションについて示すページ。
撮影の範囲や角度が細かく指定されます。
特定の部位の改ざんやチョンボが横行する車種は、特に細かく「そこ」が映るよう指定されます。

規定外のものは承認がおりませんから、その書類があるということは車両に間違いがないということ
の証なわけで…主催者が車のことを根掘り葉掘り聞かない(聞く必要がない)のはそういうわけ。
JAF ではそうした管理/監督をしていないので、競技会に出るたんびに申込者は主催者に提出、
一方の主催者は全部に目を通して適するかどうかを判断する、という仕事が増えます。

細かく聞かれるのは、Safety Equipments の種類や有効期限。
この領域は技術の進化著しく、使用期限が厳しく決まっています。
バケットシート、シートベルト、ヘルメット、FHR(hans など)、レーススーツ、消化器の
製造メーカー、モデル、使用期限などを、エントリーの際に事細かに申告する必要があります。
(これらはもちろん、車検で現物を確認されます。)
日本のラリーに申し込む時も、そのあたりは聞かれます。

ずいぶん考え方が違う…というか、日本のそれは合理的でない。
モータースポーツ後進国だから仕方ないのかな。

強そうでしょ

終わったー!
これで、登録に向けて書類作れます。

この足下、いかがですか?
強そう…黒がピリっと締まります。

久々に稽古?

着物を引っ張り出して、帯と小物の取り合わせなど試してみました。
正直、車中心の私の暮らしに和装は合いません。
ですから、普段から着ることはせず「何かの折」に袖を通します。

冠婚葬祭とか
入学/卒業の式典とか
レセプションとか

着付けを独学で(先生はYouTube)身につけたのは、そうした場面で自分で支度ができるように
なりたかったから。
子供の式典、お呼ばれした結婚式、嫁した家の家長の法要…着物で臨んできました。
自分で買った着物はあまりないのですが、母や叔母があつらえてくれたもの、叔母やその友人から
譲り受けたもの、喪服は袷(あわせ)/ 夏物(絽) どちらも父方の祖母のものを直してきています。
娘にも、和装に対して少なくとも私くらいの感覚を身につけて欲しいと思って都度、目の前で見せて
います。
暮れの、内輪で集まるパーティーには着て行ってます。

5月にマン島へ渡って、ラリーに出ます。
ラリーが終わった日の夜、表彰式がある予定。
昨年出ましたが、マーシャルに感謝しながら皆で検討を称え合う、とても和やかな会でした。

(クラス3位になったので。H1クラスの面々と。)

着物、着ていこうと思って。

温かく迎えてくれる島の人、運営サイドの方々に敬意を表す意味でも。
あちらの方はアイデンティティを重んじます。
日本人はどこか、アイデンティティを大事にするその感情をカッコ悪いと思ってるのか、はたまた
日本人であることが恥ずかしいのか、軽んじる…というか気にしない人が多すぎます。
家庭レベルで教えないのか、なんだかよく知りませんが…
学校でも、最低限の作法とか教えるべきだと思うんですよね。
うっかり「変なの」を教えられても困っちゃいますが…
『胃袋に手を当てるお辞儀』とか…笑
日本のお辞儀は、両の手が自然に前に滑ります。


去年あちらへ行った時、ちょうど八重桜が満開だったので小桜の小紋にしようかなーと思って。
地色が黒、夜だし桜夜っぽくていいかな。